またも京都一周トレイル 番外 山科の里山3座から南禅寺

 京都一周トレイルの比叡山から大原までを歩こうと、JR比叡山坂本までやってきました。坂本ケーブルの麓の駅までのバスを待ちました。
 定刻になってもバスは来ません。先頭の夫婦が、めくれ上がった紙切れを確認しました。なんと坂本ケーブルはきょうから金曜日まで、点検のため運休になってました。
 歩いて比叡山に登ることはできますが、大原まで下山するには時間がかかります。
 あわてて転進先を考えました。JR山科で下車し、里山の3座を巡り、一周トレイルの七福思案処から南禅寺に下りました。

 【2023/02/27 10:33】
 予定外のJR山科がスタートとなりました。

 京都疏水に沿って歩きます。この辺りの疏水は、川底が改修されてまるで樋(とい)のようです。

 毘沙門堂に参っていきます。

 急こう配の階段が続きます。

 七福神のひとり、毘沙門天を祀る門跡寺院です。

 境内には、梅が咲いていました。
 桜や紅葉で有名なスポットです。

 毘沙門堂から緩やかな山道が七福思案処に向けてつながっています。そちらなら歩いたことがあります。
 きょうは里山の3座を巡っていきます。まずは鏡山を目指します。

 そこそこの急斜面で、頂上近くにはトラロープが張られた個所もありました。

 鏡山に到着です。YAMAPの1座をゲットです。

 麓に天智天皇の山科陵があります。
 額田王が「御陵仕ふる山科の鏡の山に」と歌ったその鏡山です。頂上一帯は万葉の丘と名付けられています。

 気持ちのよい尾根を進みます。

 2座目は聖山です。こちらもきれいな名前の山ですが、由来は不明です。

 3座目は神山です。
 帰宅後に調べると、大文字山や如意ヶ岳井にも登って山科の里山10座を周回するルートを歩いている人がいました。

 毘沙門堂から登ってくるメーンルートと合流しました。

 道は歩きやすくなりました。

 京都一周トレイルのポイント、七福思案処です。毘沙門天ら七福神が何か思案したのでしょうか?

 JR比叡山坂本の駅前のミニコンビニで買ったおにぎりを頬張りました。 

 南禅寺の奥の院まで下ってきました。

 細い水が流れ落ちます。その下で行をするようです。

 京都疏水の水路郭の下流です。水は暗渠に入り、向こうの出口は若王子です。

 水路郭の上部です。ここから先は、観光地です。

 きょうは和服姿の若い女性が目につきました。

 こちらにも。


 
 「絶景かな」の山門をくぐり、地下鉄蹴上でゴールとしました。