アズレージョに驚嘆する

【 paso a paso 3 2023/05/17-3 】

 ポルトの町にはアズレージョ(ポルトガルのタイル)があふれていました。
 ポルトガル鉄道(国鉄)のサオ・ベント駅です。20世紀の初めに、修道院の跡地に建てられました。駅ホールに入って、びっくりです。青いアズレージョが、四方の壁を覆っていました。
 中央下部にいるのはエンリケ航海王子です。ポルトにまつわる歴史的な出来事が描かれています。

 上部には、カラーのアズレージョが張られています。

 グルリと見渡しました。

 駅のホールですが、乗降客はほとんどおらす、観光客ばかりです。

 もちろんホームには列車が止まっています。

 2万枚ものアズレージョが張られています。
 ポルトガルを代表するアズレージョ作家のジョルジュ・コラコが1930年に制作しました。

 外から見たときは、ここが駅だとは思えませんでした。

 カルモ教会の側壁を覆うアスレージョは、ポルトガル最大級だそうです。

 青白のコントラストがちょっと薄いと思ったら、白いメッシュで覆ってコーティングされていました。風化を防いでいるのでしょう。

 さて、こちらはどこだったか? 町のあちこちでアズレージョと出会いました。