プラハの名物Pivnice(ピヴニツェ=ビアホール)、「ウ・カリハ」です。
席につくと、ボーイが聞いてくれる。
「食前酒はいるか?」、「ワインかビールか?」。
でビールと頼むと、大きさなど聞かずにドーンと登場しました。日本の大ジョッキより二回りくらい大きなのが。さすがに女房には、だまっていたけどちょっと小ぶりのが。
口当たりがものすごくよい。アルコール度は5.何度と日本のビールとも変わらないようなのに、いくらでも飲めてあまり酔わない。「水の感覚」という言葉が理解できる。
料理は、スモークポークにクリネード、ザウアークラウト添え。クリネードはポテトをつぶして焼いたもので、ねっとりとした蒸しパンといった感じ。もう一皿のチキン料理も日本人の舌にあって、きれいに平らげた。
「ウ・カリハ」は作家のハシェクが通った店で、「兵士シュベイクの冒険」の舞台になったそうだ。壁には、小説を題材にした落書きがあり、主人公・シュベイクなどのグッズも売っていた。