グラーツ 時計塔の「Tuna tataki」

 「ランチなら時計塔のレストランかな」と、息子が薦めてくれました。グラーツの町を一望できるシュロースベルク(城山)には山を縦に貫通するエレベーターで上り、そのレストランに直行しました。
 「Tuna tataki」。メニューをみて、即座にこれにきめました。ツナ(マグロ)にアボカド、ワサビにワカメ。全部、理解できます。
 大きな皿で登場です。まぎれもなく薄切りのマグロです。下の白いクリーム状のが、ワサビが効いたパテでした。ゴマ油がプーンとして、ふうん、なるほどおいしいです。ワカメも甘くて、きれいに平らげました。
 メニューではスターターの一品です。これだけでいいのかと、ウェイターの兄ちゃんは怪訝そう。パンはいらないのかと。

 ビーフスープ、パンケーキ添えです。
 コンソメスープにスライスしたというか、千切り状のパンケーキが泳いでいます。まるでウドンを食べているようです。

 Strumは赤です。

 グラーツの旧市街を見下ろします。

 どこかに息子が勤める自動車エンジン関連企業の本社があるはずです。息子は、大きな看板があると言ってましたが、わかりませんでした。わたしたちと入れ替わるように、来週には出張してくるそうです。