秋の彼岸は過ぎてしまいましたが、彼岸花(曼珠沙華)が真っ赤でした。柳谷観音楊谷寺の花手水(はなちょうず)です。
大阪・水無瀬の家から車で15分ほどの山の中にあります。
眼病にご利益がある寺として知られ、昔から参る人が多いです。
近ごろは、花手水といえばここです。この寺の執事さんが、花を浮かべた手水鉢をそう名付けたのがその始まりです。SNSで全国に広まりました。
映えるような小道具も用意されています。
柳谷観音楊谷寺
長岡京市浄土谷堂ノ谷2
075-956-0017
三田にある地域FM局・HoneyFMで7年半もの間、週一で放送されてきた「やまよもやまばなし」が最終回を迎えました。パーソナリティーを務められてきたFさんは、いくつもの山を一緒に登っている山友です。ゲストは、これまた学生時代からともに山に登っているSくんでした。ならばと、三田まで車を走らせ、フラワータウンにあるサテライト・スタジオで応援しました。
放送後のランチは、かごの屋三田ウッディタウン店でFさんを囲んで「らんまん弁当」(1980円)をいただきました。
お造りに枝豆の天ぷらなど、上手につくられていました。
コーヒーも頼んで、山の思い出話なんかが尽きませんでした。
かごの屋といえば、1階駐車場、2階店舗のイメージですが、ここは広い駐車場を前にした平屋でした。
かごの屋 三田ウッディタウン店
兵庫県三田市すずかけ台3-2
079-553-0886
「やまよもやまばなし」の生放送を、かぶりつきで見学させてもらいました。
動画も撮影しました。
記念撮影した応援団ら5人は、2週間ほど前に一緒に立山に登ったメンバーです。
「やまよもやまばなし」(最終回)は、HoneyFMのHPで録音を聴くことができます。
オイルサーディンのトマトパスタです。
これを食べてもらおうと、いつもFaceBookページにおいしそうと「いいね」をくれる友だちを招きました。
トマトソースは昨日、ゆっくりと作ってました。ミニトマトを2つに切って、断面にキビ砂糖をふりかけてから焼いているのがミソです。濃厚味に仕上がりました。
仕上げには、京都・天橋立みやげにもらった竹中罐詰のオイルサーディンをトッピングしました。
テーブルセッティングして客を待ちました。
最初に出したのは、タイのカルパッチョです。
食べる前にオリーブオイルをかけ、すだちを搾っていただきました。
スパークリングワインの白を開けました。
スティックサラダです。
ディップは、味噌・マヨネーズと明太子・マスカルポーネの2種です。
タコのアヒージョも欠かせません。舞茸を入れてます。
バケットをオリーブオイルに浸していただきます。
トルティージャも焼きました。
ジャガイモと玉ねぎを薄くスライスして、オリーブオイルで蒸し焼きにします。
タマゴ5個に柔らかくなったジャガイモなどを混ぜ込んで、フライパンで焼きます。
周辺から焼けて固くなってきたら、大きな皿をかぶせてひっくり返します。数回、繰り返します。
うまく焼き上がりました。
メーンの肉料理は、豚ヒレのソテーです。前日に作っていたキノコソースに生クリームを加えて添えました、
さすがに満腹です。
ワイン、ビール、ハイボールと飲み継ぎました。
ちょっと休憩してから、パスタで仕上げました。
コーヒーまで飲んで話し込みました。
わたしの作りなれたレシピをフル動員してのコースでした。
「熊野九十九王子を往く」というタイトルで、大阪・天満橋から始まる熊野街道(古道)を歩き始めたのは9年も前のことです。6回目に紀伊宮原まで達したものの、「これ以上の日帰りは無理」と中断してしまってました。
やはり達成したい熊野詣です。
中途半端な距離で残っている紀伊宮原から湯浅までの7キロほどを歩きました。日差しはそれほどではありませんが、まだまだ汗びっしょりとなる暑い日でした。
JR紀伊宮原駅は、9年前と同じでした。駅の横のアイスクリームの自動販売機まで、そのままでした。
ミカン畑の急坂を登り、糸我峠を越えました。
湯浅は醸造の町です。伝統的建築物群保存地区には、古い町家や土蔵が残されていました。
9年ぶりに熊野街道・紀伊路の続きを歩き、ゴールはJR湯浅でした。
駅前までやって来ると、おしゃれな建物がありました。湯浅駅の旧駅舎をリノベーションして、今年5月にオープンした食堂・物販の「湯浅米醤」でした。
食堂のメニューは2択で、「おむすび定食」(950円)にしました。おむすびは具材が10種。焼きあじ大葉ともう一つを迷いました。「お薦めは?」と若い女性店員に聞くと、「きょうは茎わかめの佃煮ですかね」。「じゃ、それ」となりました。
炊き立てほかほかのおいしいご飯です。最近流行の強く握っていない、ふんわりむすびです。たっぷりと具が詰まっていて、こりゃうまい!
おこげのせんべいもついてきました。バリッとしたおこげは、噛むほどに甘さが染み出てきます。
地元・有田川町の地ビール、ソラチプライム(750円)もいただきました。飲みやすくてフルーティーなビールでした。
3つのビールが並んでいました。
NOMCRAFT BREWING / ノムクラフト
和歌山県有田郡有田川町長田546-1
駅の待合室の雰囲気を残すスペースで、切り株をテーブル代わりにいただきました。
こちらが食堂ですが、お好きなところでお食べくださいとのこと。駅ホームの横にデッキ席もありました。
ショップもあります。湯浅といえば醤油です。いろんな醤油が並んでいました。玉子かけご飯用もあり、ちょっと気になりました。
湯浅米醤
070-9133-0737
和歌山県有田郡湯浅町大字湯浅1075-2 JR湯浅駅
新聞社勤務時代、東京出張の折には必ずといってほど食べた大手町地下街のロメスパ、なかでも醤油バジリコが食べたくなりました。太さ2.2mm、茹で時間16分という太いスパゲティをゲットしたからです。
豚肉が入っていたことは覚えてますが、あとは適当に見繕いました。味付けはニンニク醤油です。
もっちりと食べ応えがある麺です。懐かしいお味に仕上がりました。
ネットで購入しました。なんとヨドバシカメラのサイトに並んでいます。カメラや電化製品だけでないのです。
本家のリトル小岩井のレシピは、豚肉、海老、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルーム、大葉、ニンニク風味です。
用意した具材とはだいぶ違いました。バジリコといいながら、大葉です。わたしはベランダからもいできたバジルです。
9月も中旬だというのに、暑い日が続きます。ちょっと涼しいところへと、六甲高山植物園までドライブしました。
「秋の七草」のひとつ、フジバカマ(藤袴)が咲いていました。待つほどもなくアサギマダラ(浅葱斑)が飛んできました。
ゆっくりと蜜を吸っている姿を前にして、せわしなくカメラのシャッターを切り続けました。
浅葱色(あさぎいろ)とは、蓼藍(たであい)で染めた明るい青緑色のことです。幕末の新撰組のダンダラ模様の羽織の色です。
羽根の色からアサギマダラです。
アサギマダラは旅する蝶としても知られます。台湾や東南アジアなどから2500㎞もの長旅をして日本に飛来するのもいるようです。
フジバカマにはアサギマダラが好んで訪れ、セットのようです。
飛びました。でも飛行中の姿を捉えるのは難しいです。
ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)も見つけました。
花や根元近くの葉にできる斑紋が、鳥のホトトギスの胸のもように似ているのでホトトギスと名づけられたそうです。
こちらはもようが濃密です。
キバナホトトギスも咲いていました。
植物園です。どちらを向いても被写体には困りません。
カワラナデシコです。
ツリフネソウは、今がシーズンのようです。あちこちに咲いてました。
秋の花は紫が多いです。
マツムシソウです。
クリンソウがまだ咲いていました。
シモツケソウも鮮やかです。
フジアザミも大きな花をつけてます。
鮮やかな赤です。ヒガンバナが咲くのも、もうすぐでしょう。
ショップで牧野富太郎博士の「大日本植物誌」が展示されていました。驚くほどの細密さでした。
牧野博士と神戸にまつわるビデオ解説もありました。きょうの朝ドラに登場した神戸の豪商との出会いも紹介されていました。
六甲高山植物園
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
078-891-1247