マッチって、久しぶりにお目にかかりました。昔は、喫茶店には必ずありましたね。灰皿とともに。
タバコを吸わなくなったせいもあるのでしょう。珍しく火をつけてみました。
堺町通り三条下ルところにあるコーヒー店[イノダ]のコーヒーをのまなければ、
「ぼくの一日は始まらない」
という人がいるかとおもうと、
「サンボアで一杯のまぬうちは、おれの一日が終らぬ」
という人もいる。
……
[サンボア]は、京都で、もっとも古い酒場の一つであって、立飲台へ出されるウイスキーも、カクテルでさえも、きびきびとした中年の主人の、小柄だが精悍な風貌に似つかわしい、男っぽい味がしてこようというものだ。
池波正太郎「散歩のとき何か食べたくなって」より京都・寺町通り
サンボアは、神戸で創業し、現在は京都サンボアのほかに大阪にも何店かあります。
カテゴリー: 花・Camera
What is this? 接写-習作1
何だかおわかりですか?
クローズアップレンズで撮影するモノはないかと、あたりを見ました。本箱にのっていた古いCPUです。コンピューターの心臓部ともいうべきパーツです。林立しているピンを、ソケットにさし込みます。
クローズアップレンズをとると、こんな具合です。
クローズアップレンズで接写
クローズアップレンズを入手しました。大阪・梅田のYバシカメラです。マイクロコンバーションレンズというのを買うつもりだったのですが、先にクローズアップレンズが見つかり、これでもいいかと。
「接写」といえば、この商売をしているものにはだれでも思い出があります。「ガン首集め」です。ガン首とは、業界用語で顔写真のことです。事件、事故などの関係者の顔写真を集めることも、重要な仕事です。やっとのことで見つけた写真も、卒業アルバムだったり、小さく写っているスナップ写真だったり。そこから該当者だけの「顔」を接写するわけです。そのために接写技術も必須でした。
わたしがいつも使っていたのは、マイクロ・ニッコールというレンズです。普通に使えば50ミリの標準レンズですが、胴がグルグルと繰り出して、そのまま接写できるという便利なレンズでした。
もう、ガン首を接写することもありません。
入手したのはKenkoのクローズアップレンズでNo4です。1枚レンズのものは、この半額ほどでしたが、これは2枚レンズです。といっても2000円ほどです。これで美しい花でも撮って、いずれアップします。お楽しみに。
2つのIXY
新しいデジカメを手に入れました。これまでと同じCANON IXY DIGITAL
です。
左のIXY200は5年ほど前に入手しました。富士山に登り、ウィーンにも2度行ってます。たくさんの思い出を共有してきました。
右は、ヤフオクで見つけて落札したIXY60です。最新モデルではありませんが、価格・性能のパフォーマンスは抜群の選択だったはずです。
モデルチェンジを繰り返しても、「これぞIXY」という一貫したデザインを継承しているのはさすがです。日本製では珍しいのではないでしょうか。
縦横は、ひとまわり小さい程度ですが、幅は5.3ミリとずいぶん薄くなっています。重さも50グラム軽い140グラムです。持ち運びがぐっとラクになります。
平日に鞄に入れておき、「きょうの昼飯」を撮影するのはIXY。休日に持ち歩くのはPanasonic FZ30と使い分けています。
「きょうの昼飯」も、また新たに店の発見にがんばりましょう。
夜桜の京都・清水寺
夜桜を見に、夜間拝観をしている京都・清水寺に行きました。
昨夜のことです。いや、すごい人、それに車。四条河原町から乗ったバスは、祇園石段下まで進むのに30分以上かかり、「これから先もどれくらいかかるかわかりません。清水寺に行かれるかたは、歩かれた方が早いかもしれません」の車内アナウンス。220円と時間を無駄にしました。
池に映る満開の夜桜です、さすがにきれいです。
三重塔を見上げます。青い光の帯はライトアップです。
朱色が美しくなった開山堂に桜がはえます。
はるかかなたに子安塔が浮かび上がります。
本堂の舞台に上がると、「三脚はご遠慮ください」と注意されました。
そりゃ無理です。三脚なしで撮すのは。京都タワーが二重になってます。
奥の院からみた舞台です。
青い光の帯は、西方の遙か彼方にあるという西方浄土(極楽浄土)を照らす演出なのでしょうか。
八坂の塔もみえますが、かなりブレてます。
京都府立植物園のカワセミ その2
京都府立植物園のカワセミは、1日3ステージ公演だそうです。午前10時の1回目に間に合うよう、自宅を飛び出しました。阪急-地下鉄と乗り継いで45分で到着です。
満開の桜には脇目もふらず、カワセミが決まって餌取に現れる池の畔で待機することしばし。ヒューッとやってきました。
朝食の魚をくわえてます。
つがいのメスにもっていってやるのでしょうか。口にくわえたまま飛び立ちました。
420ミリ×1.7倍テレコンではこれが限界です。まだまだ腕がついていきません。
ダットサイトで照準を定める
ダットサイトを入手しました。さっそくアダプターを作って、愛機のデジカメ、Panasonic FZ-30 + T-Con17 に装着できるようにしました。
「Dot Sight」ですが、これを銃の世界ではダットサイトと発音しているらしいです。パソコンの世界ではドットですが、同じです。等倍のファインダー上に赤いドットが表示されます。そのドットが照準になっていて、撮影したいターゲットにドットをあわせてシャッターを押します。高倍率の望遠レンズでは、ファインダーをのぞいてもターゲットがどこにあるのかすぐに見つからないからこんな装置を使うというわけです。
さあ、試写が楽しみです。効果のほどは、改めて報告いたします。
<br>
これまではホームページの「銃砲店」を調べてました。「モデルガン」で試してみると、大阪・梅田でダットサイトを販売している店を見つけました。その店は富国生命ビルにありました。
購入したのは、SⅡSというメーカーのView More という製品です。
デジカメへの固定方法を考え、Yバシカメラで「バウンスシュー」というカメラ部品を購入しました。合わせて5000円ほどでした。
左は、バウンスシューを分解したところです。右のように基礎だけを再利用することにして、金具は自宅近くの「コーナン」で112円で購入しました。
強度のことを考えて、2液のエポキシ樹脂系接着剤で固定したうえで、ビスで締め付けました。
ダットサイトには、6角ナットで固定しました。これで完成です。
京都府立植物園のカワセミ
カワセミを求めて京都府立植物園に転戦しました。
いました。カワセミが。水上からエサを狙う態勢のホバリング(空中での停止)もみせてくれました。でのその瞬間なんて、わたしの腕では撮れません。せいぜいこの程度です。ちょっと恥ずかしいですが、仕方ないです。
カワセミを狙っているカメラの放列です。カメラ本体が50万円、望遠レンズが70万円、三脚だけでも8万円ですって。わたしのカメラとテレコン、一脚の合計が三脚相当です。すごい世界があることを知りました。
初めてのカワセミ 京都御所
初めてあこがれのカワセミに遭遇しました。きれいな水色の羽をしてまた。でもほんの一瞬のことでした。
とにかくファインダーにおさめることができて感激です。
京都御所の近衛邸跡です。ちょっと濁った池の上ににカワセミはいました。
桜は満開です。見物の人が次々にやってきて、口々に「きれいね」を連発したました。でもカワセミに気づいたひとはほとんどいなかったようです。
枝垂れ桜が満開です。円山公園の枝垂れ桜は樹勢が衰えてきたようで、こちらのほうが立派です。
ベランダの観葉植物
寒風吹きすさぶベランダですが、観葉植物がいい色になってます。密かに花を付けているのもありました。名前は知りません。
春が待ち遠しいですね。