尾瀬の旅も最終日(7月5日)。やっと青空が広がった上州に後ろ髪を引かれつつ上越―東海道新幹線と乗り継いで帰途につきました。
東京駅での乗り換えの短い時間に、コンコースのエキュート東京で、「300円引きですよ」のかけ声につられて買った「極上鉄火丼ミニ」(700円)です。マグロが自慢のつきじ喜代村製でした。
尾瀬には会津駒ケ岳、至仏山への登山に行ったはずなのに、天候が悪くてどちらも登頂しませんでした。おかげでこのブログ「尾瀬の旅2017」は、まるでグルメ旅行の様相になってしまいました。
ラベルをよく見ると、消費期限が午後6時となってました。それで値下げしていたのです。
わたしが食べたのは午後5時の「のぞみ」の発車直後でした。問題ありません。
この日は、山ノ鼻の尾瀬ロッジをスタート。男性3人で、至仏山を目指しました。
30分ほど登って森林限界に達しました。ところが、また雨。道路状況も最悪で、わたしはこれ以上進む気力が失せて、ここでリタイアしました。
元気な2人は至仏山の頂上に立ちましたが、辺り一面、何も見えず。鳩待峠に下る稜線は雪渓に覆われ、ルートを見失ってちょっと怖い目にもあったそうです。
いったん鳩待峠まで下山して、再び稜線を上りました。尾瀬が原が見渡せる原見岩まで登ってくると、別行動だった女性2人が弁当を開けていました。
わたしも昼食にしました。尾瀬ロッジで頼んでおいた弁当です。
にぎり2つに漬物と、これまでになくシンプルです。ボッカの荷揚げに頼っている山小屋ですから、これで十分です。
ちょっと上部には雪渓も残っており、ここでUターンしました。
眼下に尾瀬が原が広がります。
やっと夏らしい空になってきました。
雲が流れて、やっと燧岳の双耳峰が姿を現しました。帰る段になって・・・。
鳩待峠は、バスで到着したハイカーが次々に尾瀬が原に吸い込まれていきました。
鳩待峠では、申し合わせたようにハトがお待ちしてくれてました。
鳩待峠から上越新幹線の上毛高原まではバスで3時間、3500円ほどします。タクシーの客引きをしていたおじちゃんとトータル2万円(1人あたり4000円)で交渉成立。ゆったりとしたシートで眠っていると、半分の時間で上毛高原に到着しました。
駅そばがありました。これは食べるしかありません。「きつねそば」(330円)をかき込みました。つるりとよいのど越しでした。
上越新幹線の「Maxとき326号」はオール2階建て。自由席でくつろいでいると、すぐに東京でした。