いつもの山仲間が、久しぶりに7人全員集合して、新年会つきのハイキングに出かけました。
交野市(かたのし)にある交野山(こうのさん、341m)に登りました。頂上には観音岩という巨岩がそびえています。午後からは薄曇りとなりましたが、寒さはそれほど感じることもなく、13キロほどを歩きました。
ほしだ園地のシンボル、星のブランコを渡りました。
標高180m、全長280m、最大地上高50mの木床版吊り橋です。紅葉のシーズンなら、眼下が真っ赤になります。
デザートに登場するM子さん恒例のお手製のクッキーです。
「いっしょに写してください」とIさんが取り出した文庫本は、なんとカフカでした。
鳥居をくぐれば、交野山はもうすぐです。
交野山の頂上からは、360度の展望が開けます。
わが島本町から天王山、はるかに愛宕山が臨めます。
【2020/01/30 09:27】
三田組も乗り換えなしでJR星田に集合。タクシー2台に分乗してほしだ園地の入り口までやって来ました。
わたしは阪急高槻市からバスで京阪枚方市へ。さらに私市まで京阪交野線に乗り、近くの国道でタクシーに拾ってもらいました。
朝日を浴びて気持ちのよい木道を進みます。
平成9年に大阪国体山岳競技の会場として整備されたクライミングウォールです。あんなオーバーハングをどうして登るのでしょうか。
【10:00】
階段状の山道を登り星のブランコに。「協力金」を投入します。
しっかりとしたつり橋です。火野正平さんのように、脚がすくむこともありませんでした。
【10:34】
磐船神社です。本殿に大きな岩が覆いかぶさっています。
岩窟拝観を楽しみにしてきました。それなのに、ガーン!
休業でした。「神社の拝観に休業って聞いたこともない」と、不満たらたら。
未練たらしく、鍵のかかった出口から岩窟をのぞき込みます。
きさいちカントリークラブの中を、ハイキングコースは貫いています。
後ろに生駒山がそびえます。
花弁がバラバラに散っていたのでサザンカです。
くろんど園地に入ります。
【11:28】
くろんど園地の立派な休憩所です。
昼飯にしましたが、ここではガス・バーナーが使用禁止なので、屋外のテーブルに移りました。
実は園地内はすべて使用禁止なのですが。
本日のわたしの昼飯は、途中の京阪枚方市駅のスーパーで買ってきた「高菜ごはん弁当」とみそ汁です。
フライもなかなかうまいです。
Uさん、お決まりの大きなイチゴです。
M子さんのクッキーは、袋にたっぷりと。一ついただいて、あとはみやげに持ち帰りました。厳選された材料で作られているのがよくわかる採算度外視のすばらしいお味です。
風が吹き抜けると、ちょと震え上がります。
【12:14】
くろんど池に向けて、ちょっとした小川を遡行します。
【12:23】
くろんど池に冬空が反射します。こんな山奥(?)の池にボートが浮かんでいます。
ロウバイ(蝋梅)が香ります。
棚田が広がっています。
Sくんは、「交野山で待っている」と走り出してしまいました。
道祖神でしょうか。苔むした男女が並んでいます。
交野山への最後の登りです。
実は、「あと700m」の看板の後にちょっとした登り、続いて激下りが待っていました。それからの登りです。
頂上直下には階段も現れます。
【13:44】
交野山の観音岩に立ちます。
先を行ったはずのSくんの姿がありません。頼りにしているスマホの地図アプリ、YAMAPのデータが違っていたようで、われわれとは違う難コースを歩いてきました。まもなく合流しました。
視界は良好です。高槻から茨木方面が臨めます。
動画で360度を撮影しました。
大きな岩です。それが頂上に突き出しているのが珍しいです。
【14:12】
いきものふれあいセンターです。池を泳ぐ野鳥を観察することができます。
望遠鏡で、オシドリを観察します。
望遠鏡にわたしのカメラをくっつけて撮影したオシドリです。
きれいな波紋が広がります。
【15:01】
国見山にものぼる予定でしたが、黒い雲が広がってきたので、まっすぐにJR津田に向けて下山しました。
ところが駅前で、ちょっと一杯をする店は見つかりません。
JR北新地まで出ましたが、北新地ではなく、大阪駅前第3ビルのリーズナブルな居酒屋に直行しました。
7つのジョッキを重ねて、まずは乾杯! 「ことしもよろしく」と。
ハッピー・アワーは、生中に3品がついて500円です。でもこれで足りるはずはなく、獺祭だ、福寿だ、天ぷら盛り合わせ、ギョーザ、焼きそば…と盛りがりました。