京都・室町の「膳處漢(ぜぜかん)」に行きました。珍しく娘も一緒です。町屋をリニューアルした趣のある部屋で食べる、北京膳です。
膳處漢昼食菜單例(昼食メニュー)から選んだのは、「膳處漢のお弁当」(1600円)です。まずコーンと豆乳のスープがでて、弁当です。日替わりですが、きょうは、鯛の刺身中華風(左上)、豆腐とナスの麻婆かけ、春巻き、東坡肉(とんぽうろう)、白菜とエビの蒸し煮、点心にご飯と並びました。あっさり目の味付けで、どれもおいしくいただきました。量にも、盛りつけにも満足です。
建物は外部から見ると洋館風ですが、元呉服問屋を改装しており内部は和風です。この日の部屋は、元は台所があったところで、高い天井に走る太い梁が見事でした。ウェイティングルームも自然光を取り入れてくつろぎの空間になってます。
奥には坪庭よりはもっと広い庭があり、その奥には離れと蔵があります。その蔵がバーになるようです。今度は夜にやって来たい気になる存在でした。