美術館「えき」KYOTO イッタラ展を楽しむ

 JR京都駅ビルの美術館「えき」KYOTOで開かれている「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」に行ってきました(23日)。
 フィンランドを代表するライフスタイルブランドです。写真撮影が許可されているのはエントランスなど2カ所だけ。最高の芸術作品が展示されていました。
 でも、このブランドの本領は、日常使いする美しさと機能性を兼ね備えたプロダクトです。それが北欧デザインのすっきりとした線や、ぬくもりのある面で構成されているのです。わが家のリビングにも欲しいようなグラスや皿が並んでいました。

 1881年にフィンランド南部のイッタラ村で生まれたガラス工場からスタートしました。

 カップを重ねて並べた大きなランプシェードが会場外に置かれ、温かそうな光を発していました。

 即売コーナーには、ガラス製品やいろんなアイテムが並んでいました。

 「正札」はいい値をします。わが家は、アウトレットのB級品を愛用しています。

 美術館「えき」KYOTO
 JR京都駅 ジェイアール伊勢丹7階隣接

 わが家のイッタラでハイボールを飲みました。就寝前の楽しみです。

ポンポン山 福寿草に会いに行く 2024

 ことしもまた、ポンポン山の福寿草(フクジュソウ)に会いにいきました。
 咲いてました!! 久しぶりに晴れましたが気温が上がらず、期待したほどには開いていませんでした。それでも満開近しで、大きく咲いた花弁をレンズに収めました。
 2月の初めから咲いていました。タイミングがあわず、やっとポンポン山のルーティーンを果たすことができました。

 太陽に向けたパラボラアンテナのような姿はありませんでいた。

 気温が10度を超えないと、いっぱいには開かないそうです。

 ネコノメソウが咲いています。

 スミレが一輪だけ咲いていました。葵の葉に似ているところから葵菫(アオイスミレ)のようです。

 こちらは青繁縷(アオハコベ)というそうです。

続きを読む ポンポン山 福寿草に会いに行く 2024

自分でつくる 暗殺者のパスタ

 「暗殺者のパスタ」で独り、昼飯にしました。
 なんとも物騒なシロモノです。イタリア語でスパゲッティ・アッラッサシーナ(Spaghetti all’assassina)というそうです。「殺人級にうまい!」とか、「唐辛子の辛さが殺人級!」といったところからのネーミングのようです。
 材料はスパゲッティ、トマトペースト、タカノツメ、ニンニク、オリーブオイルに塩だけと、極めてシンプルです。
 辛さはそれほどではありませんが(タカノツメの量によります)、超濃厚味に仕上がりました。ベタベタのソース焼きそばを、トマト味に変えてような感じでした。

 「ワンパン・パスタ」をネット検索して見つけたレシピです。
 500ccほどの水にトマトペーストを溶いて、スープをつくりました。
 フライパンにオリーブオイルを垂らし、ニンニク、タカノツメで香り付けします。ニンニクがカリッとしたところで取り除いておきます。
 トマト缶の3分の1量ほどと、茹でていない乾燥状態のスパゲティ120gをそのまま入れて炒めます。

 パスタに焦げができるほど炒めるのがポイントのようです。
 トマトスープを2度に分けて加え、スパゲティがアルデンテになるまで煮込みました。

 ニンニクを戻して、汁気がなくなるまで煮込めば完成です。
 皿に盛ってから乾燥バジルをふりかけました。

 昔、大阪・ミナミのイタリア料理店で「ライフルの一撃!」というパスタを食べたことがあります。ミート系でしたが、似たようなものですかね。まだ店があるならもう一度、食べてみたいです。

うす紅色の シクラメンのかほり

 日ごとの暖かさにつられて、わが家のシクラメンが開花しました。
 昨年いただいたシクラメンを夏越しさせ、ここまで育てた奥さまの丹精が報われました。

 蕾がいっぱいついています。でも咲き乱れるのはまだ先です。

 向こうの鉢は、待機中です。

 胡蝶蘭(コチョウラン)は開花から2週間。3輪が花をつけています。

 デンドロビュームも加わって、リビングがにぎやかになってきました。

アクリエひめじで聴く 反田恭平&JNOコンサートツアー2024

 「反田恭平&ジャパン・ナショナル・オーケストラ(JNO)コンサートツアー2024」を、JR姫路近くのアクリエひめじ・大ホールで聴きました。反田くんの演奏は、昨年暮れのウィーン・シュテファン大聖堂でのモーツァルト「レクイエム」以来です。
 

 プログラムは、前半がラヴェルの組曲「クープランの墓」、プーランクの「ピアノと18の楽器のための舞踏協奏曲『オーバード』」。
 後半は、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲と、ピアノ協奏曲第20番でした。

 前から2列目の席でした。目の前に立った反田くんが振り下ろすと、これまた目の前の弦が限りなく澄み渡ったハーモニーを響かせました。管も素晴らしかったですが、可愛らしいホルン奏者らのお顔が見えずにちょっと残念でした。
 プーランクは初めて聴きました。事前にYouTubeで勉強してましたが、まるで別物でした。ピアノの向きが通常のピアノ協奏曲とは逆向きでした。反田くんの指先は見えませんでしたが、まばゆく踊り狂っていたのでしょう。息を飲むばかりでした。

 モーツァルトになって一転しました。
 P協20番は、映画「アマデウス」のエンドロールにも使われた曲です。反田くんも「小学生の時、~衝撃は半端じゃなかった・・・。~満を持して今回JNOと一緒に演奏できることが~」とライナーノートに書いてます。
 耳慣れたメロディーが流れてくると、ウィーンでモーツァルトの亡くなったその日、その時間に聞いたレクイエムが蘇ってきました。ショパンの反田くんが、それ以上に進化していました。

 大きなホールですが、満席でした。

 アンコールでのヴァイオリン(岡本誠司)とチェロ(水野優也)の火花が散る掛け合いはすごかったです。
 そして「トルコ行進曲」。これほどまでに優しくて愛に満ちた演奏を、ニッポンで聴ける幸せを感じました。

 サイン会が行われました。「ウィーンのオーバーラー(カフェ)でお会いしました!」と声をかけるんだと奥さまは張り切っていました。でも反田くんの姿はありませんでした。

 小腹が空いて、JR姫路駅の「姫路の地酒と姫路おでん本舗 」に寄りました。フードコートのような店で1000円ポッキリの「ちょい飲みセット」です。姫路おでんが5個とビールです。

 名物のおでんは、薄味で煮てあります。生姜醤油に漬けていただきます。

 「玉子焼き」と看板が上がる店でたこ焼きも追加しました。

 姫路の地酒と姫路おでん本舗
 079-284-6677
 姫路市駅前町188-1 ピオレ姫路おみやげ館

かしわら水仙郷と高尾山 焼肉を満喫

 誘われて2日続きの山行となりました。こんなこと、初めてです。
 河内の「かしわら水仙郷」で咲き乱れる水仙(スイセン)を、カメラで追いました。盛りはちょっと過ぎたような感じでした。空模様もどんよりとしていました。それでもアチラ、コチラとシャッターを押しまくりました。

 高尾山の山頂で、きょうのメンバーでパチリ。Iちゃんとは、昨秋の立山以来でした。あとの2人は、昨日から引き続きです。

 お楽しみメーンは、きょうも食べて飲むこと。
 早めの下山後は、鶴橋の鶴一に直行して、おいしい焼き肉をほおばりました。ああ、きょうもサイコーの1日でした。

続きを読む かしわら水仙郷と高尾山 焼肉を満喫

山飲み会2月例会 六個山から五月山 そして川西の居酒屋で

 山友が、「山飲み会」と称して山に登るより飲むのがメーンのような山行をしています。楽しそうと加えてもらい、2月例会の箕面・六個山から池田・五月山まで歩きました。
 下山後はJR川西駅前の居酒屋に直行しました。ジョッキが次々と空になり、料理があれこれと出てきました。山を歩いていた時間より、こちらに座っていた方が長いような腹一杯に満足の1日でした。

続きを読む 山飲み会2月例会 六個山から五月山 そして川西の居酒屋で

ブローチをつくる セーターにアクセント

 「シルバーのもうちょっと小さいのを」というオーダーでした。
 昨夏の金色のブローチに続いて、もうひとつ、つくりました。セーターのアクセントになりました。

 材料は、ホームセンターで見つけたコルク栓です。直径が50mmあります。

 カッターナイフでザクリザクリと削ります。
 電動のマイクロ・ベルトサンダーや目の粗いサンドペーパーで丸く成形します。
 全面にパテを塗って、表面を平滑にします。

 なんとか格好がついてきました。

 ホビー用のシルバーのカラースプレーで塗装しました。

 初めは凸凹なうえ、小さな穴もあります。パテを詰めては削る繰り返しでした。

 何回も塗っては磨きをくり返しました。なんとかツルリときれいになりました。

 裏にフェルトを張って、留め金具を接着しました。

 やっと完成です。金銀がそろいました。
 今回も材料費は1000円ほど。製作期間は2カ月ほど。わたしの労賃は含まれていません。

 ブローチをつくる 野良着屋「白椿」のワンピースを飾る

自分でつくる ブロッコリーとアンチョビのパスタ

 大きく育った採りたてのブロッコリーをいただきました。アンチョビのパスタにしておいしくいただきました。
 削ったばかりのパルミジャーノ・レッジャーノを振りかけています。
 何度も作っている組み合わせです。慣れたもので、安定のお味でした。

 常連のタカノツメは、入れすぎてせっかくのアンチョビの香りが消されてしまった失敗経験があります。彩のアクセントなりますが、今回は使いませんでした。

フェルメール アート・オン・スクリーン

 京都・烏丸御池の新風館にある「UPLINK 京都」で映画「フェルメール アート・オン・スクリーン特別編」を見ました。
 昨年2月、オランダ・アムステルダム国立美術館で、世界中から28点を集めた史上最大のフェルメール展が開かれました。それが高画質の映像に収められて映画館のスクリーンに映し出されました。
 「真珠の耳飾り少女」や「牛乳を注ぐ女」などのディーテールから光、色彩、そこに描かれた人々の物語までが国立美術館の館長らによって紹介されました。

 映画を見るのは久しぶりです。ネットで予約していました。50人ほど収容の小さもの箱でしたが、休日とあって7割ほどの入りでした。
 ゆったりとしたシートにポカポカするほどの暖房でした。とにかく美しかったですが、美術の素人には説明がちょっと難しすぎて、思わずコックリとしてしまうシーンもありました。 

 リニューアルされた新風館に入ったのは初めてです。おしゃれなカフェやファッション店が入居しています。

 アムステルダム国立美術館でフェルメールを見たのは、もう10年も前になってしまいました。

 「牛乳を注ぐ女」や「小路」など4作品も並んでいて、しかも写真撮影OKにびっくりしたものです。

 「真珠の首飾りの少女」と「デルフト眺望」を所蔵するデン・ハーグのマウリッツハイス美術館は、すぐ近くまで行きながら年に一度の国王パレードの日と重なって休館でした。もう一度、という思いは達成されていません。