京都を歩く 金閣寺から銀閣寺へ

 積雪の金閣寺は昨日だけだったようです。でも寒い京都を歩きました。
 金閣寺から鞍馬口通りを東へ。船岡山に登り、賀茂川を渡る出雲路橋では雪をかぶった比叡山を仰ぎました。下鴨神社を抜けてさらに東鞍馬口通へ。疎水沿いを銀閣寺まで、GPSアプリのYAMAPでは計ったように10キロちょうどのウォーキングでした。
 金、銀には、さして意味はありません。

 阪急・西院から市バスで金閣寺までやってきました。

 京都五山送り火の左大文字がすぐ近くです。

 たくさんの観光客が金閣寺に吸い込まれます。
 でもネットの金閣寺ライブカメラで確認すると、積雪はないようでした。門前でUターンしました。

 あまりの寒さに、ザックから毛糸の帽子を取り出してかぶりました。

 門前に続く鞍馬口通を東に進みます。

 紙屋川にかかる金閣寺橋を渡ります。♬窓の下には神田川・・・ではなかったです。

 棟割り長屋がおしゃれなスポットになっています。

 壁に何枚もの賞状が。防災に対する町内会への表彰です。

 千本通を渡ります。

 左手に船岡山に登る石段が見えました。行ってみました。

 船岡山(112m)の頂上には三等三角点がありました。

 京の都が一望できます。
 ここは平安京の朱雀大路、南北の正中線上にあります。四神では北の玄武とみなされています。

 遠くに生駒山が霞んでいます。

 すぐ横に織田信長を祀る建勲神社があります。

 東を見ると大文字が霞んでいます。

 比叡山は雪雲に包まれています。まるで見えません。

 船岡温泉は午後3時から開きます。
 1923年(大正12)年に木造2階建ての料理旅館「船岡楼」の付属浴場として営業を開始しました。

 1999年に廃業した藤森湯は改装されてカフェ、ささら西陣になってます。

 堀川通まで歩いてきました。左は茶道裏千家の淡交社です。

 堀川通を100mほど上がったところにある紫式部の墓までいってみました。

 NHK大河ドラマ「光る君へ」で脚光を浴びてます。

 新しそうな石碑が立ってました。裏に回ると「小松帯刀寓居の地」とありました。それで納得です。

 上善寺に立派な本堂がそびえています。

 出雲路橋を渡ります。北山は白いです。

 下鴨本通で下鴨神社に突き当たりました。

 お参りしていきます。ことし二度目です。

 下鴨神社から東に抜ける石橋です。
 ここはNHK-BSの「京都人の密かな愉しみ」に登場しました。和菓子屋の若女将(常盤貴子)が修行僧の男性と待ち合わせる意味深いシーンです。

 わたしの母校、京都市立下鴨中学です。

 高野川を渡る歩道橋の蓼倉橋は、わたしが中学に通ていた60年前にはありませんでした。

 送り火の妙法の法が目の前です。

 叡電の踏切を渡ります。電車を待ちましたが、すぐにはやってきませんでした。

 東鞍馬口通は白川通まで続きます。手前の疏水で右折しました。

 疏水沿いを歩くと「駒井家住宅」がありました。ヴォ―リスが設計したモダンな洋風です。

 疏水を遡ればびわ湖まで14キロしかありません。

 大文字が大きくなってきました。

 銀閣寺に到着です。ここでゴールとしました。