最後のお遍路です。「結願」は間近です。
五剣山にある85番札所、八栗寺です。
86番札所、志度寺の甍には、ハトが群れていました。
【12/14 09:00】
JR三ノ宮からJRバスで出発しました。お遍路の最初のころ、阿波路へ向かって以来です。3年半ほどが過ぎてます。
【11:32】
高速志度でバスを降り、志度に向かって歩きました。
志度にやってくるのは、昭和50年春の選抜に出場した志度商の取材で訪れて以来です。当時は、新聞記者1年生で、高松支局に勤務していました。甲子園にも地元出場校の取材に行きました。
【11:39】
ルートの加減で、85番の八栗寺を抜いて86番の志度寺です。この区間は「逆打ち」となりました。
立派な山門です。
本堂の上に、真っ青な空が広がります。寒いです。
大師堂の前にも人気はなく、寒々としています。
師走も半ばというこんな時期に、のんびりとお遍路をしている人は多くはありません。
門前には「源内さん」のお墓がありました。エレキテルの平賀源内の出生地です。
志度寺
香川県さぬき市志度1102
【12:08】
どこかで昼飯でもと中心部まで歩いてくると、前触れもなくことでんの志度駅でした。
次の八栗寺まで歩こうか、どうしようかと迷ってました。でも、ま、楽をするか。
【12:24】
12時20分発のことでんに乗りました。すぐに海岸淵を走ります。向こうに、目的地の五剣山の特徴ある姿が見えます。
【12:56】
ことでん八栗で下車して、歩いてきました。
途中の電柱はずーっつと「うどん本陣 山田家」の宣伝でした。そのうどん店の前まで来たので。迷わず昼飯にしました。
食べた「上定食」はこちらです。
【13:29】
満腹になって歩き再開です。
八栗ケーブルの乗り場までやって来ました。人影はありません。吹きおろしの風が冷たいです。ここでもどうしようかと悩みましたが、500円の片道乗車券を買う安易な道を選択しました。
乗客はわたし1人で、貸し切りです。
と思ってましたが、発車ベルが鳴ってから、あわただしくお2人が乗ってきました。それにしても採算割れの運行でしょう。
五剣山の中腹にある八栗寺です。
大師堂の水煙です。
ゆったりとした境内です。静かです。
山門を出たところに展望台がありました。屋島(右)から高松市内が見渡せます。
八栗寺
高松市牟礼町牟礼3416