洛陽観音霊場 秋空の下、西部の3ヵ寺を巡る

 きれいな秋空が広がりました。気持ちが良いです。


 壬生寺を参ったあとは、二十四番長圓寺に向かいました。といっても四国八十八カ所とは違って、次の札所までは歩いて10分ほどの道のりです。
 

 本尊の聖観音は、平安京に疱瘡が流行したとき作られ、二十一日間祈願法要されると疫病は鎮まったといわれます。

 聖観音を祀る観音堂です。

 第二十四番札所 長圓寺
 京都市下京区松原通大宮西入中堂寺西寺町33

 壬生川通を北に歩き、四条を越えます。そのまま進むと、店内の釜でピザえお焼いているイタリア料理店の前に出ました。一度、入りたいと思っていた店でうが、おじさん一人が入り込む雰囲気でもなかったので素通りしました。
 昼飯は食べないまま、二十六番正運寺に着きました。立派な山門です。

 寺務所で納経を頼むと、向こうに本尊の阿弥陀仏がありますので、お参りくださいと。
 納経の列ができる四国88カ所とはちがって、訪れる参拝者に出会うこともありません。

 第二十六番札所 正運寺
 京都市中京区蛸薬師通大宮西入因幡町112

 三条通で昼飯を食べて、再び歩きました。千本通を北へ向かい、丸太町を越えた出水で左折したところに二十九番福勝寺はあります。
 こちらも路地に面した山門は閉まったままです。


 
 本堂脇には「左近桜」があります。御所の左近桜と同木で、この寺は「桜寺」と呼ばれています。

 第二十九番札所 福勝寺
 京都市上京区出水通千本西入ル七番町323-1

 福勝寺の隣には「大市」の駐車場がありました。スッポン料理で有名な大市です。一度、食べてみたいですが、ああ、この店にははいったことがありません。

 人気ランキング・アップへの応援をお願いします。下のバナーをクリックしていただくと、1票です。