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チェスキー・クルムロフに1泊して、帰りは直通高速バスにしました。
ハイデッカーのバスを見て安心しました。もっとボロボロのバスかと懸念してました。
泊まった中心部のホテルから歩いて10分ほどの町外れにあるバスセンターです。一般の車はここからは入れません。
studentagencyが運行しています。
これまたネット予約した乗車券のプリントアウトです。なんと座席まで指定できました。地元客は、出入り口に近い中央部付近が好みのようでした。日本で高速バス事故があった直後に予約したので、眺めの良い最前部には座りたかったのですが、せめては運転手後ろの席です。
2人で15.3EUR。1500円ちょっとです。安いです。
あいにくの雨となりました。チェスキー・クルムロフ城が雨粒にかすみます。
途中、行きの列車を乗り継いだČeské Budějovice/チェスキー・ブディェヨヴィツェに停車しました。
サービスは抜群です。まず新聞を配ります。もちろん、読めるはずがない新聞はもらいませんでした。
音楽を聞くイヤフォンを配ります。さらに飲み物のサービスまであります。女性乗務員は、結構忙しそうです。
もうひとつ停車駅では、対面するようにパトカーが停車しました。どうしたのかなと見ていると、制服の警察官が乗り込んできて、写真が入ったプリントアウトを手に、1人づつ「面通し」です。凶悪犯が逃げていたのでしょうか? もちろん、わたしはフリーパスでした。
何事もなかったように、ボヘミアの大地をバスは走ります。
プラハまであと40キロほどの表示が出たころです。
「パーン」
大きな音が響きました。パンクしたのかと思いました。バスはスピードを落とし、クッションも急に悪くなりました。運転手は、携帯電話で連絡を取ってます。それでも止まりませんでした。
バスは一旦停車することもなく、そのままノロノロと後続車に抜かされるままプラハまで走りきりました。