京都・綾部 「カフェ 月星」のミナのカメカメーランチ

 綾部まで奥さまのアッシーをしました。迎えの時間まで独り、ちょっと遅い昼飯です。スマホで「綾部+ランチ+古民家」でヒットした「カフェ 月星」でのんびりとしました。綾部市街から車で東の山間部へ20分ほど走りました。
 数少ないメニューから「ミナのカメカメーランチ」(1500円)なるものを頼みました。沖縄そばがメーンですが、聞きなれない単語が並びます。どんな味か想像もつかないまま、メーンは汁そばから汁なしの「夏そば」にチェンジしてもらいました。
 クコの実ビネガー(食前酢)からスタートしました。

 縮れ麺は、ねっとりとしています。箸でバラバラになるホロホロのポークが甘いです。いっしょについてきた酢も振りかけました。まろやかさが増しました。

 仕上げには、「辛いですよ」と教えられた、泡盛に島トウガラシを漬けたコーレーグースをぶっかけました。沖縄版のタバスコです。ううーん、いい刺激でした。

 向こうがコーレーグース。手前の白い箱は、無線チャイムです。独りで店を切り盛りしている女性は配膳まで手が回らず、基本はセルフサービスです。料理ができると、チャイムが鳴ります。客がカウンターまでお盆を取りに行くというシステムでした。
 この日は、手伝いの若い女性がいました。チャイムと同時に、土間のわたしの席には運んできてくれました。

 スパムのおにぎりです。沖縄といったらこれですね。勧めに従ってケチャップとマヨネーズで味付けしました。

 口直しは、冷奴のゴマ、サンショウ載せです。
 お隣はジーマーミ豆腐(ピーナッツ豆腐)の黒蜜がけです。プリンのような、もっちりとし柔らかい餅のような食感でした。

 満足したところで、お茶です。コーヒーもありますが、せっかくなのでグレープフルーツとマテ茶のハーブティー(冷)を頼みました。すっきりとします。

 サーターアンダギーというお菓子までついてきました。パンケーキの生地を揚げたような味です。

 この席でゆっくりといただきました。ああ、いいひと時でした。

 古民家の居間が客室になってます。入ったときは、ほぼ満席でした。

 山手のお寺の脇にある古民家です。

 カフェ月星
 0772-21-6392
 綾部市武吉西45
 金曜から月曜までの週4日営業です。

 掲げられていた綾部市の定住を促進するポスターです。長野県生まれでここに住み着いた女性オーナーのことをうかがい知ることができました。

 店を出ると、アザミがいっぱいに咲いていました。