小田原 「はげ八鮨」のおまかせ丼

はげ八1

 小田原で食べました。駅ビルも立派になってましたが、ちょっと歩いてみました。「はげ八鮨」です。おまかせ丼(1155円)は、とれとれのアジがいっぱいのってました。みそ汁も付いてます。

はげ八2

はげ八3

 雑居ビル内の、ここが寿司屋という店でしたが、常連さんも多いようでした。

東京・大手町 「リトル小岩井」のバジリコ

リトル小岩井1

 東京・大手町の大手町ビル地下街にある「リトル小岩井」です。わたしが東京本社に出張するようになって30年近くになりますが、時間がない昼食は、いつもここです。最初からあったのかも、今では定かではありませんが、長いつきあいです。
 「正しい日本のスパゲッティー」です。「パスタ」なんてことばは似合いません。柔らかく茹で上げた極太の麺が、たくさんの具とともにフライパンで炒めてあります。
 「バジ大に別盛り」。これがわたしのお決まりです。入っているのは大葉(バジルではなく、メニューにはこう書かれていいます)、豚肉、海老、マッシュルーム、タマネギ、ピーマン…そんなところでしょうか。小岩井牧場と関連があるのか、粉チーズがテーブルにドンとのってます。スプーンですくって、山盛りにします。
 最初のうちは、いくら食べても減らない感じです。それほどの大盛りです。

リトル小岩井2

 「別盛り」の意味はこの通りです。キャベツの甘酢漬です。小さなほうは、だまっていても付いてきます。それに別盛りが加わり、一つにして食べます。油でねばねばした口の中がさっぱりします。

リトル小岩井3

 これでも昔と比べるとメニューが増えました。

リトル小岩井4

 大手町というビジネス街にあって、安くて(わたしは660円)、ボリュームがあって、おいしいとあれば、いつも行列です。店内は狭く、14席しかありませんが、相席でどんどん詰め込みます。客ももくもくと食べて、すぐに席を立つので、わりに回転は速いです。右側はサンドウィッチなどのテイクアウトですが、こちらにも行列ができます。

近江・長浜 「北ビワコホテル グラツィエ」の和食会席

北ビワコ1

 NHK大河ドラマ「功名が辻」でブームになっている長浜です。重なるもので、この秋だけで3回目です。湖岸にある「北ビワコホテル グラツィエ」で和食会席を食べました。

北ビワコ2

 

北ビワコ3

 娘が通う大学の美術学部後援会が毎秋、各地の寺院を訪ねるバスツアーを行います。5年目にして、初めて参加しました。長浜の大通寺と、甲賀の櫟野寺(らくやじ)に行きました。
 1人5000円(2人9000円)のツアーなので、貸し切りバスの運賃などを計算したら、昼食は期待してませんでした。ところが、ちょっとした会席で、ビールまで付いてます。すっかり満足しました。

北ビワコ4

 「一豊と千代の功名膳」というののもあるようです。

続きを読む 近江・長浜 「北ビワコホテル グラツィエ」の和食会席

大津・石山寺 「小松家」のしじみめしセット

小松家1

 西国十三番札所、石山寺の前を通りました。紫式部ゆかりの寺です。紅葉はしてませんが、三連休とあってどっと観光客がやってくるのでしょう。まだ10時半で、門前も静かでした。それでも昼飯にしました。名物のしじみ飯が食べたかったのです。
 観光客相手に「しじみ飯定食」のメニューが並びます。でも2100円だったり、1850円だったり。これを食べるほどお腹は空いてません。
 「しじみめしセット」(950円)と、ちょうど良いボリュームの店を見つけました。「小松家」です。この日最初の客でした。炊きたてのしじみ飯です。5ミリほどの小さなしじみが炊き込まれていますが、ほどよく出汁になっています。
 昔は目の前の瀬田川でしじみがとれたのでしょう。きょうのしじみの故郷は、不明です。

小松家2

小松家3

 しじみ汁のほかに、しじみ山椒煮、じゃこ山椒ともう一品が並んでいました。肉の大和煮のような感じもしますが、舌触りがちょっと違うなと、それでもおいしく食べました。あとでメニューを調べると、「畑のお肉」でした。大豆グルテンですが、臭いもありませんでした。

小松家4

小松家5

大津・坂本 「ちゃんぽん亭 をかべ」のちゃんぽん

をかべ1

 琵琶湖の西岸を近江今津から瀬田唐橋まで。70キロ余を走りました。
 
 正午を過ぎました。おなかが空いてきました。JR山崎駅前のコンビニで買ったサンドイッチを、快速の中で食べたきりです。
 堅田で食べようと、わき道にそれて、商店街を走りました。でも、気の利いた食堂なんてありません。国道に戻ると、ラーメン店やらファミレスはあります。でも食指が動かず通り過ぎてしましました。で、雄琴を横目に、坂本をすぎ…。もう駄目だと飛び込んだのが「ちゃんぽん亭 をかべ 下阪本店」です。
 「あたり」でした。ちゃんぽん並(650円)です。レンゲですくったスープは、あっさりとしています。和風(?)ですが、いい味だしてます。キャベツも豚肉もたっぷりです。麺は、黄色っぽいです。これもうまい。
 かわっていたのが、テーブルにドンと置かれた黒酢です。「臨醐山黒酢」は、岐阜県で米だけで作られているそうです。これをスープに入れると、ちょっと甘いような不思議な味になりました。さらに、穀物酢もたらすと、酸っぱい味が広がって、またこれはこれでいけます。常連客を観察していると、最初から穀物酢をどばどばとかけている人もいました。 

をかべ2

 彦根に総本店があるようです。長崎チャンポンとはひと味違った、「彦根ちゃんぽん」でした。
 餃子も食べましたが、こちらはごくごくフツーでした。

をかべ3

 国道沿いの何の変哲もないラーメン屋の風情でした。

京都・西舞鶴 「ラーメン一丁」の辛口ねぎラーメン

一丁1

 「ちょっと辛いですよ。よろしいですか?」と念を押されながらも頼んだ辛口ねぎラーメン(810円)です。麺が見えないほどの山のようなねぎです。その上に唐辛子がドバッ。チャーシュウの下には、ラー油のような赤い油が。醤油味のスープはさほどではなかったですが、さすがに辛い、でもおいしかったです。この季節でも汗をかきました。
 京都・西舞鶴の国道27号にある「ラーメン一丁」です。何回かきたことがあります。

一丁2

 人気のから揚げも頼みました。単品でも280円、昼はセットでも同額でサラダとご飯がサービスです。パリッとしておいしいから揚げです。

一丁3

 女房の実家はもう近くです。クルマのキーを渡して、「生中」です。食べ放題のキムチは、十分ピリッとはしていますが、甘くておいしい自家製です。

一丁4

一丁5

 店の玄関脇には仏像がならんでいます。店内はエスニックな雰囲気です。

阪急・川西能勢口 「new KOBE」 の豚しゃぶW

NewKobe1

 阪急・川西能勢口です。あまり来ることはありませんが、いやあ、立派なものです。駅ビルと通りを隔てて、阪急百貨店がはいる「アステ川西」があります。
 食堂街を歩いて、しゃぶしゃぶ・すき焼きの「new KOBE」に入りました。どこかで聞いた名前だと思ったら、堂島地下街にも店があるようです。梅田に本社があったときに、よく利用していました。
 豚しゃぶダブル(829円)は、肉がちょっと多めです。といってもしれてますが。味は、まあ肉の味以外は、どこで食べてもあまり変わりません。しゃぶしゃぶだから、当然でしょう。

newKOBE2

NewKobe3

JR中央線塩尻駅の山菜釜めし

釜めし1

 信州・白馬へ旅しました。きのう29日の朝昼兼用の昼食です。塩尻駅で特急しなの(名古屋→長野)から、特急あずさ(千葉→南小谷)に乗り換えました。ホームの売店は、名古屋につながるホームが「しなの」、新宿の方は「あずさ」となってます。そこで懐かしい釜めしを買いまいした。
 学生時代によく山に行ったころは、塩尻駅では列車の進行方向が逆転してました。「弁当、弁当~」というホームの弁当売りも姿を消して久しいです。でも、陶器の焼き物にはいった釜めしは変わってません。
 山菜釜めし(カワカミ製、820円)には、味付けご飯にいろんな具がはいってます。ワラビ、ウド、なめ茸、木耳、フキ、姫タケ、れんこん、椎茸、鶏肉、栗の甘露煮、ウズラの卵、しょうがといったとこどろです。
 やっぱりおいしい。ペロリと平らげましたが、この陶器の容器をどうしたものか。昔ならもって帰って下宿の灰皿している友もいましたがねえ…。

釜めし2  釜めし3

岡山駅弁「桃太郎の祭ずし」

祭りすし1

 JR岡山駅の駅弁といえば三好野本店の「桃太郎の祭ずし」(950円)です。桃太郎のイメージから、桃を形どった容器に入ってます。
 きのう13日昼、岡山発高知行きの特急「南風8号」が阿波池田を過ぎ、窓の下の小歩危、大歩危を見ながら食べました。

祭りすし2

 祭ずしといえば、ままかりは欠かせません。ニシン科の小魚です。「あまりにおいしいので、ご飯がなくなり、となりの家に借りにいくほど」だから「ままかり」という名がついたとか。それほどには美味しいとも思えませんが、でもままかりです。

祭りすし3

 鰆、穴子、ままかり、シャコ、蛸、鯖、海老、浅蜊、筍、椎茸、蓮根、金糸玉子、山菜、そんなもんでしょうか、入っていたのは。

祭りすし4

幻となった「丸子の宿」のとろろ汁

丁子屋1

 東海道五十三次を歩く今回の楽しみは、鞠子(丸子=まりこ)の宿で食べる名物のとろろ汁でした。

丸子の宿

 安藤広重描く「東海道五十三次」のうちの「鞠子」と同じ風景が、目の前にあります。

丁子屋2

 「丁子屋」は、慶長年間の創業です。それがずっと続いているとは。
 でも一番繁盛しているのは、現在のようです。国道に沿った裏手には、観光バスが何台もとまれるような大きな駐車場がありました。

丁字屋3

 え、え、えーっ。開店は11時からです。まだ30分はあります。予想されたことではあれ、ここを通過するのがちょっと早すぎました。急ぐ旅でもありませんが、「腹も減ってない」と自分自身を納得させて通り過ぎました。

丁字屋4

 付録の写真です。ちょっと歩くと、こんな看板が。
 とろろ汁を食べながら「ご休憩」するのでしょうか。アイデア倒れだったようで、休業中です。

芭蕉碑

 追加画像です。
 「イリさん」ご指摘の芭蕉の碑もありました。「梅わかな丸子の宿のとろろ汁」と読めます。
 弥次さん、喜多さんは、にわか雨に降られてほうほうの体で茶屋に入ったところ、店では夫婦げんかの最中で、とろろ汁にありつけなかったという「膝栗毛」の碑もありました。