Paso a paso トウキョウ おめでとう from  Madrid

 東京五輪決定を、マドリードのホテルの実況テレビで見るとは思いませんでした。おめでとう、トウキョウ。
 そういえば、きょうのマドリードでは、中継の準備をしているテレビクルーとあちこちで出会いました。空振りにさせて、ごめんなさい。
 いま、午後10時10分です。こちらのテレビ中継は、さっさと終わりました。さて、ゆっくりと寝ます。

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Paso a paso マドリードは人でいっぱい

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 マドリードで一番にぎわう中心部のSOL/デル・ソルです。どこから湧きてきたかと思うほどの人の数です。かき分け、かき分け歩きました。
 マドリードはオリンピック落選ですか。とりあえず、ごめんなさい。明日は目立たないようにしています。
 詳しくは改て書きます。

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Paso a paso 近代的なドーハ空港

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 ドーハ空港で待ち時間は、関空から早く着いたこともあって、3時間近くあります。
 空港内をひと巡りしましたが、オイルマネーの力を見せつけるように豪華です。
 免税店には、世界のブランドがそろってます。

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 関空からの便は、大部分が日本人でした。ところが、空港内は各国語が飛び交ってます。そんななかでも、チャイニーズはひときは声高です。

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 インターネットのコーナーで遊んでみました。

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 なるほど、アラビア語は、右から左へ書くのですね。Windowsのスタートも、右隅から始まります。

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 私のブログも見ることができました。

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 夜が明けた空港です。カタール航空ばかりです。

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Paso a paso ドーハ空港は、暑いです

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関空を深夜に飛び立って、やがて出てきた夕食です。しばしの別れですので、和食にしました。
ドーハ空港に降り立つと、さすがにムッとしてました。こちらは、まだ午前4時半。外は真っ暗です。

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鯛もエビもイカも、確かに入ってます。でも、ごっちゃ煮のよう。おいしいですが。ご飯も合格。まあ、これまでの機内食では、「優」の部類です。

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デザートのフルーツまで、小さな盆に満載です。

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前菜が鮨です。

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飲み物は白ワインにしました。フランス産シャルドネで、おいしくいただきました。

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《追加画像》

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ドーハ到着前に食べた食事です。

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こちらは、ドーハを飛び立ってマドリードに向かう途中です。

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もう一度、食事が出てました。
その都度、飲んだ白ワインはおいしかったです。

Paso a paso 行ってきます

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 関西空港です。これから出発します。
 カタール航空で、まずはドーハまで飛びます。三浦カズの「ドーハの悲劇」くらいしか思い浮かばない砂漠の都市です。
 こんな時間に出発するのは初めてです。機内食ってどうなるんでしょう。ま、ワインでも飲んで眠れたらいいのですがね。

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Paso a paso サンティアゴ巡礼カメラは 「CANON S110」

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 サンティアゴ巡礼に連れていくカメラはどれにするか? というほどカメラコレクションはありませんが、とりあえず4台。
 右から、NIKON D500+TAMURONズーム めっきり出番は減りましたが、わたしのメーン機です。
 RICOH GXR+A12 四国88カ所のお遍路カメラとして導入しました。交換レンズ(感光ユニットごと交換)も追加して、満足の写りです。昨年のチェコ・ドイツ旅行でもいい記録を残してくれました。このユニットの欠点は、マクロ(接写)機能がないため、食事が写せないことです。
 次は、RICOH GRDigitalⅢ わたしの「昼飯カメラ」として、いつも一緒でした。これでわたしの撮影スタイルが確立されました。19ミリという単焦点と、抜群のレンズの明るさが長所でもあり、短所でもあります。
 サンティアゴ巡礼は、すべての持ち物を背負て歩きます。10グラムでも軽いに越したことはありません。「余分なトイレットペーパーでも捨てたくなる」といった体験談を読みました。愛する「GRDⅢ」だけにするか。ずいぶんと迷いました。

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 そこに登場したのが、「CANON PowerShot S110」(左)です。ネットの評判に、どんなものかと最安値のショップから購入しました。で、最近は、こちらに乗り換えてしまいました。小さな図体ですが、レンズはそこそこ明るく(f2.0)、4倍ズームです。画質も文句ありません。
 というわけで、愛するGRⅢを押しのけて、わたしの常用カメラに昇格していました。これを持ってサンティアゴ巡礼に出発します。
 予備カメラは、この画像を撮影したiPhoneです。

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Paso a paso  1ユーロ=135円 ああ、円安!

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 ユーロに換金しました。
 1ユーロ=135円(手数料を含む)でした。ああ、円安です。
 昨年、ドイツに行ったときは、100円ほどでした。食事にしてもホテル代にしても、ドイツの物価は安いと感じたのは、対ユーロ相場のせいもあったようです。
 それが、1年で大きな違いです。
 コインは、ドイツ旅行の残りです。高額紙幣も残っていれば、差益が生じたのですが。
 マドリードは、スリ、ひったくり、その他窃盗犯に要注意です。虎の子を、あちこちに分散して持っていきます。 

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Paso a paso 8キロ超のザックを背負って

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 巡礼中の荷物は、当然のことながらすべてをわが背に負って歩きます。
 四国のお遍路でもやっていることです。学生時代の縦走登山では、1週間分の食料までキスリングで背負ってました。
 でも、もう歳です。できる限り軽くしようと持ち物は厳選しました。とはいえ、あれもこれもと、ザックは膨らみます。

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 天気予報を見ていると、スペイン北部はこの週末に雨が降り、その後、ぐっと気温が下がるようです。最高気温が20度なんて予報の日もあります。日本もそうですが、一気に秋到来のようです。
 暑い夏のつもりで準備してましたが、これは大変です。長袖Tシャツを追加し、ユニクロのウルトラライトダウンのジャケットまで引っ張り出してきました。

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 ザックはOSPRAYの38Lです。同容量のザックでは、比較的軽いです。
 ブランドのOSPRAYは、猛禽類のミサゴ。米軍が沖縄に配備するの垂直離着陸機と同じですネーミングです。
 張り付けたワッペンは、サンティアゴ巡礼に関する情報を入手してきた「Pilgurim Forum」のものです。巡礼路の方向を示す矢印がデザインされています。
 ハポネ(Japanese)とわかるように日の丸も縫い付けようかと思いました。でも、8日にはオリンピックの開催地が決まります。東京が勝てば(ならいいですが)、マドリードでは反感を買うのではと懸念して、やめました。

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 「巡礼中の荷物は、体重の10分の1を目安に」といわれています。
 ちょっとオーバーしてますが、まあ、こんなものでしょう。

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Paso a paso サンティアゴ巡礼「フランスの道」

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 イエスの十二使徒のひとり、聖ヤコブ、スペイン語ではサンティアゴの遺骸が発見された町、サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教3大聖地のひとつです。ヨーロッパ各地からそこを目指して巡礼者が旅をしてきました。
 いくつもの巡礼路ができましたが、そのひとつが「フランスの道」です。遠くパリまでも延びてますが、現代ではフランス北西端のサン・ジャン・ピエ・ド・ポー(SJPP)がポピュラーな出発地となってます。ここから徒歩でピレネー山脈を越えてスペインに入り、はるか780キロも西にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指します。5週間かかります。
 わたしもそこを巡礼したかったのですが、いまは時間的余裕がありません。完全フリーとなる数年後に体力的余裕が残っていれば再チャレンジするとして、今回はそのトライアルという位置づけです。最後の100キロ超を5日間で歩く計画です。
 Sarria/サリアという町がわたしのスタートです。そこから歩き始める人が一番多いそうです。

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 ルートマップ「Camino de Santiago Maps」はネットで英国の書店から購入しました。10.99EUR(約1300円)でした。平均的な巡礼者が1日に歩くペースに合わせて編集されています。
 開けているページは、わたしが巡礼1日目に歩くサリアからPortmarin/ポートマリンまで22.4キロのコースです。

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Paso a paso わたしの「巡礼手帳」

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 サンティアゴ巡礼のパスポートとなるのが「巡礼手帳」です。Credencial/クレデンシャルといいます。本来は、自分が住む地区の教会で「巡礼者である」と証明されることで、旅の安全が保証されました。
 わたしの巡礼手帳には東京カテドラル聖マリア教会の証明印が押されています。クリスチャンではありませんが、「スピリチュアル(精神的理由)で巡礼する」ということで認められました。実際には、日本で唯一公認されている「日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会」が発行してくれます。
 これを持っていると、アルベルゲという巡礼者用の宿泊所に安価で泊まれます。博物館や美術館入場がサービスされたり、急な医療を受けることもできます。
 蛇腹式に折りたたまれていて、スタンプを押してもらうスペースがあります。巡礼の記録帳でもあり、途中の教会やアルベルゲ、レストランやバール(軽食堂?)などでスタンプを押してもらいます。
 徒歩による巡礼は、最後の100キロ以上を歩くとが条件です。それが証明されると、コンポステーラと呼ばれる「巡礼証明証」をもらうことができます。
 スタンプラリーのノリです。西国33所や四国88カ所のお遍路も、納経帳に朱印を集めていきます。どこか共通するようです。

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