Hotel De France 朝食はちょっとあわただしく

 【2010/09/21】

 ウィーンでは、リンク沿いにあるHotel De Franceに宿泊しました。このホテルは2度目。わたしたちのリクエストでした。
 朝食は広いダイニングで。料理も豊富です。

 赤いパプリカがおいしいです。とはいえ、卵にハム、ベーコンにパン、コーヒー。決まり切ったものを食べてます。

 ゆで卵も食べました。ちょっとフルーツも。

 Hotel De Franceは、1872年創業で、かつて作曲家のブルックナーも定宿にしていたという老舗高級ホテルです。

 【09/23】

 22日朝は、朝早くにグラーツに行ったため利用せず。23日朝は、メンバーは帰国の途に。私たち夫婦はザルツブルクへの1泊旅行に出発です。
 あわただしく朝食をすませ、スーツケースを預かってもらい、Westbahnhof/西駅までタクシーを飛ばしました。

 【09/25】

 ザルツブルクで1泊した後、最後の宿もこのホテルでした。部屋は、これまでにない広さで、トイレはバスルーム内と独立したのが2個所にありました。必要なけど・・・。
 この朝の食堂は空いていたので、オムレツを頼みました。注文を聞いてから、その場で焼いてくれます。

 ハム、チーズ、パプリカ入りです。

 「チーズはいるか?」と聞いてくれました。どんな風に調理するのか、じっくりと拝見しました。

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Wien Meidling 駅のホームでパンをかじる

 【2010/09/22】

 ウィーン滞在中の1日、独りでオーストリア南部のGraz/グラーツへ出かけました。出発が早いので、ホテルの朝食を食べずに飛び出しました。 
 OeBB/オーストリア国鉄の南部行きの路線は、Wien Sud/ウィーン南駅から発着します。でもここは工事中のため、現在はその先のWien Meidling/ウィーンマイドリンク駅から発車します。オペラ座前からBaden/バーデン行きの電車に乗ってやって来ました。とりあえず朝食です。
 地下鉄との連絡通路にいくつかの店が開いてました。そこで買ったパンです。野菜とハムがたっぷりです。

 コーヒーはカフェオレだったはずです。

 朝食をtake away(こちらではtake outとはいいません)する人でにぎわってます。

 自動販売機でジュースも買ってみました。

 通勤電車が次々と発着します。

 オーストリー・パス(3日間)を買っていきました。駅の窓口でヴァリデート(使用開始の証明)を受けました。

 わたしの乗るEC/ユーロシティー(急行)が入線してきました。隣国スロヴェニアのLjubljana/リュブリャナ行きです。車両は赤いOeBBだけではなく、初めて見るスロヴェニア国鉄の水色・コンパートメンとの混成です。
 アドリア海まで乗っていきたいです。

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シェーンブルン宮殿 マリア・テレジア・イエローに輝く

 【2010/09/21】

 ウィーンが誇る世界遺産「シェーンブルン宮殿」にやって来ました。
 女帝・マリア。テレジアによって、美しい宮殿となりました。その外壁の黄色は「マリア・テレジア・イエロー」と呼ばれます。

 スパッと平面に刈り取られた樹木が、

 ハプスブルク家の紋章になっている「双頭の鷲」が空をにらんでいます。

 はるかかなたの丘に「グロリエッテ」が建っています。最初にここを訪れたときは、暑い中をあそこまで歩きました。
 今回は宮殿内を見学しましたが、撮影はNGです。「会議は踊る」で有名な大ギャラリーは修復工事中でした。でも半分はみることができて、その豪華さの一端をかいま見ました。想像していたほどは大きくはありませんでした。

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Hotel Baurs Park おいしい朝食

 ハンブルクで4連泊(ChorMaterメンバーは5連泊)しました。ホテルは郊外のBlankenese/ブランケネーゼにあるBaurs Park/バウルス・パークでした。レストランを兼ねたこぢんまりとしたところでしたが、わたしたちはキッチン付き、ベッド・ルームは別というゆったりとした快適な部屋でした。

 17日
 ジュースを取り、コーヒーを頼んで、まずは偵察。 

 18日
 温かいスクランブルドエッグがおいしいです。

 19日
 2日目とほぼ同じです。皿に載っている小鉢は、シュリンプやピクルスだったり。ちょっとおしゃれです。

 20日
 この日もパンはカイザーロールとクロワッサンの2つです。

 ゆで卵を毎日食べてました。そのうえ、1個余計にいただいて、部屋で食べたことも。

 明るくて気持ちのよいダイニングルームです。

 シリアルの類もありましたが、手を出してません。フルーツも豊富です。

 ハンブルク中心部からはちょっと離れています。長期滞在者もいて、あまり観光ツアーが使うホテルではないようです。静かでよかったです。

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ブランケネーゼ マロニエの木陰で

 【2010/09/18】

 ハンブルクでは、郊外のBlankenese/ブランケネーゼのホテルに5連泊しました。あたりはハンブルクでも有数の高級住宅地で、広くて立派なお屋敷が、緑の間にゆったりと建っていました。公園も広くて、静かです。朝の散歩に、ゆっくりと歩きました。

 ChorMaterのメンバーは、本番前のひととき、この木陰でリハーサルをしました。
 わたしはいませんでしたが、通りすがりの人たちが立ち止まって聞いてくれたそうです。散歩中のわんこも、輪の中に入ってきて喜んで走り回り、あとで主人にえらくしかられてショボンとしてたそうです。

 この大木は、ひょっとしたらマロニエ(セイヨウトチノキ)でしょうか。

 わんこもこんなところを自由に散歩できて、幸せでしょう。

 大木が実をつけています。これがマロニエの実でしょうか。

 イガはつけてますが、クリのようなトゲはありません。

 内部には栗色の実がつまっています。

【2010/09/22】

 こちらは後日、オーストリアのグラーツ旧市街で見つけたマロニエの実です。

 マロニエの大木の向こうは王宮です。

 中央広場で見かけた焼き栗屋さん。「MARONI」とありますが、すべてがつながるのでしょうか?

焼き栗の裂け目がきれいにそろってます。日本のやきぐりでは、こうはいきません。それにしても、食べておくのだった。くやまれます。

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DVD vol.1 St.Nicolai がやっと完成しました

 ChorMaterの旅から帰国以来、ほぼ毎夜のごとく奮闘してきたDVD作製です。動画を扱うのは初めてだったので、ちょっとてこずりました。
 第1集「St.Nicolai,Lueneburg」は、細かな点では不満も残りますが、とりあえず完成です。間もなく、皆さまにお届けします。
 
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レーパーバーン そこはビートルズの聖地

 【2010/09/18】

 Reeperbahn/レーパーバーンは、かの「飾り窓」(わたしは行きませんでした)もあるハンブルクの歓楽街です。
 The Beatlesといえば、英・リバプール出身と思ってましたが、実はここが誕生の地ともいえるんです。
 S-Bahn/郊外電車のレーパーバーン駅(地下)から階段を上がると、目の前がBeatles Platz/ビートルズ広場でした。ステンレスの枠だけの造形をよく見ると、4人組でした。向こうがGrosse Freiheit/グローセ・フライハイトというビートルズゆかりの通りです。

 

 雨に濡れる造形のには、それぞれのプレートがついてました。

 グローセ・フライハイトを進み、36番地までやってきました。

 ここらあたりで、無名のビートルズは下積み時代、演奏していました。

 39番地にあった「Star Club」跡地にはモニュメントがあることを、あとで知りました。近くまで行ってたのに・・・。

 ビートルズ広場の横には、「BEATLEMANIA/ビートルマニア」というビートルズ博物館があります。

 エレベーターで5階まで上がり、グルグルと降りてきますが、各部屋に当時のビートルズがいます。 

 John Lennonが雇用主に提出した自筆の履歴書です。

 一緒に旅をした指揮者のK先生は、クラシックのテノール歌手です。高校時代は軽音楽部に所属した、大のビートルズ・マニアでもあります。ちなみにわたしと同じ高校です。かつて、ハンブルクには行かれたことがありますが、できたばかりのビートルマニアの存在をお伝えすると、真っ先に飛んで行かれました。「よかったですよ。みんながビートルズを口ずさんでいるんです」と、めちゃめちゃ感動しておられました。

 日本画のジャケットがついたドーナッツ版もあります。懐かしい。

 Beatlemaniaのパスポートと入場券です。
 

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ヘルブルン宮殿 水と戯れる

 【2010/09/24】

 旅の最後の1日は、Salzburg/ザルツブルクでゆっくりと過ごすはずでした。ところが、あまりに天気が良いので郊外にある大指揮者、ヘルベルト・ファン・カラヤンの墓参りにバスで出かけました。その2つ手前のバス停がSchloss Hellbrunn/ヘルブルン宮殿でした。2駅とはいえ、いなか道は相当な距離があるのでバスで戻りました。
 宮殿の見所は、Wasserspiel/水の庭園です。

 このあたりはフツーの噴水です。

 思わぬところから突然、水が噴き出します。

 キャーッと声があがります。

 ししおどしのように、口の中に水がたまると、パクリと口を開いてはき出します。

 勢いよくカップが空中を踊ります。

 緑色の玉は、逃げ出しません。

 大きな仕掛けも、水の力で動いてます。

 精巧です。それぞれが、きっちりと動いてます。

 宮殿で一番有名なのは、こちらでしょう。映画「サウンド・オブ・ミュージック」で恋人たちが語らっていたパビリオンが残っています。

 ヘルブルン宮殿は、大司教の夏の宮殿として1613-15年に建てられました。ザルツブルクの中心から南10キロほどのところにあります。

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ハルシュタットに流れる静かな時間

 【2010/09/23】

 ChorMater/コールマーテル・ドイツ公演の旅は最終日を向かえ、メンバーはウィーンの空港から帰国の途につきました。わたしたち夫婦は、さらにザルツカンマーグート地方のHalstatt/ハルシュタットへ向かいました。以前の旅では行けなかった心残りの地でした。
 OeBB/オーストリア国鉄のHalstatt/ハルシュタット駅で降りて、小さな船でハルシュタット湖を渡りました。船着場から教会の角を曲がると美しいMarktplatz/マルクト広場に出ました。振り返ると教会の尖塔が、青い空に突き刺さってます。

 マルクト広場です。ここだけが広いスペースです。 

 のんびりと歩きます。

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 冷たい水が流れています。

 なんていう花なんでしょう。鮮やかです。

 【追伸】(園芸好きの知り合いが教えてくださいました。ありがとうございます。)
 〔フクシア〕です。ホクシアとかホクシャーとかもいうらしい。女王様の耳飾りと言われ、欧米ではポピュラーな花だそうです。ただこの園芸品種は、主に夏涼しい南米アンデス高地の原種から改良されたものなので、日本のような夜間の高温が苦手。改良され暑さに比較的強い品種も出てきたようです。いろんな色と形の組み合わせが出ています。

 のこぎりやおのなど大工道具が壁に飾られています。

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 ハルシュタットは岩塩の採掘で栄えた町です。その昔、塩鉱で取れた塩を担いで山を下ってきた婦人たちが、荷物を肩に担いだままひと休みしたベンチです。

 町の端まで歩きました。ここから振り返る湖面に映る町が最高です。

 この後、かわいいケーブルカーで塩鉱の入り口がある山の中腹まで登り、見晴らしの良いテラスでゆっくりと食事を楽しみました。

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ブランケネーゼの朝市 この色彩は?!

【2010/09/18】

 独・ハンブルクにはFischmarkt/フィッシュマルクトという有名な日曜朝市があります。そちらには行けませんでしたが、滞在していた郊外のBlankenese/ブランケネーゼの町にも、小さいながら素敵な朝市が立ってました。時差のかげんで、旅行中前半は早起きになってしまいます。朝食前の散歩にブラブラとしました。
 それにしてもすごい色彩です。このイチゴには「本日のサービス品」とでも書いてあるのでしょうか。あまりの美しさに1ケース、買ってしまいました。わたしは食べる機会を逸しましたが、おいしかったそうです。

 トマトだって。

 パプリカだって・・・。

 ほおずきまで並んでます。日本と同じです。まさか、ていねいに種をほじくり出したて、口の中で音を出すなんてことはしないでしょうね。

 野菜だってこの通り。
 北ドイツですから、もっと「灰色」ばかりと想像してましたが、この朝市に関してはイメージとちょっと違います。

 スープ用に、ブーケガルニが並んでいるところは、やはり日本とは違います。

 「Hokkaido」が人気のようで。これはカボチャの銘柄のようです。「産地はどこ?」と聞きましたが、どこかわからない地名で、なぜに北海道なのかはわかりませんでした。

 魚もドーンと並んでいます。中央のはどう見ても鯖です。ノルウェー産でしょうか。

 素敵なリースです。家が近ければ買って帰るのですが。

 花屋さんも、当然のことながらカラフルです。

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