高槻 「味源」の鯛茶ランチ

 どこにしようかと、暑い中を歩きました。高槻センター街の南側。国道171号との間に、飲食店が並んでいる通りがありました。初めてです。最初に見つけたのが焼き肉屋風、隣がチキンカツの店。筋向いがお造り定食。さらに「味源(あじげん)」でした。ランチのメニューに好物の鯛のあら煮の写真があったので、ここにしました。
 こぎれいな戸を開けると、予想していたカウンターの小料理屋といった光景ではなく、細長いスペースに2人掛けのテーブルが1脚だけ。でも愛想のよい女将が「2階にお上がりください」。そこは畳の和室にテーブル4脚のゆったりとしたスペースでした。先客は、会食中のおばさん4人連れと、食事を終えられた老齢のご婦人1人。ま、いいか。

 「鯛茶ランチ」(900円)です。メーンは選べるようですが、当然、鯛のあら煮です。赤い器には「鯛茶の素」が載ってます。
 おいしい鯛です。それほど濃い味付けではありませんが、さすがにプロらしく生姜もいれて上手に煮てあります。

 まずは、よく冷えたビールとともにいただきました。

 ご飯はお代わり自由のようですが、半分ほど残しておいて、しめの鯛茶にします。
 鯛茶の素は、鯛の刺身と、その下に何かを煮込んだようなペースト状のものが隠れています。テーブルのベルを押すと、温かい出汁を運んできてくれました。
 なかなかしゃれた演出です。

 元は、老舗の仕出し屋のようです。

 味源
 072-685-0226
 高槻市高槻町19-9