琵琶湖周歩の旅 その4 烏丸半島ー長命寺

(4) 烏丸半島-長命寺 (03/06/07)
  


 (水無瀬-JR草津-)琵琶湖博物館-琵琶湖大橋-あやめ浜-日野川大橋-岡山園地-長命寺(-JR近江八幡-水無瀬)
 歩行距離=23.5キロ  歩数=33500歩(歩数計を忘れたため、概数)


9:25
JR草津駅からバスに乗り、烏丸半島へ。


9:57
前回、ひと息ついて缶ビールを飲んだ琵琶湖博物館横の売店が、今回の出発点になる。


9:59
烏丸記念公園の中央広場にある高さ15メートルのステンレス製モニュメント。その向こうには、高さ95メートルの風力発電設備「くさつ夢風車」が。ただし、風は弱く、プロペラは微動だにしていない。


10:07
湖岸道路の「さざなみ街道」には100メートルごとにこんな標識が。


10:12
「ヨシやハスを大切にしましょう」という看板。このハスが花をつけたら、モネの風景になるはず。


10:35
麦秋。茶色く色づいて穂を垂れる麦畑が広がる。


10:48
少しくらいは自分の姿も記念にしようと、今回は小さな三脚を買ってきた。セルフタイマーを使って撮影。


10:55
琵琶湖大橋が見えてきた。バスフィッシングのボートがあちこちに浮かび、爆音を轟かせる大型ボートが行き交う。


11:03
花の名前は知らない。でも黄色の花びらがが素敵だった。


11:16
湖岸道路に交わるただの道路の名前が「美術館通り」とは。この向こうに佐川美術館がある。
「中国染付 コバルトブルーの世界」という開館5周年記念展を開催中で、ちょっと気になるが、今回は素通り。近くには「飛脚」の銅像が正面に構える保養施設や体育館と佐川一色。


11:21
バスフィッシングに混ざり、釣竿だけが湖面に向けて伸びている。聞けば、フナを釣っているという。竿の根元には、振動を感知するセンサーと発信機がセットされている。こんなのを5本くらい並べて、釣り人は涼しいクルマの中で受信機が知らせるのを待っている。なんとも現代風というか、ずぼらな釣りである。


11:40
琵琶湖大橋の東岸にある「びわ湖わんわん王国」。


12:15
なぎさ公園で、コンビニ弁当を食べる。東の空が暗くなり、遠く落雷も聞こえ出す。


12:23
野洲川にかかる中州大橋は傘をさして渡る。


12:57
雨は上がった。マイアミ浜に咲く菖蒲が美しい。


13:06
ゴッホの「跳ね橋」を想像する風景。


13:36
あやめ浜まで13.5キロ。本日はここで終了のはずだったが、バス停の時刻表を見ると、1時間以上の待ち。飲料水のベンダーひとつない田んぼの中の停留所にいても仕方ないと、そのまま歩き続ける。


13:43
紫式部の歌碑がある。
「おいつ島 しまもる神や いさむらん 浪もさわがぬ わらわへの浦」


13:53
草津市から歩き始め、守山市、中主町を過ぎ近江八幡市に入る。
ここで出発直後に「15.2キロ」だった標識が「0キロ」になる。


14:23
小高い山は「水茎(みずぐさ)の岡」。万葉集はじめ古今・新古今に詠われる名勝で、昔は島だったという。


14:40
ひたすら湖岸道路を歩く。行く手の山の上は八幡城跡。


15:07
長命寺橋の上から、西の湖につながる水路を眺める。
「春色 安土八幡の水郷」と琵琶湖八景のひとつに数えられる水郷めぐりの船が待っている。


15:16
西国三十三カ所第31番札所、長命寺の参道入り口。
ここが今回の終着点。缶ビールを飲み、バスでJR近江八幡へ。