だれでも絵はがき

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 だれがとっても絵はがきになります。
 王宮の丘から見下ろすドナウです。向こうには国会議事堂とマルギット島が。
 ウィーンからバスで行く現地ツーリストの1日ツアーは、ブダペストまでは英語ガイドだけだが、到着すると日本語ガイドがついてくれる。
 九州の大学で1年間だけ日本語を学んだという30歳くらいの男性ガイドは、びっくりするマルチリンガル。ハンガリー人だが、生まれはルーマニアで二重国籍。「ハンガリー語はフィンランド語と似ている」という。ドイツ語、フランス語、英語に、「イタリア語とスペイン語も、よくしゃべれないけでわかる」とペラペラと日本語で説明してくれる。頭の中はどうなっているのか。
 「ぼくは数学専攻で、日本では格闘技を学んで卒論を書いた。弟は小さいときから政治家志望で、今はルーマニアの政権党の副党首をしている」とか。きっと、ものすごいエリートなんだ。    (2005/05/06)

ハンガリアン”狂”詩曲

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 これどもちゃんと音楽になってるんです。すばらしい。
 みてください、バイオリンのおじさんの楽器の方向を。肩当ては何のためにあるんでしょうか。それでもa線だけで「うんちゃ、うんちゃ」とリズムをとってました。
 写真を撮らせてもらったお礼に、フォリント硬貨をバイオリンケースに入れてきました。  (2005/05/16)

ブダペストの空

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 ブダペストの英雄広場です。
 ウィーンからバスで3時間ほど。初めて陸の国境を越えました。
 バスに乗り込んできたのはオーストリア側の出入国管理官。パスポートに「出国」のスタンプを押していきましたが、ハンガリー側はフリーパス。帰りはどちらも素通りで、パスポートには出国しただけの記録が残りました。  (2005/05/16)

今朝は雨

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 ウィーンにやって来て、初めての雨です。ホテルで朝食をとりながら、きょうはどうしようかと相談です。
 それにしてもアメリカン・ビュッフェ・スタイルの朝食は、ついつい食べ過ぎてしまいます。ジュース、コーヒー、パン、スクランブルエッグ、ベーコン、ハム、チーズ…。でも少ないんですね、生野菜が。トウガラシのピクルスはおいしかったけれど。   (2005/05/17)

なんでもふたつ

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 ウィーン・フィルハーモニーにウィーン・シンフォニー。その本拠地は、ムジークフェライン(楽友協会)とコンツェルトハウス。ウィーン国立音楽大学にウィーン市立音楽大学。そして国立オペラ座(Wiener Staatsoper)と、ここフォルクスオパー(Volksoper)。
 フランツ・ヨーゼフ1世の即位50周年を記念した1898年に建てられて劇場だが、外観ではオペラ座ほどの貫禄はない。そのせいでもないが、スメタナのオペラ「売られた花嫁」も、もうひとつの印象だった。ザンネン!!  (2005/05/15)
 

Strassenbahn

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 路面電車は素敵です。いろんな路線の電車が次々にやってきて、渋滞のない道をスイスイと走ってる。24時間パスを買っているので乗り放題で、一駅でものってしまいます。これだけ便利だから、市街地では車を使わないパーク・アンド・ライドも根付いているよう。京都市電はとっくの昔に消えてしまったけれど、もったいないことをしたような。
 ちょっと古い停留所もそのまま残ってます。わたしがよく訪問しているブログTripper Archives」にも登場していたところです。
 それにしても「検札なし」の乗車券システムの不思議。ウィーン在住の知人がこんな風に教えてくれました。
 「抜き打ちでやってくる検札にみつかると、罰金で1カ月分の定期料金を払わされる。1年に12回、検札に遭遇すればトントン、以下なら安上がりということ。でも、みんな買ってるようですけど」

ちょっとひと息

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 ちょっとカフェでひと息いれました。どこでって? 大きなプレートがついているので、わかるはずです。創業者かとも思いましたが、それは? もちろんお菓子です。
 ここのトルテは、二人で1個でちょうどでした。みやげには、「トルテ」の本家争いをしたもう一方の店のを買って帰りました。ここのは阪急梅田店でも買えますから。   (2005/05/15)

私たちのために

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 パプスブルク家ゆかりのアウグスティーナ教会です。リストも「光り輝くように美しかった」と娘のコジマへの手紙に書いた16歳のシシー(后妃エリザベート)の結婚式もここで行われました。
 たまたま通りかかったら、オルガンの調べが聞こえてきます。入ってみると、ミサのためにかオルガニストが練習中でした。観光客も入ってきますが、パイプオルガンには興味がないよう。ずーっとたって、聞き惚れていたのは私たちだけでした。
 教会ではよくミサが行われてます。翌日の16日は、シュテファン寺院で聞いたのと同じ「戴冠ミサ」が予定されてました。
  (2005/05/15)

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敬虔な気持ちで日曜ミサに

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 ウィーンの最初の朝は日曜日。前夜も訪れたシュテファン寺院で、ミサが行われます。ウィーン在住の知人に聞いたら、「カソリックです、という顔したはいったら大丈夫ですよ」とのアドバイス。ちょっと早めにいったのですが、もう大きなドームが信者でいっぱいでした。
 コーラスとオーケストラが入って、モーツァルトの「戴冠ミサ」が。ところが、CDで聴く演奏とは大違い。1曲終わるたびに、司祭の話があり、儀式がはさまり、そしてまた演奏。ウーン、ミサとはこんなものだったのかと、改めて感じ入りました。  (2005/05/15)