Clarus Voce 1st コンサート ~準備編

 女声アンサンブル クラルス・ヴォ―チェが初めてのコンサートを11月30日、芦屋のカトリック芦屋教会の聖堂で開きます。メンバーは、練習に熱がこもっています。
 わたしも忙しくなってきました。奥さまも歌っているグループの記録係を長く勤めています。今回も録画、録音担当をかってでました。
 このほど、芦屋教会でリハーサルが行われました。動きのある「グレゴリオ聖歌」は、あちこちに置いた4台のデジタルカメラで同時録画して、編集しました。

 「神の御子は今宵しも」は、音声をリニアPCMレコーダーで録音して画像と合成しました。カメラ内臓マイクで録音(グレゴリオ聖歌)したものより良い音で撮れています。
 大小5つもの三脚スタンドに固定した機器を独りで駆使しての奮闘でした。慣れない作業でしたが、本番を前によい練習となりました。

 シンプルなバラ窓が美しです。
 この2階席から主に撮影しました。

 カトリック芦屋教会
 兵庫県芦屋市公光町5丁目15番地
 0797-22-3982

 阪神・芦屋から徒歩3分、JR・芦屋、阪急・芦屋川からともに徒歩12分です。

 フライヤーとチケットもできあがりました。
 どちらもわたしがデザインしました。細かな修正は、イラストレーターというグラフィック・ソフトを使う娘の手を借りました。
 あとはプログラムの作成作業が残っています。

 指導していただいている関西二期会で活躍中のソプラノ歌手、金岡伶奈先生の独唱ステージもあります。ご興味がおありの方は、チケットを用意いたしますのでお知らせください。

西宮北口 「魚の巣」で山なしの昼飲み

 「山と飲み会」の例会でした。あいにくの雨でした。山行は取りやめましたが、そんなことではへこたれません。飲み会だけは、きっちりと決行しました。
 阪急・西宮北口から傘なしで行ける「魚の巣 阪急西宮北口アクタ店」です。汗はかいてませんでしたが、喉が欲してました。いつもの通り「カンパ~イ!!」。体調不良の1人がおらず。5人です。

 魚が自慢の店です。先ずは「造り五種盛り」です。 

 にぎりは、どれもうまいです。

 揚げ物3種と、イカ焼きです。

 生もハイボールも、うれしいことに200円ポッキリです(期間限定)。

 ピークは踏みませんでしたが、恒例のピースは忘れませんでした。

 魚の巣 阪急西宮北口アクタ店
 0798-68-0061
 西宮市北口町1番 アクタ西宮 西館1F

自分でつくる つぶ野菜入りケチャップでナポリタン

 フィットネスクラブで汗を流しました。帰り道にラーメンで昼飯とも思いましたが、帰宅してパスタでした。
 長野・伊那福島のスーパー・ツルヤで買ってきた「つぶ野菜入りケチャップ」の出番でした。
 たっぷりとかけました。ゴロゴロ野菜が入っているわけではないですが、まろやかないいお味です。これ一丁で、上出来のナポリタンができました。 

 同じツルヤで安さに飛びついたワインです。赤ですが冷蔵庫で冷やしておきました。
 スペイン産のテンプラニーリョです。たった300円台とは信じられません。濃厚味の料理のお相手で水代わりに飲むには十分すぎます。

 ツルヤにはオリジナル・ブランドの商品がいろいろと並んでいました。

 ピーマンとタマネギ、ニンニク、ベーコンを刻みました。

丹波篠山 「器とくらしの道具 ハクトヤ」の色と光

 篠山城の城下町にある河原町妻入商家群を散歩しました(26日)。
 立ち寄ったのは「器とくらしの道具 ハクトヤ」です。その色と光に圧倒されました。
 琉球ガラスでしょうか。薄暗い商家の窓際で、怪しくも煌びやかに輝いていました。

 アレもコレもとデジカメのシャッターを押しまくりました。

 こんなのでワインを飲んだら、さぞうまいことでしょう。

 あふれんばかりです。

 シェードのすごさに見ほれます。

 よく見ると大量のタカノツメが束められていました。
 アーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノや麻婆豆腐を作り続けても、消費しきれないでしょう。

 幾何学模様もきれいです。

 ヒンメリも素敵です。なるほど、こんな風に組み合わせるのかと、勉強になりました。
 マネしてつくっても、大きすぎてわが家には飾るスペースがなさそうです。

 中庭に陽がこぼれます。

 街道に対して間口は狭く、奥深くなっているのがよくわかります。

 ハクトヤ
 079-552-7522
 丹波篠山市河原町121-1

 辺りは国重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

丹波篠山・福住:その2 けせら工房の優しすぎる色いろ

 「行ってみたいとこがあるの」と助手席の奥さまからの提案でした。予定外に京都縦貫道を千代川ICまで走り、1時間もかからずに丹波篠山の福住までやってきした。
 お目当ての「けせら工房」です。
 森で育てた植物や藍で染色したり 綿から糸を紡いで布にしたり 竹を切りひごを作りカゴを編んだり ~そんなコンセプトの工房でした。
 奥さまは気に入った草木染の綿布と刺し糸をお買い上げです。 

 窓から射しこむ日を浴びて、暖かそうです。

 パステルではなく、ナチュラル・カラーです。

 韓国のポシャギ風です。

 染料となる草木がグツグツと煮えています。
 たっぷりと時間をかけて染まります。

 軒下が華やかです。

 2歳半の女の子が、裸足で駆け回っていました。

 工房の場所がわからず、ちょっと探しました。あぜ道の先にありました。

 横の畑では、黒豆が実をつけていました。

 わたしが気になったのは、さりげなく置かれていたこのスピーカーでした。ご主人はジャズ・ギターを演奏されるとかで、オーディオにも関心がおありなのでしょう。

 福住Part1で紹介したMAGMUN COFFEEでも、天井の梁に同じとおもわれるスピーカーがありました。
 調べるてみと、エムズシステムというメーカーの波動スピーカーのようです。MAGMUNでは静かに音楽が流れていましたが、もう一度、その実力の音を聞きたくなりました。

 けせら工房
 丹波篠山市福住308

丹波篠山・福住:その1 MAGNUM COFFEEのアメリカーノ

 ちょっとドライブのはずが、思いがけずも遠くまできてしまいました。丹波篠山の東の端、古民家を改装した店が並ぶ古くて新しい宿場町・福住です。目的地は別の店だったのですが、そこで「コーヒーがおいしいですよ」と紹介されました。
 MAGNUM COFFEE(マグナム コーヒ)のデッキに座り、お薦めのアメリカーノを楽しみました。
 「アメリカンではありません」とのことでした。エスプレッソを湯で割っているいそうです。
 コーヒーはあまり飲まないので、さして違いはわかりません。でも、そのまろやかで深い味わいを感じることができました。

 店の許しを得て持ち込んだパンをいただきました。
 自宅に近い京都・大山崎のパヴェナチュールで買ってきた「フォカッチャの生ハムサンドイッチ」です。シコシコとしたパンと生ハム、パリッとしたレタスの食感が素敵です。

 ここがわたしたちのプレミアムシートでした。

 空気がひんやりとしていました。紅葉が始まっています。

 ゆっくりと時間をかけてコーヒーを淹れ、デッキまで運んでくれました。
 客は他に1組だけでした。

 古い小劇場を改装しているそうです。舞台も残っていました。

 もちろんコーヒー豆の袋売りや、ケーキなども並んでいました。

 福住を抜けるデカンショ街道(篠山街道)に面しています。店の前が一里塚でした。
 
 MAGNUM COFFEE(マグナムコーヒー)
 079-506-2610
 丹波篠山市福住317

 伝統的建造物群保存地区となている街道を歩いてみました。

 趣のある建物が並びます。

 トリコローレがはためきます。イタ飯屋さんでした。今度は、こちらでいただきたいものです。

 こちらはケーキ屋さんでした。

木曽・馬籠宿 近江屋の山菜そば

 旅の2日目(21日)は、昼から雨になりました。
 伊那谷から権兵衛トンネルを抜けて木曽谷に入りましたが、奈良井宿は横目に。上松辺りでは、ワイパーを高速にしても視界不良の土砂降りとなりました。妻籠宿も車からは下りずに通過して、峠を越えると馬籠宿です。ここで雨は止みました。
 観光客に混じってぞろぞろと石畳の宿場を歩き、「近江屋」で山菜そば(700円)をすすりました。

 1杯で千円を超すようなこだわり手打ちのそば屋が多いです。それに比べると、こちらは極めて大衆的でした。そばはなんとか製麺製かもしれませんが、たっぷりの山菜もはいって充分においしかったです。
 雨カッパを着て歩いて峠を越えてきたような、価格に敏感な外国人もやってきて、そばをすすっていました。

 人気の五平餅は、扁平ではなく団子三兄弟型(古い!)です。クルミやゴマがすりつぶして混ざっています。それほど甘くはありません。口直しの漬け物もついていました。

 近江屋
 0573-69-2412
 岐阜県中津川市馬籠4308-1

 島崎藤村の生家でもある馬籠宿本陣は文学館になってます。大昔に入ったことがありますが、内部はすっかり忘れています。
 トウソンって誰?という大方のインバウンドと同様に、わたしも素通りしました。
 とにかく外国人が多いです。スペインのサンティアゴ巡礼路で知り合ったイスラエル人のおっちゃんも、「ナカサンドーを歩いたことがある」と自慢していたのを思い出しました。

 有名な栗きんとんの店です。
 創業の元治元年(1864)って、都では蛤御門で禁門の変が起きるなど幕末の動乱期でした。

 そば屋や五平餅の看板を眺めながら、宿場の坂を下りました。

 馬籠宿は、中山道の43番目の宿場です。

伊那 かんてんぱぱガーデンのテラス席

 千畳敷カールから降りてきて、次に向かったのは「かんてんぱぱガーデン」でした。南と中央の2つのアルプスに囲まれた南信州・伊那谷の新しい観光スポットです。約3万坪のガーデンにレストランや美術館、ショップなどが並びます。
 かんてんメーカーの伊那食品工業の本社・工場周辺に広がっています。
 monterinaと名付けられた複合施設の2階テラス席で、1階のKAFE&BAKERYで買ってきたパンとカフェラテをいただきました。

 「クッラムベリークリームチーズ」は、なんとかんてん入りのパンです。もっちりとおいしいです。

 向こうの南アルプスの稜線は、雲に隠れていました。
 一瞬だけ雲が流れました。仙丈岳かなと思わせるピークが頭を見せました。

 ゆったりとしたカフェスペースです。

 2階のSHOPには、東京発のデザインショップとのコラボ商品が並んでいます。

 わたしが目を止めたのは、模型ヒコーキでした。うまく飛ばすと、上空をルールして戻ってくるそうです。孫は喜んでくれるだろうかとゲットしました。

 山野草園には、花のシーズンは外れてもきれいな花が咲いていました。
 スイレンがひっそりと咲いていました。

 カキツバタが今ごろ咲いています。

 シクラメンでしょうか?

 派手さが目をひくホトトギスです。

 可憐なリンドウも咲いています。

 千日紅が真っ赤です。

 かんてんぱぱショップには、かんてんを使った商品が満載です。

 かんてんぱぱガーデン
 0265-78-2002
 長野県伊那市西春近広域農道沿い

買いまくった!! ツルヤ伊那福島店と昼神温泉朝市

 「ツルヤで買い物」が、旅のひとつのテーマでした。
 ツルヤは、群馬、長野両県に40数店舗を出店する地元スーパーです。食肉や野菜などの生鮮食品に加えて、数多くのオリジナルの加工食品が並びます。
 ワインのコーナーでわたしの足は止まりました。なに、この安さ。スペイン産のテンプラニーリョ(ワイン用ブドウの品種)の赤ワインがたったの300円ほどでした。
 サンティアゴ巡礼で、毎日のように飲んでいた赤ワインでした。とりあえず2本をワゴンのカゴに入れました。さらに500円台の別の銘柄も。これがおいしければ、長野県に引っ越すぞとすら思わせるシロモノでした。

 1本で何千円もするようなワインは、毎日飲むにはお呼びではありません。こちらにはコルクではなく、千円未満のスクリューキャップのリーズナブルなのが並んでいました。

 ビールコーナーには、初めて見る軽井沢ビールがいく種類もありました。全部、飲み比べたい!

 ズラーッと向こうまで酒類が並ぶさまは壮観です。

 つぶ野菜ケチャップは、タマネギやトマトが粒状に入っているケチャップです。パスタに使えばおいしそうと、手が伸びました。

 蕎麦までオリジナルです。
 ツルヤ・オリジナルの白色を基調にしたパッケージの商品がいっぱいです。

 奥さまは、どちらの生七味にしようかと思案中です。
 5月に友だちと行った松本のツルヤでみやげに買って、おいしかった品です。娘からリクエストされていました。両方をお買い上げです。

 ピスタチオも安いです。
 どれも2~300円のものばかりなので、つい財布のひもが緩んでしまいます。

 いくつ買うの?

 探していたりんごジュースは、すでに完売でした。

 新鮮そうな野菜なんかも満載でした。

 買ってしまいました。レジを通過すると、1万円を超してました。
 でも、そんなのは珍しくありません。地元民らしき多くの客はカゴに2杯ほども買い込み、1カゴすべてが入りそうなバカでかいショッピングバッグに詰めていました。長野県人って豊かなのですね。

 ツルヤ 伊那福島店
 0265-71-7811
 長野県伊那市福島178-1

 伊那谷を北に上り、そのうちに諏訪湖というあたりの交通の便がよいバイパス沿いにありました。広い駐車場がありました。

 1泊した阿智・昼神温泉では、朝市が立っていました。
 このトマト屋の前には行列ができていました。魅かれて並びました。

 愛想のよい兄ちゃんが、トマトを一つ一つ選びながら袋に詰めてくれました。600円でした。
 おおかたの水耕栽培ではなく、自家農園で栽培しているので絶対においしいと勧めるトマトでした。

 野沢菜が100円です。これは野沢菜漬けをつくらなくては。

 おやきもいろんな具が並んでいます。

 朝イチに何も飲まずにやってきました。喉が渇いたので頼んだリンゴジュースが、たまらなく自然に甘かったです。

 もちろん、リンゴも買いました。
 他にもネギや野菜、マイタケとあれこれと。

 昼神温泉
 長野県下伊那郡阿智村智里

中央アルプス 千畳敷カールのもう晩秋

 中央アルプスの千畳敷カールを歩きました。4日ほど前に急に思い立ち、ネットで1夜の宿だけ予約しての旅でした。
 氷河が削り出してできたカールは、高山植物が咲く雲上の楽園です。でも花のシーズンには外れ、全山が赤や黄色に染まる紅葉にも遅すぎました。
 あいにくの天気となり、ガスが終始、宝剣岳を覆っていました。カサをささなくてもよかったのが幸いで、一瞬ながら晴れ間ものぞいて雄大な景色を楽しむことができました。

 木曾駒ヶ岳につながる八丁坂の登りです。ガスの彼方が乗越浄土ですが、もはやわたしとは縁のない世界になりつつあります。

 ガスが晴れて宝剣岳の岩峰が姿を見せました。剣が池に咲くナナカマドの赤い実がきれいでした。

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