「JR鍛冶屋線廃線30年 メモリアルウォーク」を歩く

 「JR鍛冶屋線廃線30年 メモリアルウォーク」を歩きました。
 鍛冶屋線は、兵庫・西脇の野村駅(現・JR西脇市)から北に13.2キロ、鍛冶屋駅まで走っていたローカル線です。大正12年に播州鉄道として開業、播州織物の運送などを担ってきましたが、平成2年に廃線となりました。その廃線跡に残された駅舎や整備された遊歩道などを巡るイベントでした。
 今年は、猛暑のためかわが町あたりの紅葉はまだまだ先のようです。でも、播州の廃線跡は、晩秋を感じさせる光景があちこちにありました。

 鍛冶屋線の跡地にできた日野北バイパスの開通プレイベントも行われていました。羽安駅では、無料でジビエ焼き肉なんかもふるまわれていました。

 鍛冶屋線の鉄橋をそのまま使った橋がかかっていました。
 山仲間で鉄ちゃんでもあるOさんと一緒に歩きました。

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グラーツ・エッゲンベルグ城の魅力と「豊臣期大坂図屏風」

 大阪城がオーストリア第2の都市、グラーツにあるエッゲンベルク城と友好城郭提携を結んで10周年となる11月2日、大阪歴史博物館で開かれた記念フォーラムを聞きました。
 グラーツからやって来た博物館長や学芸員が、グラーツの魅力や「大坂図屏風」があるエッゲンベルク城の城主などについて説明しました。残念ながらパワポの画質が悪く、説明も通訳は事前に用意されたテキストを読み上げているだけといった印象でした。
 広い会場は、わたしと同年配のいかにもヒマなリタイア組らで満員でした。それが、あちこちでコクリとしていました。
 この催しはエッゲンベルグ城と「グ」と表記していますが、わたしはこれまでエッゲンベルク城としてきました。

 エッゲンベルク城は、9月に訪れたばかりです。「エッゲンベルク城の『大坂図屏風』」に書いています。
 このときは英語のガイドツアーに入りました。おかげで「大坂図屏風」と対面できました。でも説明の方は、あまり理解できませんでした。もう一度、じっくり理解したかったのです。
 

 大阪城天守閣の北川央館長の話になると、がぜん、おもしろくなりました。やはり日本語です。
 豊臣期に城は黒色、徳川期は白色という通説はウソ。という説明の結論は、屏風の大坂城は白黒のミックスです。再建された大阪城も白黒です。これで正解です。
 屏風では大坂城を正面にして「極楽橋」(赤丸印)がかかっています。橋には壁があり、屋根には櫓が載っています。この櫓が、後に徳川家の命で豊国神社(京都)に移築され、さらにびわ湖に浮かぶ竹生島に移されたそうです。
 北川館長らのこんな分析から、屏風が慶長元年(1596年)から同5年の間の大坂を描いていると時代特定がされたのです。

 西国巡りをしていた時(2008年)に訪れた竹生島です。移築された唐門を記録していました。これが屏風に描かれた極楽橋の現存する姿だったのです。

 エッゲンベルク城でもらったのと同じ日本語のパンフレットを資料としていただきました。
 屏風の画像は、このパンフレットのものです。

 馬場町の交差点の南西角に立ってます。この辺りの景観は、大阪府警などわたしが新聞記者時代に毎日のように通っていた時とはすっかりと変わりました。大阪府庁だけはそのままでした。

 大阪歴史博物館
 大阪市中央区大手前4丁目1-32
 06-6946-5728

 大阪府庁前から見る大阪城は、あたりまえながら同じでした。

大阪・梅田 「心斎橋ミツヤ ホワイティ梅田店 」の元祖カニコロッケスパゲティ

 3日連続で梅田に出かけました。珍しいことです。
 ちょっと早めの昼飯は、ホワイティ梅田の地下街の一番目につく角に昔から変わらずにある「心斎橋ミツヤ ホワイティ梅田店 」に入りました。いつ以来でしょうか。
 頼んだのは、「元祖カニコロッケスパゲティ」(700円+税)です。カニコロッケはともかく、ミツヤといえば鉄板に載った熱々のスパゲティが食べたかったのです。鉄板の上で焼きそばのような伸び切った麺がジュルジュルと音を立てているのは、昔のままです。お味の方は、さて昔の味の記憶はありません。

 ハバネロソースをかけてみました。タバスコではありませんが、これでなんだか懐かしい辛さが蘇ってきました。

 一緒にたのんだカフェオレが真っ先に出てきました。

 ショーウインドーをのぞき込むだけで楽しいです。
 手前のプレートは「おとな様ランチ」です。

 ぜんざいからパフェまで、メニューは多岐に渡ります。
 若い客はほぼゼロ。中年以上のご婦人の姿が目につきました。メニューのせいもあるのでしょうが、これだけにぎわっていれば、路線変更する必要もないのでしょう。

 学生時代によく行ったのはアベノ地下街にあったアベノ店です。

 心斎橋ミツヤ ホワイティ梅田店
 06-6312-4761
 大阪市北区小松原町梅田地下街4-7

大阪・梅田 ウェスティンホテル大阪「故宮」のランチコース

 ウェスティンホテル大阪の中国レストラン「故宮」でランチコースをいただきました。知り合いご夫婦のお招きでした。
 まずは「故宮特製美味盆」から全9品のスタートです。オードブルの盛り合わせは、イカやクラゲ、鴨肉と色とりどりです。とろけるトマトは甘いです。

 「枝醤肉絲滑子羹」とメニューにはあり、「豚フィレ肉入り枝豆スープ」と説明してあります。
 枝豆にパクチーの香りが乗ったスープです。「肉絲」は好物の青椒肉絲(チンジャオロース)で知ってます。細切り豚肉です。「滑子」はナメコ。言われてみれば、そう読めます。たっぷりと入ってました。「羹」は、単漢字変換で出てきましたが、スープは「湯」ですからね。

 お次は「飽魚茹魚袍蟹棒」です。ホウの連発です。「ハタのタラバ蟹包み巻きと季節野菜の炒め」です。

 おいしいカニが詰まってます。

 「西檸汁醤百花節」。もう何が何だか? 「海老のすり身の揚げもの レモンソース」ということです。パンに包んで揚げてあるようです。

 さてお次は、見るからに青菜の炒めものです。「清沙姜米油麥菜」だそうです。でも知っている青菜ではないような。味わい深いですが、不思議な味付けです。

 仕上げは、焼きそば、チャーハンとの3択から選んだ汁そばです。おいしくて、スープの最後の一滴まで飲み干しました。

 「特製缶甜品盆(デザート」は、杏仁豆腐とタピオカ入りココナッツミルクでした。お代わりができたそうですが、もう十分に満足でした。
 ここまで2時間余り。話も弾んで、ゆっくりと堪能しました。ありがとうございます。

 
 
 このメニューをもらってきたので、中国語のお勉強食レポになりました。
 「ちちんぷいぷい」(MBSテレビ)でおなじみの料理長、王憲生さんが、テーブルを回って「おいしいですか?」と聞いてくれました。

 故宮
 ウェスティンホテル大阪 3階
 大阪市北区大淀中1-1-20(新梅田シティ内)
 06-6440-1065

 新梅田シティ内では、クリスマスに向けた大きなツリーが作られていました。

キース・ジャレット 懐かしの「ザ・ケルン・コンサート」を聴く

 キース・ジャレットのピアノをCDで聴きました。懐かしの「ザ・ケルン・コンサート」です。30~40年前にカセット・テープにダビングして、何度も何度も聴いていました。音源は何だったかも記憶にはありません。CDは先日、アマゾンで中古を買いました。
 1975年1月24日に、独・ケルンのオペラ劇場でライブ録音された完全即興のソロ・コンサートです。まだLPが全盛だった時代です。
 耳に馴染んだフレーズが蘇りました。時にうなり声が混じり、床を踏む音まで入ってます。
 こんな音だったとは思いますが、ちょっと金属質にも聞こえます。
 気になって、このところの愛聴盤であるアリス=紗良・オットのCD「NIGHT FALL」に替えてみました。これは安心してピアノの音が聴けます。1か月余り前に、ベルリンのフィルハーモニーで生を聴いたばかりです。まあ、ライブ録音とスタジオ録音、さらに録音年代の差ということにしておきましょう。
 CDを久しぶりに聴いたのは、プレーヤーが新しくなったからです。といっても20年ほど前の「DENON DCD-1650AZ」です。それなりの銘器でした。「ジャンク品(動作不良)」というのを、ヤフオクで格安で2台落として、1台をドナーにして合体修理しました。正確な測定はしていませんが、機嫌よく回っています。 

 キース・ジャレットは、クラシックの正統派演奏でも聴かせてくれます。
 J.S.バッハの「平均律クラーヴィア曲集」の第1、2巻(各2枚組)もあります。時間をみつけてゆっくりと聴きましょう。
 
 

高槻 「一穂」のマグロカマ定食

 「一穂(いっすい)」という、ランチはマグロ料理がメーンの店です。7月にここで「マグロカツ定食」を食べています。今回は「マグロカマ定食」で、1字違いで大違いです。
 30センチはあろうかというマグロのカマです。エラの後ろの肉で、当然、1尾から2つしか取れません。それが豪快に塩焼きされています。脂がのっています。おろし大根とともにいただきました。骨が大部分ですが、それでも十分い食べ応えがありました。

 ひっくり返してみました。いい色をしてますが、流石にこちらは骨と皮だけで、食べる部分はありません。

 刺し身が2切れ、ついていました。これが箸休めとは贅沢です。

 「数量限定」とあり、前回は食べられませんでした。

 「5%還元」の対象店でした。
 試しにデビットカードで支払いました。生ビールと合わせた請求額の1397円が、すぐにカードの銀行口座から引き落とされました。
 還元はどうなっているのかと調べると、1カ月分がまとめられて、口座にキャッシュバックされる仕組みのようです。

 日本酒と串カツ・酒粕おでん 一穂(いっすい) 希SAKU
 072-681-2100
 高槻市芥川町1-9-14 YUVIⅡ 1-B

西宮 カトリック夙川教会で「ロ短調ミサ曲」を聴く

 カトリック夙川教会で、J.S.バッハの「ロ短調ミサ曲」を聴きました。
 指揮・テノールは畑儀文、大阪バッハ合唱団の合唱でした。奥さまもソプラノで歌ってました。
 この教会で聴くのは3度目です。席は自由です。早くから並んだので、1階の前列でも座れたのですが、2階の最前列にしました。教会の高い天井に舞い上がる音楽を聴きたかったのです。狙い通りに、大合唱団の迫力に富んだ美しいハーモニーに包み込まれました。鳴り渡るトランペットの響きが、圧巻でした。
 バッハ晩年の2時間にも及ぶ大作ですが、テンポの良い運びにぐんぐんと吸い込まれてゆきました。

 尖塔が美しい教会です。

 カトリック夙川教会
 西宮市霞町5-40
 0798-22-1649

六甲 荒地山と幻となった岩梯子

 六甲山の荒地山(549m)に登りました。芦屋の奥にあり、ロックガーデンと谷をはさんだ名前の通りに荒地(あらち)の山です。粗粒花崗岩で覆われていて、露出した岩場はロッククライミングの名所としても知られています。
 岩梯子という、われわれでも楽しめる岩場ルートが目的でした。ところが、ちょっとした勘違いから巻き道を進んでしまい、メーンディッシュを食べそこないました。いずれリベンジですね。

 【2019/10/23 09:14】
 阪急芦屋川で待ち合わせました。平日だというのに、ハイカーの姿があちこちにありました。

 芦屋の山手の高級住宅街を抜けます。いつもの山仲間の4人です。天候の様子などから急に日程を変えたりで、少人数になりました。

 山道にはいると、どっと汗が噴き出しました。良い天気です。

 雲が広がってきましたが、秋の空です。

 ロックガーデンの岩々が見えます。

 【10:26】
 中間にある鷹尾山です。プレートが1枚、ぶら下がっているだけです。

 コウヤボウキだそうです。

 【11:13】
 岩梯子の下までやって来ました。でもそれは後でわかったこと。
 先を行く女性グループの1人が「無理!」と左上から下ってきて、直進するルート(巻き道)を進みました。我々も疑いもせずにそちらへ進みました。
 そこが岩梯子だったのです。ネットで調べると、「岩梯子」と小さく表示があったのですが、その時は、わたしもまるで気づきませんでした。

 巻き道とはいえ、それなりの岩がむき出しでした。

 両手をついて登る場面もありました。

 【11:39】
 それにしては岩梯子が出てこないなと歩いているうちに、荒地山のピークに到着してしまいました。

 とりあえず昼飯にしました。
 わたしは阪急十三の構内にあるベーカリーでパンを買ってきました。

 M子さん恒例のデザートタイムです。
 きょうの手作りは、栗饅頭です。大きな真ん丸です。

 栗の渋皮煮が1個、そのまま入ってました。彩を考えて、きょうは白あんです。いつものように甘さ控えめで、おいしくいただきました。

 食後、やり残した仕事と、空荷で岩場に戻りました。でも、岩梯子の場所はわかりませんでした。もっと下の方だったのです。

 【13:12】
 諦めて山頂に戻り、横池に向けて下山しました。

 ロックガーデンにそびえる風吹岩を通過しました。

 雲が出てきて、眺めはイマイチとなりました。それでも淡路島から和歌山方面までが確認できました。

 【14:29】
 麓近くの保久良梅林です。春にまたやってきたい桃源郷でした。

 【15:01】
 阪急岡本でゴール。そのまま「餃子の王将」へ直進しました。とりあえず生ビールで乾杯です。

 餃子もつついて満足の1日を締めくくりました。

京都・下鴨 旧三井家下鴨別邸を訪ねる

 近代京都の名建築、豪商・旧三井家の別邸だった「旧三井家下鴨別邸」を訪ねました。招かれたわけではありません。
下鴨神社の南、賀茂川と高野川が合流する三角点の先端にあたる部分にあります。かつては、隣にある京都家庭裁判所の所長官舎だったそうで、その存在すら知りませんでした。重要文化財に指定され、歴史的な建造物として3年ほど前から公開されています。

 南側の庭園に面した主屋の3階には、望楼が設えられていて東山の眺望が楽しめるそうです。五山の送り火の一等席でしょう。
 一般公開はされてませんが、11月に特別公開されます。

 背の高い樹木に囲まれて庭園と一体となっています。

 角度によっては4層建てにも見えます。

 1階座敷です。床の間には三井家の基礎を築いた三井高利の肖像画がかかっていました。

 障子越しに見る明るい庭園です。

 右側にある背の高いムクの木がシンボルになています。

 茶道の水屋もあります。
 この日も茶会が開かれていて、和服姿の婦人が大勢、おれれました。

 格子戸越しに見る内玄関あたりです。

 なにの実でしょうか。たくさん成っていました。

 いろんな線が交差します。

 旧三井家下鴨別邸
 075-366-4321
 京都市左京区下鴨宮河町58-2

 下鴨神社まで歩くと、糺の森では「森の手づくり市~秋の特別編2019」が開かれ、たくさんの店が連なってました。

 わたしが足を止めたのはこちら、銘木の端材です。
 オークやムクなど違った3本の拍子木を結んだようなものがありました。何にするのかと思うとー。なるほど、鍋敷きでした。中型のを買うと、「木工、興味ありませんか」と話しかけてきた店主が、「箸置きかバターナイフでも作ってください」と、いくつもの端材をくれました。

 ラグビーの聖地、「第一蹴(だいいっしゅう)の地」という石碑が立つ前では、少年たちがボールを追いかけていました。

 「下鴨神社杯 タグラグビー大会 ~第一蹴の地でラグビーを」という催しでした。
 対戦表を見ると、葵小、下鴨中、洛北高とわが母校のチームが名を連ねていました。
 ラグビーW杯の日本-南ア戦がある日でした。盛り上がるはずです。

京都・出町 「田舎亭」の玉子かけご飯セット

 京都・下鴨で、あやうく「昼飯難民」になるところでした。
 1軒目。ネットの評価などで食べたいと思っていた下鴨神社近くのうどん屋は、予定外の臨時休業。
 2軒目。ちょっと西に歩いた人気洋食店は、もう2時に近いというのに「すみませんが最低で40分のお待ち願います」。
 3軒目。そこから南へこれまた歩いた洋食店は、すでに1時半に営業終了。
 4軒目。出町まで歩いて目指したサバ寿司のおいしいうどん屋も、ちょっと前に店を閉じて、店員らが食事中。
 万策尽きかけところ、河原町今出川の交差点の向こうに暖簾がかかった「田舎亭」が見えました。まるで砂漠のオアシスでした。よく冷えたビールがうまかったです。
 「玉子かけご飯セット」(800円)です。温かなご飯に、こだわりの玉子とチリメン山椒なんかが載っています。薄めの出汁醤油をかけてぐちゃぐちゃと混ぜると、これはいい味です。

 ミニそばです。これも出汁を味わうためについているみたいです。

 どこにでもありそうな店名ですが、わたしが少年だったころに、ここの近くにあったレコード店で初めてEPを買ったころにもあったはずです。近くにある大学に通った奥さまは知ってました。

 隣は駐車場です。奥まで見渡せます。ウナギの寝床です。幅3㍍ほどの店は、列車食堂のように細い真ん中の通路をはさんで、両側にテーブルとボックスシートが並んでいます。
 午後3時を回っているのに、少なくとも観光客とは思えない客が途切れませんでした。

 田舎亭
 075-231-3819
 京都市上京区今出川通河原町西入大宮町313

 食事のあと、下鴨神社をもう一度ブラブラして、北山の京都コンサートホールに向かいました。
 「京都の秋 音楽祭」が開かれています。

 「時の響きスペシャル ショパンコード」を聴きました。
 作曲家でピアニストの西村由紀江は、御年50オーバーとは思えない美貌とスタイルです。ショパンの「別れの曲」から「101回目のプロポーズ」の音楽まで、楽しいひと時でした。次に登場したソノダオーケストラもおもしろいショパン・ジャズを聴かせてくれました。ところが、最後のゲストで、見事にずっこけました。「どこがショパンなの??」

 ラグビーの日本-南ア戦が気になったので、アンコールは聞かずにそそくさと退出しました。