【2014/09/13=ブリュッセル】
ブリュッセルの王宮があるロワイアル広場です。聖ヤコブ教会の前を、トラムが通り過ぎます。
ブリュッセルの公共交通機関には、わたしの知るヨーロッパでは珍しい改札口があります。
客が少なかったこの時間、向こうから若者が改札口を乗り越えて走り去る光景を目にしました。ちょっとびっくりしました。
順法精神が発達した日本人は、自動券売機でDiscover Brussels 24h(1日乗車券)を買いました。英語表記にすると、それほど難しくはありませんでした。ポイントは、日本とは逆に最初にコインを投入して、それから券の種別なんかを指定することでしょうか。
改札口には、オレンジ色の刻印機が並んでいます。これに差し込みましたが、動作しません。通りかかったおばちゃんに聞きましたが、「さあ~」。非接触式カードなのに気づいて、改札口横のセンサーにかざすと、ドアがパタリと開きました。
東西に走るのは1号線と5号線。交互にやって来ます。5号線の終点のストッケルまで乗りました。朝市が開かれていて、おいしいワッフルを食べたところです。
向こうのホームでは、朝まで飲んでいたような若者が眠りこけています。
列車が日本とは逆にホームの左から進行してきます。わかっていても、なかなか慣れません。
車内は、やたらと手すりが目立ちます。
ストッケルで朝市を楽しんだ後は、トラムに揺られました。地点移動だけなら地下鉄の方が早いです。でも、のんびりと見知らぬ風景を楽しめるトラムの方が好きです。
専用軌道に入ると、かなりの速度で走ります。
「トラム・ミュージアム」という駅に止まりました。見ると、向こうの車庫に古い車両が保存、展示されているようでした。よほど降りようかとおもいましたが、すぐに発車してしまいました。
乗ってきたトラムは、終点近くで地下に潜りました。ここのループ線で方向転換します。
王宮で出会ったLRTには、「Amnesty International」の文字でラッピングされてました。
プリメトロという、トラムと地下鉄の並走区間です。ホームの高さが2段になってました。
1日乗車券をフルに使って、ブリュッセルの散歩を楽しみました。