四国88 雨の中を23番薬王寺まで

11/06/05

 【12:53】
 今回のわたしのゴールとなった23番薬王寺です。平等寺前の宿から22キロ。雨の中を歩いてきました。
 本堂の向こうに瑜祇塔(ゆぎとう)が霞みます。四方に九輪をもつ高さ29メートルの塔です。


 【07:23】
 午前6時半から朝食。7時は出立というのが、歩き遍路の生活です。2日間だけでしがた、規則正しくスタートしました。

 【07:38】
 月夜御水大師では、地元のお年寄りがあたりの清掃をしていました。

 【08:13】
 国道55号を進み、初めてのトンネル「鉦打トンネル」にはいりました。歩道が整備されているので、助かりました。
 出たー、と驚いたのはこちら。室戸まで96キロもあります。とても歩けません!!

 【08:20】
 美波町に入りました。休憩所でひと息入れていると、ポツリ、ポツリ。天気予報では午前中は大丈夫という予報だったのに、雨が降ってきました。傘をさして歩きましたが。

 【09:48】
 美波町由岐を素通りして田井ノ浜までやって来ました。雨はやみません。あきらめてレインウエア上下を着込みました。
 目の前は、真っ青な太平洋のはずだったのですが。

 【12:10】
 カメラはザックにしまっていたので、途中の写真はあまりありません。
 黙々と歩いて、美波町日和佐の「恋人岬」まできました。

 【12:32】
 日和佐はウミガメの町です。
 何年か前のNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」の舞台となった町です。

 【12:39】
 薬王寺を打ちます。

 【12:40】
 吉川英治は「宮本武蔵」や「新平家物語」は読みました「鳴門秘帖」は知りません。ここが舞台のようです。

 【12:41】
 「厄坂」が続きます。「女」「男」、それにご丁寧に「還暦」まで。
 石段に1円玉や5円硬貨が散らばっていました。石段の下に薬師本願経を1字ずつ書かれた小石が埋められていて、1段ごとに賽銭をお気ながら上がっていくのが習わしだそうです。そんなこと、なにも知りませんでした。脳天気なものです。

 【12:47】
 本堂をお参りしました。
 これで「発信の道場」といわれる阿波路の巡礼は終わりました。次は「修行の道場」です。とにかく道程が長い土佐路です。どうしたものかと悩んでいます。

 【13:12】
 1番札所からここまで一緒に歩いてきた友とは、門前で別れ、わたしは帰宅しました。
 彼は、さらに4泊して、室戸岬を回り、はるか安芸市まで歩き通しました。さて、どうして追いつくかです。

 

 薬王寺

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