花の画像も、昼飯の画像もないので、とりあえずは珍しい自撮りです。ひとり沓掛山(くつかけやま)の山頂です。
唐櫃越(からとごえ)は、古くから山城国と丹波国をつなぐ道です。明智光秀が京の本能寺を襲ったときに夜を徹して走り抜けたとも伝えられます。
阪急・上桂あたりから稜線をたどって沓掛山を越え、亀岡・馬堀までがハイキングコースとなっています。わたしは途中の老ノ坂まで歩きました。
東海自然歩道は、箕面の明治の森から東京まで延びています。
正確にルートをたどっているわけではありませんが、箕面の西の池田から、春にカタクリの花が咲く小塩山まではつないで歩いてます。さらに沓掛山から京都一周トレイルを逆回りに伏見桃山まで、さらに宇治、びわ湖までも歩いています。
途中の欠けている小塩山-沓掛山間をつなげようと思います。この間は距離はあまりありませんが、前後の交通の便も考えて老ノ坂で区切ることにしました。
【2021/05/31 09:43】
阪急・上桂から歩きました。バロックザールの前を通ります。音楽会ともご無沙汰です。
苔寺との分岐です。ハイキングコースも案内があります。
住宅街が終わると、すぐに竹林です。
登りは緩やかで、気持ちの良い尾根道が続きます。
丁塚です。京都一周トレイルのゴールとなる苔寺近くからここに登ってきたことがあります。
東海自然歩道の標識です。
自然歩道はポンポン山から金蔵寺を通って大原野に下り、大枝、桂坂を抜けてきます。
山の中を歩いているつもりですが、すぐ近くまで桂坂の住宅地が迫っています。
桂坂野鳥遊園の上部までやってきました。
京都市街が一望できます。東山三十六峰がなだらかです。
あたご山参拝所との表示に、ピークまで上がってみましたが、雑木が茂っていて眺望はありませんでした。
【11:19】
沓掛山(414m)の山頂です。三角点と小さなプレート1枚のほかには、何もありません。
誰もいないので、ミニ三脚を出して自撮りしました。
愛宕山のピークがのぞいています。
沓掛山までのルートはよく整備されていました。平日ですが10人ほどのハイカーとすれ違いました。
ところが一転、亀岡側は歩く人が減るのでしょう。道も荒れたところが多いです。
大きな倒木が横たわります。
切り株の断面はまだ新しいです。
左手に小塩山の頂上が臨めます。
赤いテープが要所にはぶら下がっています。
【11:55】
久しぶりの案内板だと、一度は通り抜けました。でもここが分岐かとYAMAPでルートを確認して、引き返しました。
南西に下るルートには、京都府警の黄色いテープが通せんぼをしています。でもルートはコチラで間違いないと進みました。
しばらく下ると、右手下に林道が見えてきました。正解でしたが、林道までは急斜面です。そのまま林道と並行する山道を下りました。
ちょっと道を見失いそうになる急斜面もありましたが、道は続いていました。
このあたりでと一気に林道に向けて下ると、ゲートの前でした。
放置されて雑草が茂る造成地に出てきました。向こうが小塩山です。
【12:24】
国道9号の老ノ坂バス停に出てきました。ちょっと早いですが、ここを今回のゴールとしました。
30分に1本の京阪バスがすぐにやってきたので、阪急・桂まで乗車。駅前のなか卯でよく冷えたざるうどんとどんぶりを食べて帰宅しました。
次回は、ここから小塩山に登ります。