京都・岡崎 「グリル小宝」のオムライス(中)

 京都・岡崎のロームシアター京都でハイドンのオラトリオ「天地創造」を聴きました。その前に食べたランチです。
 「グリル小宝」の前にも行列ができてました。とはいえ近くにある2時間待ちも当たり前といううどん店ほどではありません。半時間ほどで暖かな店に入れました。
 頼んだのは一番人気の「オムライス」です。大、中、小とボリュームで選べるようになってました。「中」(1000円)です。

 ケチャップライスを薄い玉子が覆っている、従来タイプの洋食屋のオムライスです。自慢のデミグラソースがたっぷりとかかっています。
 チキンではなく、牛肉が入ってます。食べごたえ十分です。
 ところで、オムライスって、どちらから食べたらいいのでしょうか、きょうは、なんとなく右から食べました。考えてみると、カメラ・アングルのせいか、いつもは左から食べてました。

 最近はあまり見かけない真っ赤な福神漬です。

 各大盛り500円増しだそうです。オムライス(大)の大盛りって、どんなんでしょうか。

 わたしが並んだときは、店の前から手前の角まで行列ができてました。その角から人力車が現れました。

 これまでのグリル小宝

 グリル 小宝 
 075-771-5893
 京都市左京区岡崎北御所町46

 オラトリオ「天地創造」は、同志社学生混声合唱団創立70周年記念演奏会でした。
 オケとあわせて300人という大編成の演奏でした。わたしの奥さまもステージの上でしたが、遠くてよく見えませんでした。
 ハイドンの作品の良さがあまりわかっていないため、というか初めて聞いた曲だったためか、途中で睡魔に負けた時間もありました。でも、統率のとれたきちっとした音楽の流れは心地よく、最後の「アーメン」まで惹きつけられました。

 多目的ホールの旧京都会館をよみがえらせたロームシアター京都には初めて入りました。メインホールは客席が4階まであり、天井桟敷のオペラハウスのようです。そういえば南座が改修中のため昨年の顔見世歌舞伎もここでやっていました。
 残念ながら音楽ホールとしては、響きがイマイチに感じました。

京都・錦市場で白味噌と鰹節 LPレコードも

 京都に買い物に出かけました。京の台所といわれる錦市場です。でも、いまや観光客でにぎわうスポットです。きょうも大混雑でした。
 お目当ては、正月の雑煮に欠かせない白味噌です。鰹節も新しいのをゲットしました。
 山利商店の白味噌です。茶道三千家ご用達です。
 桂離宮近くの中村軒のお雑煮に使われていました。あまりのおいしさに「どこの白味噌ですか」と教えてもらって以来、買いに来るようになりました。

 続きに回った高島屋の地下でミスター・ギョーザのギョーザを2箱、買いました。昔は東寺近くにある店でしか手に入りませんでしたが、大丸に並ぶようになり、いつのころからか高島屋でも買えます。百貨店に並ぶようになっても、手作り感の変わらないおいしいギョーザです。

 山利商店は花街の宮川町にあります。それが、錦市場の麩の専門店「麩嘉(ふうか)」に並んでいます。
 麩嘉は堺町との角にあり、どこまでが店なのかわからないほどに、観光客があふれています。
 
 麩嘉 錦市場店
 075-221-4533
 京都市中京区錦小路通堺町角

 山利商店
 075-561-2396
 京都市東山区新宮川通五条上ル2丁目山田町499

 鰹節は確かこの辺りにあったはずという店に並んでました。冬の湯豆腐には欠かせません。
 鰹節削り器は、立派なのがなんと12000円で一緒に並んでました。これがなくては、鰹節は削れません。

 2000~3000円します。鹿児島産です。1本で数年は使うのだから、そんなものでしょう。

 島本海苔乾物
 075-231-1887
 京都市中京区錦小路通富小路東入東魚屋町195

 人をかき分けて歩くのに疲れて、早々に高島屋に向かいました。
 催事場の「レコードフェア京都」がお目当てでした。レコードや中古CDなど35000枚が並んでいます。
 わたしはクラシックのLPレコードを1枚づつ、探しました。
 最近は、再びアナログ・ブームで、レコードにも注目が集まっています。おかげで中古レコードも、びっくりするほど値上がりしています。そんななかで1枚300円とか500円といったのもあってうれしい限りでした。

 蓄音機なども並び、特設ステージでは生演奏もやってました。 

 手に入れた4枚のLPです。これであわせて1780円でした。
 さっそく針を落としてみました。どれもいい演奏です。

 会場でもらった「京都レコードマップ」です。まだこんなにレコード店はあるのです。知らない店が多いです。時間を見つけて回りましょう。

兵庫芸文 「KRAJA(クラヤ)」のクリスマスを聴く

 「KRAJA(クラヤ)」のことは、2年ほど前のテレビ・ドキュメンタリーで知りました。スウェーデンのア・カペラグループの4人です。
 兵庫県立芸術文化センター(西宮北口)で「北欧・バルトのクリスマス」を聴きました。クラヤの透明感あふれるハーモニーを堪能しました。
 終演後は、ホール・ロビーで気さくにサインに応じてくれました。

 CDで聴きなれた曲が何曲か演奏されました。やはり生は違います。その透きとおる、天まで突き抜けるピーンと張りつめた響きに息をのみました。
ひと足早いクリスマスでした。

 芸文の前は、きれいにイルミネーションされていました。

摂津響Saal 「晩秋の森で聴くブラームス」

 知り合いのお嬢さんのピアノを聴きました。お友達のクラリネット、チェロ奏者とのサロンのような、アットホームな演奏会でした。
 高槻市の摂津峡近くにある「摂津響Saal」です。いつもはカフェとなっているようですが、そこに30人ほどが集まりました。

 目の前でクラリネットが柔らかい音色を奏でます。

 ブラームスの「クラリネット、チェロ、ピアノのためのトリオ 作品114」です。初めて聴いた曲ですが、ふくよかな響きの温かいメロディーでした。

 演奏は、大波奈月(クラリネット)、誓山由樹(チェロ)、辰村千花(ピアノ)の3人でした。

 コーヒーにお菓子もついて、くつろいだひと時を過ごしました。

 摂津響Saal
 高槻市原104-95
 080-3031-4311

オシロスコープがやって来た

 オシロスコープをゲットしました。ヤフオクをブラついていて、思わぬところで転びました。オシロスコープです。
 何に使う計器かはさておいて、アマチュア無線やオーディオに興味を持った高校生時代に、いつかはあんなのが欲しいと思った記憶中のシロモノです。
 大学は文系学部、仕事は新聞記者と、オシロスコープとは無縁の人生を送ってきました。ほぼ半世紀が過ぎて、それを手にしました。
 今どき、アナログ・ブラウン管のオシロスコープなんて欲しい人はあまりいないのでしょう。たったの1800円で一発落札でした。このオシロの製造年はわかりませんが、いずれは1970-80年代でしょう。当時の価格はン万円はしたはずです。
 パソコンの周波数発振器のアプリから出力したサイン波が、きれいに波を描きました。たったこれだけでのことで感動です。

 使い方がわかりません。古本屋(ブックオフ)に飛んで行って、入門書を買ってきました。
 CQ出版です。CQはアマチュア無線(ハム)の呼び出し符号です。JARL(日本アマチュア無線連盟)の関連出版社で奥付を見ると、住所は東京・巣鴨となってました。中学生のころにJARLに登録して、小遣いを工面して会費を送った宛先が巣鴨でした。今も同じところにあるのでしょうか。
 なんだか、オシロスコープの利用法はどこかにふっ飛んで、懐かしさばかりが募ります。

レコード・プレーヤーの再生 その4

 モーツァルトのオーボエ四重奏曲が心地よく流れます。LP(レコード)の音です。中古でゲットしたレコード・プレーヤーは、ハプニングもありましたが、機嫌よく回っています。
 
 トーンアームは1971年発売というSAECのWE-308です。「インサイド・フォース・キャンセラーのウェイトは欠品」ということもあって、ヤフオクで格安ゲットしました。適当なナットでもぶら下げておけばいいわと考えてました。でもちょっと格好悪いです。そこでー。

 デジタル針圧計を1000円ちょっとでAmazonから購入しました。そのキャリブレーション(較正)用についていたのが5グラムの分銅です。WE-308のウェイトも5グラムのはずです。これだとピンときました。
 細い絹糸を結びました。2本が180度に向き合うように瞬間接着剤で固定すれば、申し分のないウェイトとなりました。

 キャビネットの脚です。衝撃を吸収し、高さが調整できるインシュレーターをつければいいのですが、これまた高価です。
 ハウリングの心配はあまりないので、たったの200円ちょっとで済ませました。 

 キャビネットの4隅に、大きな袋ナットを接着しました。
 これだけでもいいのですが、受け側にも台座をつくりました。とはいえ、1円、5円、10円、そして5円と硬貨を重ねて接着しただけで、1個21円です。5円玉の穴と、袋ナットの出っ張りを合わせます。
 高さを調整するため、薄いプラバンを何枚も切り取って、水準器をにらみながら重ねました。 

 トーンアームの固定部分にもウェイトをつけました。
 SAEC純正のアームスタビライザーは重さが500グラムあります。たまにヤフオクで見かけますが、単なる錘にしては10K円以上するとんでもない相場になってます。

 トーンアームのベースは27mmのナットで固定されています。20mmを超える太いナットはホームセンターでは見当たらず、ネットで購入しました。ナット1個より宅配便の価格の方がかかりました。
 届いたナットをはめようとすると、溝のピッチが違いました。そこまでは知りませんでした。買い直しするのも面倒で、ありあわせの金物で細工しました。重さでは合格ですが、固定方法がこれで効果があるかは疑問です。とりあえずは、わたし自身へのスタビライザー(安定剤)として働けば十分です。

 これまでのレコード・プレーヤーの再生

 

スマホ用スピーカーの製作

 スマートフォンで音楽を聴くためのスピーカーを作りました。といっても、電気工作ではなくて、木工です。
 このところ、3日に一度は訪れている気がする近くのホームセンターに行き、材料を入手してきました。100×10×900mmのアガチス板(1274円)を購入。あらかじめ設計図をもとに計算した長さにカットしてもらいました。

 木材カットは有料(1カット20円)ですが、スマホにコーナン・アプリが入っていると、10カットまで無料サービスです。その場でインストールしました。
 大型の帯鋸です。これで切ってもらうと、素人には難しい直角が正確に出ます。

 自宅に持ち帰り、切断面のバリを取り除きました。
 設計図に従って接着していきます。
 下から2つ目の写真が内部の様子です。左上の入り口から右下の出口にいくにつれて内径が太くなっているのがミソです。
 スマホのスピーカーの前に、いうなればメガホンをつけて、音を大きくしようというわけです。フロント・フォールディング・ホーンといいます。

 表面をサンドペーパーで削って、ひとまず完成です。 

 このあと、窪み部分は黒、表面は白にラッカー塗装して、ツートーンに仕上げました。

 まずは、効果のほどをお聞きください。
 奥さまが歌っているChor Materの歌声です。スマホを自作スピーカーに差し込むと、音が大きく、ダイナミックに聞こえることがお分かりいただけるでしょう。風呂の中でうたっているようでもありますが、ひとまずは大成功です。奥さまは愛用してくれるでしょうか?

レコード・プレーヤーの再生 その3

 機嫌よくモーツァルトのディベルティメントを奏でてくれるはずでした。ところが針を落とした瞬間にわかりました。ヘン! 回転数が速すぎる!!

 ターンテーブルの裏面には、外周に4種類のマークがついています。これで回転数を測定しているのです。4つあるのは、電源周波数の50Hzと60Hz、45回転と33回転に対応しています。

 ヤフオクで落札したターンテーブルの出品者は、関東在住でした。当然、周波数切り替えスイッチは50Hzになってました。これを60Hzに変更しました。これでOKのつもりでした。
 ところが、回転数がおかしいです。

 ターンテーブルをはずしてよくよく見ると、もう1か所、50/60Hzの電源周波数切り替え個所がありました。この窓が開いたプレートで、ターンテーブル外周のマークの周波数を選択しているのでした。
 マニュアル(ネットからダウンロード)をよく読んでいなかったので、そんな単純なことを見過ごしてました」。

 改めて、回転数を調整します。プリント基板に2つの可変抵抗器がついてます。左のVR2が45回転用、右のVR1が33回転用です。まず45回転用を調整します。続いて33回転用も。微調整は上面のボリュームで調整できますので、それほど神経質になる必要はありません。

 上面のボリュームを調整して、やっと正しい33RPMにセットできました。
 モーツァルトも、あたり前のような心地よい音程を聞かせてくれました。

レコード・プレーヤーの再生 その2

 暑い1日でした。こんな日はエアコンをよく効かせた部屋での作業に限ります。
 「レコード・プレーヤーの再生」の第2段階です。

 前回作業で塗装を済ませたキャビネットに、新たにヤフオクで手に入れたトーンアームのための穴を開けます。元の穴より5mmほどずれています。養生テープを張って作業開始です。
 まず、2mmのドリルで切り取り面に沿って、いくつもの穴を開けました。
 ジグソーに刃の柄が細いブレードをセットして、穴を広げます。
 新しい穴が開きました。ドリルでの作業は不要のようでした。

 トーンアームのベースを固定します。

 ターンテーブルのドライブは、往年の名器、DENON の DP-3000 です。
 キャビネットに取り付けましたが、回転が安定しません。それを承知でゲットした中古です。
 DENON のターンテーブルは、使われているトランジスタの2SC458が劣化して、回転がおかしくなるケースがほとんどです。
 それにしても集積度の低い、優雅ともいえるプリント基板です。おかげでトランジスタの交換も容易です。

 交換のためのトランジスタとコンデンサーは用意していました。
 問題児のトランジスタ、2SC458 です。3本足がどれも見事に黒く変質しています。
 裏側からはんだごてで熱してトランジスタを取り除き、はんだ吸い取り器で余分なはんだを取り除きます。
 新しいトランジスタを挿入します。手持ちにあった2SC458と互換の2SC1815 です。
 はんだを盛れば交換完了です。 

 ついでのことなので、コンデンサーも交換しました。

 モーターも分解しました。きれいに掃除して、油を補給しておきました。

 最後は、回転数を確認するシンクロスコープのネオン管や鏡を磨きました。
 これですべては完了。回転も落ち着き、シンクロスコープも33rpmでピタリと静止しました。
 ところが、どうして・・・。予期せぬ事態が待ち受けていました。

OPアンプでフォノEQをつくる 2017

 ヤフオクで手に入れたレコード・プレーヤーの再生を始めたら、とんだ回り道に迷い込みました。
 OPアンプでつくるフォノEQです。これまでにも、いくつか作っています。手軽にトライできますが、なかなか思い通りの音を出してくれないこともあって、いつになってもお目当てのピークは見えてきません。
 思いだしたようにつくった新たな1台は、大阪・日本橋にある電子パーツ店のキットを組み立てました。

 「OPA2134使用・CR型 イコライザ単独基板(EQ_CR_G)」(3208円)というキットです。ネット通販で、他に必要だったパーツとともにすぐに届きました。
 64×33mmというかわいいプリント基板と、OPアンプ2個、抵抗、コンデンサーなどが入ってます。赤い大きなパーツは、出力段に使うカップリング用のフィルム・コンデンサーです。

 抵抗などパーツをプリント基板に差し込み、裏側からはんだ付けしていきます。
 久しぶりに使ったはんだごては、電子工作用の30ワットのものが断線したのか熱くなりませんでした。60ワットの大きなこてで代用しました。
 抵抗とOPアンプのソケットまで取り付けて、ひと段落です。

 コンデンサーまで一気に取り付けて、基板は完成です。

 収納ケースは、前回、つくったフォノEQを流用しました。
 このキットの入力は、MM型のカートリッジです。わたしが使っているMC型のDENON DL-103を使うためには昇圧のための入力トランスが必要です。同じDENONのAU-310という製品からトランス部分だけを取り出したものを取り付けました。 

 右がフォノEQ、左が電源です。

 朝から、ゆっくりとLPを聴きました。
 バッハのブランデンブルク協奏曲第4番です。跳ねるようなフルートが心地よく響きました。しばらく、これで遊びます。

 これまでのフォノEQ