【2014/09/15=アントワープ】
ノートルダム大聖堂です。1352年から約170年をかけて建設されたベルギーで一番大きなゴシック教会です。日本では「フランダースの犬」で知られる寺院です。
バロック期のフランドルの画家、ルーベンスの祭壇画があることでも有名です。
最高傑作のひとつ、「キリスト降架」です。フラッシュをたかなければ、写真撮影も可能です。ゆっくりと眺めました。
ルーベンスのもう一つの「キリスト昇架」です。
間近で心おきなく対面することができます。
大聖堂の正面には、ルーベンスのも一つの作品、「聖母被昇天」がかかっています。
ネロ少年が憧れた絵です。
「祝福の塔」と呼ばれるドームの高さは43mあります。ここにも「聖母被昇天」が描かれています。
パイプオルガンに朝の陽ざしが差し込みます。どんな音が出るのか、聞いてみたかったです。
バラ窓は華麗です。
ステンドグラスもたくさんあり、どれも細密です。
トヨタ自動車が寄贈した「フランダースの犬」の記念碑です。日本語で刻まれてます。
この話は、地元ではあまり人気がないそうです。少年ネロに冷たかった市民として描かれてるんですから。ちなみに作者は英国人です。
日本人観光客が多いのでしょう。こんな日本語も。
入場料が必要です。窓口のおじさんは、「…from?」と聞いてくれました。「Japan」と答えると、日本語のパンフレットを。さらに「…senior?」と続きます。「Yes,over60」と返答すると、老人割引にしてくれました。通常は6ユーロですが、4ユーロですみました。老人には優しい心遣いでした。