3回目のおへんろで、まだ書いていなかったお話です。
初日(6月3日)は、JR牟岐線の立江で下車、前回のゴールとなった19番立江寺から歩きました。その日は20番鶴林寺の登山口となる勝浦町の生名(いくな)まで歩きました。
道の駅「ひなの里かつうら」で休んでいると、女性記者がやって来ました。地元の月刊タウン情報「トクシマ」の記者でした。「どかこらこられたのですか?」「歩き遍路ですか?」「勝浦町の印象は?」とかを質問されました。おまけに友と写真まで撮影されてしまいました。まるでテレビ小説の「ウェルかめ」そのままの世界でした。
この写真で取材を受けているのは、私たちを迎えにきてくれたその夜の宿「ふれあいの里 さかもと」のご主人です。
缶ビールを飲んでいた休憩所には、布団まで置いてあります。最低限の雨露はしのいで、一泊できます。
ここが「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋をつくる会」の「ヘンロ小屋11号勝浦」であったことを、後になって知りました。
その夜、「さかもと」でくつろいでいると、小学校の体育館で開かれる徳島県知事の当選祝賀パーティーに出席するためにやってきた「近畿かつうらかいふるさと会名誉会長」という大阪で運輸関係の事業を手広く経営するおじさんに話しかけられました。「ヘンロ小屋をつくる会」の副会長でもあり、ヘロン小屋の建設の経緯などを教えてもらいました。
へんろ2日目、22番平等寺に向かう途中に「ヘンロ小屋2号阿瀬比」はありました。HPではどういうわけか3号となっています。
よくやって来たな-といってくれているようでした。
へんろ3日目には、23番薬王寺に向かう途上で「ヘンロ小屋3番鉦打」に「出くわしました。こちらがHPでは4号となっています。
今回のゴールとなった日和佐は「ウェルかめ」のふるさとです。撮影記念館といった施設もあるようですが、雨が降っていたこともあって、町を探検することはありませんでした。
あちこちで「ウェルかめ」の文字は見たように記憶しますが、写真を調べるとJR日和佐駅前の緑色の幟にその文字がわずかにのぞいているだけです。
前回(5月1日)に焼山寺から鮎喰川にそって下ったときに出くわしていた「ヘンロ小屋36号神山」です。
道から張り出した小屋は展望がよく、階下にはトイレがありました。
すばらしい景色です。
ヘンロ小屋は、先に歩を進めた友のブログ「どた3は永遠にⅡ」にいくつも登場します。
わたしも追いつきたい。次のへんろに行ける日を楽しみにバーボンを飲んでます。アテは、副会長さんに「お接待です」といただいた勝浦町のあられです。ヘンに味付けされてなくて、米の味がします。