ヤマブキソウを満喫してきました。京都府ではレッドデータブックで絶滅寸前種に指定されている、ここにしか生育していない草花です。
3月にポンポン山に登り、フクジュソウ(福寿草)を見に行ったとき、保護員のかたに教えていただきました。「5月になったら、この谷の下でヤマブキソウが咲きますよ」
5月にはまだ間がありますが、ことしは温かくて、フクジュソウもカタクリも開花が早かったです。ヤマブキソウも、今が盛りでした。
ヤマブキ(山吹)と似てます。でも山吹の花弁は5枚で、バラ科です。ヤマブキソウの花弁は4枚で、ケシ科の草です。
見事に群生しています。
ポンポン山から北に連なる西尾根のリョウブの丘を過ぎたところに、フクジュソウの保護地があります。現在は閉鎖されている保護地を横目に竃ヶ谷をどんどん下っていきます。
シカなどに食い荒らされないようにフェンスで覆われた保護地です。
川の対岸は、黄色いジュータンです。
運よく保護員のかたがおられました。「写真撮るのなら、中に入ってもいいですよ」と招き入れられました。おかげで、思う存分、撮影できました。ありがとうございます。