京都・大原の北に、シャクナゲ(石楠花)尾根はあります。このシーズン、東西2㌔ほどの尾根は、ピンクや白いシャクナゲのトンネルになります。
それが、それが・・・。ちょっとのことですが、遅かったようです。おまけに「裏年」ということで、昨年はあれほど綺麗だったのがウソのようでした。
パラパラと咲く花を、それでもよくぞ開いてくれたとレンズに収めました。
若山神社への散歩道 キンランが咲いていた
雨上がりの青空が広がりました。
大阪・水無瀬の自宅から若山神社までカメラ片手に散歩しました。三川合流が見下ろせ、太閤道にスタート点でもあります。
春は黄色い花が目立ちます。そんな中でとびっきりの金色のキンラン(金蘭)が、1株だけ咲いていました。
わずか1センチほどのかわいい花弁です。
昔は、さして珍しくもない里山の花だったようです。それが環境省レッドリストに掲載される絶滅危惧種です。
ネックレスをつくってほしい! 黒いのも!!
黒いのもつくってほしい! という奥さまからの追加オーダーでした。
勢いづいてしまいました。2日連続のネックレス制作工房でした。
布を黒く染めただけです。わたしの工賃を除けば、追加費用はかかりませんでした。
生成り帆布を2枚重ねた布が残っていました。染料は買いに行かなくてもストック品を流用しました。
パソコン・プリンター用の黒色交換インクです。型番を間違えて買ってしまい、無駄になっていました。
黒字に黒鉛筆では見えません。粘着処理されたラベル用紙があったので、そこに円を描いて張り付けました。
ハサミで切り取り、ラベル用紙をはがしました。
切断面の染料が染みこんでいない部分は、筆で修正しました。
あとは白色と同じ要領でした。2度目となると、コツもつかめて作業時間が短くなりました。
これにて閉店です。
ネックレスをつくってほしい!
ネックレスをつくってほしい-という奥さまからのオーダーでした。
どんなの? と聞いてもイメージできません。百聞は一見に如かずです。そのネックレスを展示しているファッション衣料品店まで偵察に出かけました。
なるほど、イミテーションをつくれないこともなさそうでした。なにせ9000円を超える正札がついていました。がぜん、やる気がでてきました。
同じショッピングセンターにある手芸用品店にいって、材料を探しました。
ちょっと分厚い生成りの布は、帆布が見つかりました。20センチで切ってもらいました。
ひもは2種類を購入。着色剤は、染料のつもりでしたが違っていて不要でした。
厚みをもたせるために、帆布に木工用ボンドを一面に塗って、二つ折りしました。
コンパスで直径30mmほどの円を描きました。適当な瓶のふたでなぞった方が簡単でした。
ハサミで円板を切り出しました。 13個も切るのは、ちょっと疲れました。
円板をつなぐひもには「手縫いロウビキ糸(太)」というのを使いました。
初めはもっと太いひもで試作しましたが、バランスがイマイチでした。
円板に千枚通しで穴を開け、ひもを通して表と裏に結び目をつくって固定しました。
等間隔に並べるのがなかなかたいへんでした。
これも最初は5cm間隔でしたが、間延びしすぎてしまいました。3.5cmでやり直しました。
ひもの両端に、キラリと光る樹脂製のビーズをぶらさげました。
試着会を開いて完成です。
これまでにつくった金、銀色のブローチと並べてみました。
自分でつくる 菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味~2024
わが家の春の定番は「菜の花の温かいサラダ ホタルイカ風味」です。毎年のようにつくっていますが、今年はまだ食べてませんでした。
タケノコを買いに行った店の併設スーパーに富山産のホタルイカが並んでいました。菜の花は自家栽培のいただきものがありました。
昨夜の夕飯に登場させました。いつもながらの満足のお味でした。
面倒ですが、ひと杯ずつ処置します。
ピンセットで目を取り、骨(?)を抜きます。
イカは生きて泳いでいるときは匹、商品となれば杯、スルメになると枚-なんですよね。
フライパンに菜の花を敷き、半分に切ったホタルイカを散らします。
昆布だしとワイン、塩をかけて蒸し煮します。オリーブオイルを忘れてましたが、気づかないほどでした。
最後にワインビネガーを振りかければ仕上がりです。
ホタルイカをちょっと残しておいて、ついていた酢味噌でいただきました。辛子がちょっときつかったですが、これもうまいです。
ポルトガル産の軽めの赤です。ちょっと冷やしておきました。いいですね。
スペインでは赤ばかりですが、ポルトガルは白も多かったです。赤でも冷やしていたような記憶がありました。
1パックで夫婦の夕食のメーンとアテになったのですから、ご立派です。
タケノコとフキも買っていました。
奥さまが山椒をいれて煮物にしてくれました。
これもわたしの好物です。ワインが進みました。
京都・向日 神崎屋で「高菜弁当」をテーク・アウェー
タケノコ(筍)がおいしいシーズンです。地元・水無瀬の商店にも、地どりのタケノコが並んでいます。若竹煮にしていただきました。
知り合いに送ろうと「神崎屋」に行きました。乙訓産筍の有名店です。
併設スーパーにでき立ての「高菜弁当」(411円)が並んでいました。テーク・アウェーしてわが家でいただきました。
サケ(鮭)はパリッと焼けてます。塩味もそこそこでおいしいです。
総菜はどれも薄味ですが、上手に作られていました。コンビニ弁当よりは数段上をいってます。
併設のスーパーは、魚や野菜から焼きたてのオリジナル食パンまでバラエティー豊かでした。
朝から採ったばかりのタケノコがズラリと並んでいます。
「花山椒」がありました。見つけたらゲットしようと思っていました。でもちょっと高すぎて、手が出ませんでした。
ワラビも並んでいました。ふと「長岡京ワラビ採り殺人事件」はこのシーズンだったのだと思いだしまいた。45年も前の話です。事件を所轄した向日町警察署がすぐ近くでした。
その後に起きた「三和銀行オンライン詐欺事件」の女性行員の家もすぐ裏にあり、何度も取材でやってきました。
新聞記者として走り回っていたころの思い出ばかりが蘇りました。
神崎屋
075-932-1137
向日市寺戸町東ノ段4
ポンポン山・竃ヶ谷 春の花々の競演
ポンポン山の花の宝庫、竃ヶ谷に花咲く春がやってきました。
純白のイチリンソウ(一輪草)が斜面を覆っていました。裏側から太陽を透かしてみると、恥じらいの薄紫が淡いグラデュエーションを描いていました。
トウゴクサバノオ(東国鯖の尾)は初見参でした。
直径わずか5mmほどの小さな花です。どこに咲いているのかと、辺りを注意深く観察しながら歩きました。
「ここに咲いてますよ」と、谷で出会った花に詳しそうなおばさまに教えていただきました。
山吹色をしたヤマブキソウとニリンソウ(二輪草)が咲き競っていました。
京都・四条河原町 「立ち呑みココロ」でホタルイカ
京都を流れる疏水に沿って15キmほど歩きました。のどが渇きました。木屋町から四条を一本上がった路地にある「立ち呑みココロ」が開いていました。
とりあえず生と一緒に頼んだのが「ホタルイカの酢味噌和え」でした。
ていねいに目と骨(舟?軟骨?)は抜いてあるようで、口に残ることもなくうまいです。
「新タマネギのオニオンスライス」もいただきました。新鮮です。
この冷たさがたまらないシーズンです。
「ベーコンエッグ」はいたってシンプルです。
角ハイボール(ジョッキは別銘柄です)も追加しました。
ささっと2杯。軽くで止めておきました。
立ち呑みココロ
075-746-2720
京都市下京区四条通小橋西入真町455-5 セザンヌビル 1F
京都を歩く そすいさんぽ 疏水分線コース
「そすいさんぽ」は、琵琶湖疏水を巡るように整備されたウオーキング・ルートです。
大津・鴨川コースは、びわ湖畔から蹴上を越えて鴨川まで。
鴨川運河コースは、鴨川に沿って南下して伏見から宇治川まで。
そして、今回(18日)歩いたのは疏水分線コースで、蹴上から哲学の路、銀閣寺、下鴨あたりを流れ、堀川紫明まで続いています。びわ湖からは20キロあります。わたしは堀川紫明から遡り、蹴上から鴨川、そして四条まで3つコースにまたがり15キロを歩きました。
下鴨北園町のわたしが育った家のすぐ近くです。疏水を渡るこの道は小学校への通学路でした。
高野川には遅咲きの八重桜が咲いていました。向こうの比叡山は、黄砂で霞んでいます。
南禅寺の水路閣です。この上を疏水分線は流れています。