「数」ある欧州旅 『15』

 「15」です。折り返し点まできました。
 ベルリン中央駅の15番ホームからは、Sバーン(都市高速鉄道網)が発着します。地下区間も多いため第三軌条方式による電化が採用されています。地下鉄が5階に止まり、長距離列車は地下ホームという常識の逆転が、この駅で迷子になりそうだった原因でしょうか。
 2006年、サッカーのドイツWカップにあわせて開業した比較的、新しい駅です。 

 同じような鉄骨構造ですが、ベルリンのテーゲル空港は、1948年のベルリン封鎖時に、わずか49日で滑走路が建設されました。東西冷戦時の物資空輸の拠点でした。
 新空港(ブランデンブルク空港)ができると廃港と決まってますが、まだ健在のようです。

 ドイツ版新幹線のICEです。ドレスデン発フランクフルト行きに乗りました。
 座席指定車といったものはなく、シートの上に表示されている区間だけが予約されてます。このシートもアイゼナッハ(バッハの生誕地)からフルダの間以外は、自由に座れます。
 ICEは電光表示ですが、古い車両では手書きのカードが差し込まれていました。

 スペイン・サンティアゴ巡礼では、わたしのスマートフォンにバルセロナで手に入れたボーダフォンESのプリペイドSIMを挿していました。おかげで野外でもほとんどの場所でネット接続はもちろん、国内通話ができました。

 こちらはカタール・ドーハのハマド国際空港です。欧州ではありませんが。
 デューティ・フリーの店も充実しておみやげ購入客らでにぎわっています。支払いはユーロでもできますが、つり銭はUSドルかQR(カタール・リヤル)です。