和歌山市で昼になりました。和歌山ラーメンの初体験は、やはりここ、井出商店にしました。横浜ラーメン博物館に出店して、ご当地ブームに火を付けた店です。
チャーシューが多めの「特製中華そば」(600円)です。柔らかいチャーシューにシナチク、ネギ、それにナルトにあらず梅の花のような練り物が色をそえてます。細めのストレート麺が醤油味の豚骨スープにからまってます。どんぶりは小さめで、麺も多くはありませんが、こってりとした味わい深いスープを堪能しました。
「早すし」が、テーブルに無造作に置かれています。勝手に食べて、後で食べた数を自己申告します。中身は鯖ずしですが、京都のように鯖の半身をのせるのではなく、薄い切り身がご飯になじんでます。柿の葉すしに近いですが、包まれているのはポリフィルムでした。業者の納入品のようです。
メニューは多くはありません。ようするに中華だけです。
全国的に有名なのに、店はバラック(失礼)のままといった風情です。店内は狭く、両側に壁に向かったカウンターテーブルに5人づつ、中央のテーブルに8人くらいでいっぱいです。これでは行列もできますが、回転が速いのが救いです。
JR和歌山駅から南に10分ほどのところにあります。
もちろん行ったことあります。雰囲気は好きでしたが味は・・・期待ほどではなかったです。
3食麺でもいいほどの麺好きですが、和歌山ラーメンはまだ賞味していません。ぜひ、ぜひ出かけてみましょう。ラーメンはあまりごてごてしていない方が好きです。いわゆる創作ラーメンの類はちょっと・・・・・。それと早すしも気になりますね。
みどりの日、行ってきましたよ~!小雨のパラつく中を、写真の5倍ほどの行列に小1時間ほど辛抱強く並びました。店はぎゅうぎゅう詰めでしたが、注文したらあまり待たせずに出てきたのには驚きました。味は豚骨の少し濃い目でしたが、細いストレート麺が良かったですね。太いちぢれ麺は好みませんから。濃い目のスープに早すしがうまくバランスしていました。折角、遠路食べに来たのに、スープを残してはいけないとばかり、全部すすりました。その後、腹ごなしに、雨の中を和歌山城まで歩きました。
ところで、大発見がありました!南海電車に「万葉切符」なるものがあったんです。和歌山までの往復乗車券に和歌山バスと和歌山那賀バスがフリーで、2,000円。しかも、+500円で往復の特急指定席券が付くんです。それに和歌山城の入場料350円が280円に。また、購入した時にもらった和歌山市観光便利帳に付いているぐるめ割引券で、先の井出商店のラーメンが50円引き。紀三井寺往復780円、和歌山城から市駅まで210円とバス約1,000円分を使い、特急指定席500円などで、何と、先の井出商店のラーメンがまったくタダになりました。ご馳走さま!