ポンポン山 カタクリ、タムシバとナポリタン

 ポンポン山に登りました。頂上直下の保護地のカタクリは、すでに満開でした。
 毎年、訪れているお隣の小塩山はあす3日から開放されますが、一歩お先に咲き乱れていました。密集度は、こちらの方が高いかもしれません。
 予想に反して太陽が陰っていたので、イナバウアーしていない花も多かったです。でも色鉛筆でなぞったような模様もよく見えて、シャッターを押す手が止まりませんでした。

 山はこの白い花があちこちに咲き、花弁を散らしていました。
 タムシバです。コブシと同じモクレン科ですが、やや小型です。花には芳香があって、「ニオイコブシ」とも呼ぶそうです。

 昼飯は、メスティンで調理したナポリタンでした。


 【2021/04/02 10:36】
 善峯寺からスタートしました。
 西国巡礼の札所ですが、桜のシーズンとあって観光客も次々とやってきていました。中にはわたしが務めた新聞社の懐かしい社旗をもってガイドしている系列の旅行社もいました。

 急な舗装路を杉谷までやってきました。穴太(あのう)・善峯巡礼古道は亀岡にある次の札所、穴太寺までつながっています。

 向こうの白い木が真っ白になってました。これがタムシバでした。

 キブシ(木五倍子)が緑の玉すだれのようです。

 山道に入ります。熊鈴を忘れましたが、大丈夫でしょう。

 ミヤマカタバミがあちこちに咲いています。

 尾根に上がりました。タムシバの花弁が散っています。

 アセビ(馬酔木)が風に吹かれて、焦点が定まりません。 

 【11:47】
 ノンストップでカタクリの保護地までやってきました。

 ひらり。

 くるり。

 とんがって。

 しなやかに。

 なごやかに。

 ぱっちりと。

 満足しました。

 スミレも咲いていました。

 【12:14】
 ポンポン山の頂上です。
 結構な数のハイカーが昼食を食べていました。ザックも降ろさずに退散しました。

 【12:33】
 やって来た縦走路を戻り、釈迦岳との分岐にある鉄塔の下で、ひとり静かに昼飯にしました。

 メスティンを使ってつくるパスタです。なれたものです。

 アルコールフリーですが、プシュッも忘れませんでした。これがうれしいシーズンです。

 ケチャップを入れるのを忘れましたが、まずまずのお味でした。

 鉄塔の向こうは、タムシバで白くなってました。

 釈迦岳は地元・島本町の最高峰です。きょうは素通りしました。

 おおさか環状自然歩道は水無瀬渓谷まで続いていますが、この先は通行止です。

 釈迦岳の東斜面の急坂を下りました。

 西山三山を結ぶ西山古道と合流しました。

 【13:49】
 善峯寺が見渡せる地点まで戻ってきました。
 日が陰りましたが、全山が桜で色づいていました。