京都はきょうも暑い一日でした。ふと思い立って「河井寛次郎記念館」を訪ねました。
大正・昭和にかけて活躍した陶工、河井寬次郎の住まい兼仕事場をそのままに公開しています。
「建物のみならず、館内の家具や調度類も寬次郎のデザイン、あるいは蒐集によるもので、それぞれ個性を発揮しつつも、不思議な統一感を生み出しています」(河井寬次郎記念館のHPより)
中庭から吹き抜ける涼やかな風にひと息つきました。
炉を前にして、丸くてかわいい椅子が並びます。
2階の書斎の窓際です。これまたかわいい、いや現代人からすれば小学生がちょこっと腰かけるくらいの小さな机と椅子です。
背もたれのデザインがすごいです。
寝そべった猫が、床と同化しています。
書斎の大うすのテーブルです。割れ目がまるで金継ぎのように補修されています。
展示物ですが、座り込んで休むこともできます。
陶房の前の休憩室です。並べられてミニチュアのようなかわいい椅子たちです。
素焼窯の前にも、焼き上がるのを待つためのように並んでいます。