京都御苑 近衛邸跡の枝垂れ桜は・・・

 京都御苑の近衛邸跡にある枝垂れ桜が、早くも満開近しということです。奥さまと待ち合わせて花見に出かけました。
 花、花、花・・・。競うよに着物、着物、着物姿の記念撮影会場と化してました。すぐ近くの同志社女子大学の卒業式だったようです。
 同志社カラーのロイヤル・パープルの卒業証を頭上に、背中にかざして、はい、ポーズ!! いろいろやっておられて、外野席からも撮りがいがあります。

 近衛家は五摂家の一つで公家では最高の家柄でした。
 このシダレザクラは「糸桜」と呼ばれ、正確には枝垂れ性の江戸彼岸(エドヒガン)だそうです。
 ことしは、インバウンドの騒々しい面々も姿を消して静かなはずでした。

 華やかなのは結構なことです。ウイルスのおかげで沈みがちな気分を、パッと明るくしてくれます。

 五山送り火の大文字が、大きく見えました。

八幡 小谷食堂の「カレー中華 コロッケセット」と走井餅

 歩いて昼飯は、淀川合流域の背割堤の桜の状態を確認した後、石清水八幡宮近くの「小谷食堂」に向かいました。ネットで調べた八幡の人気店です。
 ほとんどの人が頼んでいる「カレー中華」をセレクトした「コロッケセット」(1000円)です。
 カレーと中華の融合なんて初めてです。ここでは「中印紛争」とは無縁です。
 柔らかな中華麺が、なんとも微妙な食感です。カレー粉を中華そば(そういうメニューもあります)の出汁に溶いたのでしょう。それほど辛くはありません。

 豚肉が2片、入ってます。

 コロッケにはソースをたっぷりと。昔、肉屋が店頭で揚げていたような、ちょっと甘いコロッケです。

 東高野街道沿いにあります。
 2階はカラオケ喫茶で、演歌の歌声が聞こえてきました。

 小谷食堂
 075-981-0221
 京都府八幡市八幡山本2-1

 東高野街道は、八幡から南へ、生駒連山の麓をたどって河内長野へ。そこから高野街道となって高野山まで続きます。さらに熊野古道の小辺路が熊野大社まで導いてくれます。
 わたしは、この全コースを何回かに分けて歩いたことがあります。

 石清水八幡宮の門前に「やわた走井餅」があります。
 安藤広重「東海道五十三次」の大津宿にも描かれた大津名物走井餅が最初で、明治の末に名水で名高い石清水の麓へ引き継がれたそうです。

 やわた走井餅老舗
 八幡市八幡高坊19
 0120-76-0154

 土産に買って帰り、おやつにしました。

 つきたての柔らかいモチに、昔ながらの餡が詰まっています。ちょっと甘いですが、美味しくいただきました。

歩いて昼飯 背割堤の桜は、まだ蕾堅し

 きょうの10キロお散歩です。淀川をさかのぼり、三川(さんせん=桂川、宇治川、木津川)が合流する辺りを目指します。背割堤(せわりつつみ=淀川河川公園背割堤地区)の桜の開花具合が気になります。
 まだ早かったです。なんとか1本、つぼみが膨らんでいる木を見つけました。
 ほとんどは「蕾堅し」でした。この2日ほどは、冬に戻ったような寒さです。ちょっと足踏みしていたのでしょうが、あすからの気温上昇とともに、一気に開花へと向かうのでしょう。開花予想は23日、満開は30日だそうです。

 背割堤には約220本のソメイヨシノが咲き競い、桜見物の人気度では全国5位、京都府1位です。ところが2018年の台風で被害を被り、無残な状態になっている個所もあります。

 桃の花は、今を盛りと咲き誇っています。

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早春の陽ざしに誘われ 五月山公園から六個山へ

 早春の陽ざしに誘われ・・・というつもりでハイキングに出かけました。実際にはちょっと寒さが戻った1日でした。
 池田市の五月山公園から六個山(ろっかやま)、箕面までの10キロほどを歩きました。
 仲間の皆さんとの予定があわず、3人での山行となりました。

 眺望がすばらしいルートです。あちこちの展望台から、六甲からの山並み、遠く霞む淡路島、生駒連山と眺めることができました。

 つり橋も出現して、よく整備されています。ウイルスとは無縁の自然を、子供連れのファミリーや、われわれと同じシニアまで、大勢が歩いていました。

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大阪・島本 「かぎ卯」の絶品セットメニュー

 天王山でミツマタの花に会いました。帰り道の西国街道沿いにある「かぎ卯」で昼飯にしました。
 「絶品セットメニュー」(1100円)から、ぶっかけうどんと釜揚げしらすごはんの組み合わせです。
 ギンギンに冷やした腰のあるうどんが、ひと汗かいた後にはたまりません。

 温かなご飯を、しらすとおかか、ネギが覆ってます。醤油を注いでいただきます。これ、うまいです。

 谷崎潤一郎の「蘆刈」に登場する店です。その昔。淀川の対岸、橋本には遊郭もあり、そちらとを渡し舟が往復していました。

 かぎ卯
 075-962-0700
 大阪府三島郡島本町山崎3-4-1

天王山に春の香り 黄色いミツマタが満開

 天下分け目の天王山(270.4m)の頂上近くにミツマタの群生地があります。登山道からちょっと離れているため、その存在はあまり知られていません。わたしもネット情報で知ったばかりです。天気も良いので、カメラだけ持って水無瀬の自宅から歩いて出かけました。
 「和紙の原料は、こうぞ、みつまた」と、小学生のときに習った記憶があります。三椏と書く、そのミツマタです。名前の通りに3本の枝に別れた先に花がついてます。

 ジンチョウゲ(沈丁花)科の低木落葉樹です。春の香りがします。

 ボールのように丸くなって満開のようです。小さな花の集合です。

 こちらはつぼみが混じります。

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歩いて昼飯 淀川河川敷を枚方まで

 11.42kmのウォーキングでした。わが家から南へ国道171号を越えて10分ほど歩くと淀川です。ここから車の走らない河川敷の道をのんびりと下りました。歩いている人と何人もとすれ違いました。枚方大橋を渡って京阪・枚方市駅がゴールとなりました。
 途中から曇り空となり、アゲインストの強い風に耐えて歩いていると、遂にはポツリ、ポツリと。
 土手に咲くあたりまえの春の花が、それでもレンズを向ける楽しみとなりました。

 枚方市駅前にある枚方蔦屋書店に入り、立ち読みを楽しみました。すぐ横にはカフェがあり、レストラン街もあります。でもカフェ飯にはちょっと食指が動きませんでした。
 歩き回って落ち着いたのは、「うどん屋でちょっと一杯!」とメニューに書いてあるうどん屋でした。

 生ビールと焼き厚揚げのセットとネギうどんです。
 カレーうどんが人気のようでしたが、ネギが入っただけの素うどんも、なかなかの出汁と腰でした。

ポンポン山 福寿草に会いに行く 2020

 ポンポン山に福寿草(フクジュソウ)を見にやってきました。
 ことしは2月の初めに開花したそうで、すでに3番花。満開は過ぎてました。でも、初夏のようなポカポカ陽気を浴びて、黄金色にピカピカと光っていました。

 これがヤマシロネコノメでしょう。雄しべが8本あります。この地域にしか生育しない固有種で、京都府の絶滅危惧種です。

 こちらはネコノメソウでしょう。

 ノーブルにも見えるこの白い花は、ハコベのようです。

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茨木 「THE FOREST OF ARTS M’s CAFE」でお茶をする

 茨木の北部。隠れキリシタンの里の千提寺(せんだいじ)にある「THE FOREST OF ARTS M’s CAFE」まで、ちょっとドライブしました。新名神の千提寺ICを降りてすぐですので、わが家から30分もかかりませんでした。
 ログハウスのゆったりとした空間には、静かなジャズが流れています。
 おいしいコーヒーとワッフルをいただきました。

 ワッフルにかかった冷たいアイスクリームが、いい香りです。

 片隅の薪ストーブが心地よい暖かさに包んでくれます。

 炎って、見ているだけで心が穏やかになります。

 鏡に反射した室内です。
 こんな山の中ですのに、客は私たちと同じ男女が3組と男性1人。常連さんが多いようです。
 2月の初めにキリシタン自然歩道を歩いたとき、たまたまここの前を通りかかり、奥さまと話す機会がありました。

 土日のみ営業のカフェです。

 夏は、小道を隔てた古民家の方での営業となります。
 庭には、手作りのピザ釜があります。今日は、ピザの注文のために、釜に火がはいってました。

 茅葺の古民家です。
 広い内部がリノベーションされてワンフロア―になっています。ライブでもできそうなスペースです。

 THE FOREST OF ARTS M’s CAFE
 072-649-4308
 茨木市千提寺249

関西百名山 絶好の日和~新雪の雲取山

 京都北山の雲取山に登りました。関西百名山を歩いてきた仲間との登山でした。
 ネットで調べた数日前の状況では、ほとんど雪はありませんでした。それが一変しました。真白な新雪に覆われていました。青空が広がり、天気もサイコー! ヘンなウイルスなどどこかに吹っ飛ばして、これ以上ない素晴らしい山行となりました。

 アイゼンをつけて、雲取山への最後の急坂を登ります。

 下りは渡渉の連続。これでもかというほど右岸、左岸を往復して谷を詰めました。丸木の橋は、慎重に渡ります。

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