顔見世 京の師走

顔見世1

 京の師走の風物詩です。勘亭流のまねきがズラリと上がっています。
 上段右端は坂田藤十郎です。
 一枚目は座主、二枚目が主役の役者、その次の役者が三枚目に掲げられ、この「まねき」の順序が二枚目の男、三枚目の男の語源になったそうです。
 そんな解説がありましたが、さて・・・。とりあえず中央は、片岡我當、松本幸四郎、と読めます。

顔見世2

 「吉例顔見世興行」と、一段と高い場所に書かれています。

顔見世3

 四条通を南座の前まで来たら、ものすごい人でした。顔見世の入れ替えだったのでしょう。