スペイン・サンティアゴ巡礼では、いろんな「5」と巡り合いました。
巡礼初日がフランス-スペイン国境の難関、ピレネー越えでした。
峠に止まったワゴン車の移動カフェで、コーラでひと息つきました。ボードを見ると、あと11キロ。5キロ平たん、5キロ下りと分かって、ゴールのロンセスバリャスに着けるめどがつきました。
巡礼で毎夜の宿となったアルベルゲ。さえぎるものがないメセタの麦畑の中のカルサディージャ・デ・ラ・クエッサのアルベルゲは、1夜のベッドが5ユーロ。公営アルベルゲでフツーの額でした。プライベート(民営)はもう少し高く、逆にドナティーボ(寄付)というところもありました。
大阪・住吉大社でいただいた「五大力」」の御守は、巡礼のザックにぶら下げていました。イラゴ峠に立つ鉄の十字架の下に、家族の健康なんかを祈願して置いてきました。
巡礼の途中で、疲労のためか足首が痛くなりました。ファーマシア(薬局)で買ったテープで固定すると、随分と楽になりました。
巡礼には、荷物をその日の宿泊予定地まで運んでくれるポーター・サービスがありました。この袋に名前なんかを書き込み、料金の5ユーロを入れてザックにくくり付けておきます。わたしは、オ・セブロイドの峠に上がる日だけ利用しました。
フロミスタで食べたおいしいもの。モルシージャ(ブラッド・ソーセージ)も5ユーロでした。
最初の巡礼で、マドリードからサリアまで乗ったrenfe(国鉄)のALVIAです。早期予約は安かったので1等を奮発すると、座席には飛行機のような音声サービスがあり、イヤホーンは無料サービスでした。
わたしに向けてポーズを取ってくれているようなセニョリータ。でも存じあげない方でした。マドリードの有名なカフェの前です。
こちらのセニョールの「飲んでいかない」の誘いにはひき込まれて、生ビールをいただきました。