今年もパスタをつくります。
初パスタは、ナポリタンにしようと材料を準備し始めると、ない! タマネギが不在でした。
ピンチヒッターはキャベツでしたが、失敗でした。キャベツの色が中途半端です。タマネギのような甘みも出ませんでした。
お味はそこそこですが、映えはイマイチです。
太さ2.2m、茹で時間11分のパスタです。
ポンポン山の中腹にある天狗杉の下で冬の陽を浴びながらいただきました。
メスティンでつくった簡単スパゲッティです。茹で上がったパスタに出来合いのミートソースを絡めただけです。
自分でつくるパスタは、ほとんどが手間のかからないオイル系です。ミートソースは珍しく、おまけにこんなシーンで食べれば間違いなくおいしいです。画像にはあまり写ってませんが、ミートもそれなりに入っていました。
タバスコも瓶ごと持って行ってきましたが、かけるまでもありませんでした。
「すいすいパスタ」という方法で、パスタを予め1時間ほどたっぷりの水に浸しておきました。
ジップロックにいれてきた120グラムのパスタを、同重量のコップ半分ほどの水で茹でます。数分で沸騰したころには、パスタが柔らかくなっています。あとは茹で汁が飛んでなくなるまでかき混ぜておればでき上がりです。
ミートソースの素をいれて、全体になじませました。
阪急・水無瀬駅前の「パオ」でパンも買ってきました。ちょっと多すぎました。
フランスパンに鴨肉がはさまっています。食べ応えがあります。
紅葉は終わった神峯山寺を横目に、本山寺の駐車場まで車でやって来ました。
本山寺の勧請掛が新しくなっています。
勧請掛は12月22日と記されています。実際には日曜日にでも行われたのでしょうか。
お正月を迎えるしめ縄にも似ていますが、掛け物の樒(しきみ)の束が12本あります。
「色即是空 空即是色」と般若心教が彫り込まれた『一回一誦』を回しました。駐車場代として浄財も入れておきました。
奥さまと歩きました。良い天気で、思ったほど寒くはありませんでした。
中腹の天狗杉までやってきました。鞍馬、愛宕、本山寺、箕面に飛翔する天狗の休息の地だそうです。
わたしたちもここで休憩、昼食にしました。
2本の大杉に結ばれたしめ縄も、新しくなってました。
おじいさんは山へ柴刈りに出かけました。
そんな感じの裏山ともいうべき太閤道を若山まで登りました。
昼飯は、メスティンでナポリタン風のパスタをつくり、のんびりといただきました。「プシュ―」と恒例の儀式も行いました。
目の下には水無瀬のわがマンションや駐車場のマイカーまでが見えていました。
太閤道は、高槻市の磐手橋から島本町の若山神社まで5キロほどあります。
羽柴秀吉が本能寺の変を知って、水攻めの備中・高松城から「中国大返し」で戻ってきて、天下分け目の陣を山崎で張ったときに通った道といわれます。
何度も歩いてますが、きょうは初めてのルートから登りました。
見晴らし台からは、淀川の向こうに霞んだ大阪市内のビル群や、あべのハルカスも見えていました。
久しぶりに天王山に登りました。というか、「歩いて昼飯」と「自分でつくる」、「パスタが好き」を合体させたようなものです。
メスティンは、近ごろ人気のソロ・キャンパーご用達の飯盒のような調理器具です。これを使ってパスタをつくってみたかったのです。
ケッチャプで味付けした、昔、喫茶店で食べたナポリタンのようにできました。こんなシーンで食べてれば、文句なしにおいしいです。
缶ビールの空き缶でつくったアルコール・ストーブで調理しました。これならもってくるのも軽いです。
途中の山道にキノコがいっぱい生えてました。食べられるものなら、パスタにいれたかったです。でもキノコの知識がありません。