キリシタン大名の高山右近に「福者」の称号がローマ法王庁によって与えれ、その「列福式ミサ」が7日、大阪市中央区の大阪城ホールで行われた。信者ではないが、摂津国三島郡清渓村高山(大阪・豊能町)に生まれ、高槻城主となり、キリシタン禁教後も信仰を捨てなかった右近とはどんな人物だったのかを知りたくて、わたしも参列した。
ローマ法王代理のアンジェロ・アマート法王庁列聖省長官が、「福者の列に加えます」と告げた。
信者ら1万人が参列した。聖体拝領を受けなかったのは少数だった。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の巡礼者ミサでのボタフメイロのように、香が炊かれた。