琵琶湖周歩の旅 その5 長命寺ー新海

(5) 長命寺-新海浜 (03/06/14)

 (水無瀬-JR近江八幡-)長命寺-休暇村近江八幡-堀切港-水車橋-新海浜-新海(-JR稲枝-水無瀬)

距離=16キロ  総歩数=24,833歩


9:41
 「近江商人発祥の地」の碑があるJR近江八幡駅
 梅雨の真ん中だが、朝起きたらまあまあの日和。雨覚悟で出かけてくる


10:08
 長命寺のバス停が今回のスタート。竹生島に渡る船が出る長命寺港には、「琵琶湖周航の歌」の歌碑がある


10:08
 6番の歌詞は「西国十番 長命寺 汚れの現世 遠くさりて 黄金の波に いざ漕がん 語れ我が友 熱き心」
 この後半が碑文になっているが、ここまでは知らなかった


10:13
 近江の詩人、米田邦郎の歌碑


10:21
 アザミがきれいに咲いている


10:47
 林に囲まれたカーブの道。ポツリ、ポツリと雨が降り、傘をさして歩く
 この旅では、琵琶湖は必ず左手にある。樹林の間から見え隠れする


10:49
湖上に沖島が浮かぶ。対岸の比良はかすんでいる


11:19
 休暇村近江八幡。ここは「近江湖(うみ)の辺(べ)の道」の東の起点。終点は西岸の近江舞子
 大半は、この道を沿って歩くことなる


11:20
 休暇村近江八幡の前の浜。静かに波が打ち寄せる


11:26
 伊崎白旗釣り場。左下に見える白い旗をポールに揚げると、迎えの船がやってきて、釣り場へ連れて行ってくれる、と説明版にある
 鯉やブラックバスがつれるようで、一日入漁券は3000円。渡船料は無料


11:37
 ここはどこ? 
 近江八幡市沖島町です


11:44
 人ひとりいない静かな堀切港
 ここから沖島に渡る定期船が出ている


11:50
 夏の風物詩「伊崎の竿飛び」で有名という(わたしは知らない)伊崎不動尊への分かれ道
 天気が悪いのに、岬の山道を歩くのは億劫で、今回は素通り


12:23
 上流3キロほどにある「能登川町の水車」というのが有名らしい。大同川にかかる「水車橋」の脇ミニチュアがあり、、休憩所も
 駅のコンビニで買ってきた弁当を食べる


12:23
 雨にぬれて、アジサイが咲いている
 近畿の梅雨入りの日の夕刊4紙は、そろって1面にアジサイのカラー写真を載せていた。撮影場所は、神戸・森林公園(今度、みんなで行くところ)、奈良・矢田寺、京都・哲学の道、大阪とばらばらだったが、産経など2紙にはアジサイの葉の上に大きなカタツムリ。あとの2紙のカメラマンは叱られたのかな。で、あたりを探すが、ここにはカタツムリはいなかった


12:54
 栗見出在家の家並み
 どの家も、赤いべんがらを塗った塀がある


13:11
 近江八幡市、能登川町をすぎ、愛知川を渡ると彦根市に入る


13:25
 麦が穂をたわわに実らせている


13:30
 湖国バスの「新海西」が本日のゴール
 バスはいつ来るのかと標識を見ても、時刻表はない。フリー乗降区間ということで、新海の集落へ向けて歩いていくと、すぐに2、3時間に1本しかないバスがやってきた。ラッキー!! 
 手をあげて、バスに乗り込む。乗客はわたしひとり


13:51
 JR稲枝駅
 こんな旅でもしない限り、降り立つことはない駅である