カフェ「ツェントラル」でお茶をする

 ウィーンといえばカフェです。メランジェ(ウィーン風コーヒー)片手に新聞を読み、語らうのです。
 きょうはウィーン子を気取って、ここでお茶です。水がついてきて、カップの上にスプーンが載ってきます。
 ホイップされた生クリームがうず高く盛り上げっています。わりとあっさりとした味です。
 皿の赤い包みは、砂糖かと思ったらチョコレートです。 

 奥さまがショーケースをのぞき込んで選んだのは「モーツァルト・シンフォニー」と名付けられたケーキです。ト音記号が載ってます。

 チョコレートでコーティングされたいく種類ものムースが顔を見せました。
 ひと口、もらいましたが、喉を滑る甘さでした。

 フランス人パティシエがつくっているという美しいケーキが並びます。

 高い天井の広い店です。

 窓際に、常連客だった有名人物の写真が載っていました。なんとロシアの革命運動家、トロツキーでした。

 壁にはシシー(皇妃エリザベート)の肖像画も。

 行列ができています。恰幅のよいおっちゃんが整理しています。

 フィアカー(馬車)も横目にするツェントラルです。

 Cafe Central
 Ecke Herrengasse / Strauchgasse,1010 Wien