久しぶりに高島屋まで歩きました。「あれ、雨?」。ヘンな雲行きです。帰りを考えて地下街に潜りました。なんなんタウンです。
そういえば、昨日の「夕刊F」にベトナム料理店が紹介されていたことを思い出して「手作り生麺フォーの店 PHO4U(Pho for Yuo=フォーフォーユー)」へ。メニューを見ていると、ベトナム風カレーがおいしそうだったので「カリーガーセット」(850円)にしました。
ココナッツミルクが入ってますが、かなり辛いです。いい感じです。たまねぎ、なすび、ピーマン、パプリカは、ちょっと炒めただけで野菜のそのままお味です。芋は何でしょう? ジャガイモ、でも食管は長いものような…わかりませんでした。
スープに大根、にんじんのサラダがついてます。
壁に「333ビール」のポスターが張ってありました。これって―
ヴェトナムには二種類のビールがある。
ひとつは大瓶の『ラ・リュー』というビール、もう一つは小瓶の『33』というビールである・・・
『33』というのは、ヴェトナム語で、『バー・ベー・バー』という…
…『33』はコクもあり、切れもよくなかなかよいビールであったが、この味はむしろサイゴンの生活の味であった。
『天虹菜館』でも『孔雀菜館』でも、サイゴン地区、ショロン地区を問わず、中国料理店ではきっと『33』をだした。『ピーサオ!』(”ピー・チュウ”の広東語。あるいはそのヴェトナム的変形)と叫んだら、きっと『33』を持ってくるのである。カティナ通りの罪深いキャバレー『自由』へいって、まっ暗がりのなかで『バー・ベー・バー!』と叫んだら、チョコマカと給仕が運んでくるのが『33』ビールである。
開高健のエッセー「地球はグラスのふちを回る」の中の一文です。
「33」「333」、よく似ていると思ったら、こんなブログページもありました。
『75年の解放前に南ベトナムで一番ポピュラーなビールはLa Rue=BGI社の「33」ビールだったそうです。で、解放後、BGI社の工場を接収したのがサイゴンビールで、「333」は「33」のパクリらしいです。』 http://blog.livedoor.jp/m-45_61079/archives/50579599.html
PHO4U
大阪市中央区難波5丁目なんなんタウン13号
06-6649-8181
ナンナンタウンの突き当たり、南の端にあります。
いつも、楽しみに拝見しております。
この辺りって、なぜか、アジアンレストラン地区仕様になっていますよね。タイ料理、中華点心・・・。
私もうちの部長と2週間ほど前に、この店の横にあるデカイ写真の大きな海老やホタテの乗っている海鮮フォーのに惹かれて、入りました。
写真ほど大きなホタテや海老は入ってはいませんでしたが、スープもおいしく、気持ちよく麺を味わいました。こちらは、言うほど辛くなく、辛いのが苦手な人にはおすすめだと思います。