Paso a paso Dos エピ4=10/4-5 KLMの機内食

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 バルセロナからはアムステル・スキポール空港で乗り継い関西空港に戻った。44日に及ぶ長期の旅だった。
 KLMのエコノミー機内食は、「まあまあ」というレベル。

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 これが飲めるのはうれしい。出てくるのは南アフリカ産のミニボトル。

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 最後の夜を過ごしたバルセロナを6時25分に飛び立った。スペインとはこれでお別れ。

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食べ納めも魚介盛り合わせ

バルセロナのサン・ジョセップ市場です。東京・築地市場のように、その場で料理して食べさせてくれるカウンターの店が並びます。

頼んだのはここでも魚介盛り合わせです。イイダコが、コリコリとしておいです。

ムシアで食べたのと比べるとタコ、イカが多いです。

スタートはビール。

ビーノ・ティント(赤ワイン)が定番だったガリシアとは、飲み物の嗜好も違うようです。観光客が多いせいでしょうか。

手長エビは、トロリとしてます。

ムール貝は欠かせません。

趣向を変えてサングリアにしてみました。オリーブオイルであふれた口直しにぴったりです。

またも残がいの山です。

こんな店がいくつもあって、にぎわってます。お勘定は、ガリシアに比べて1.5倍といったところです。

これが、グルメ三昧でもあったわたしのカミーノの食べ納めとなりました。

サン・ジョセップ市場の百花繚乱

 バルセロナの台所といわれるサン・ジョセップ市場(ラ・ボケリア)です。

 原色の絵具をぶちまけたような世界が広がっています。

 特に説明はありません。

 ペペロンチーノ(タカノツメ)のオリーブオイル漬けをみやげにしました。

 スイカがおいしそう。

 タパスで何回もたべたシシトウです。

 これはお菓子です。

 魚介は、午前中に売り切れるのか、あまりありませんでした。

 肉もボリュームが違います。

 当然、ハモンは大人気です。でも、1本そのまま買うのでしょうか。

 巡礼で知り合ったSさんから、「バルセロナに行かれるのなら、行ってみてください」と勧められました。

 旅の初日に泊まったホテルのすぐ近くでした。

光の洪水に圧倒されたサグラダ・ファミリア

旅の最後の1日は、バルセロナで過ごしました。
サグラダ・ファミリア教会だけは入場予約を取ってました。
とにかく想像を超える光の交錯に、ただ唖然としました。

西からの日が差し込む午後でした。聖堂は、真っ赤に燃え上がってました。

詳しくは改めて記します。
わたしの長かった旅も、終わろうとしています。

Paso a paso Dos エピ3=10/3 バルセロナの光と色と

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 日本からサンティアゴ巡礼に行く人は、航空券をパリin、マドリードoutとするケースが多いようだ。わたしがバルセロナin、outとしたのは、ガウディのサグラダ・ファミリア教会を見たいとう思いからでもあった。
 旅も実質的な最終日のこの日は、午前中にLCC(格安航空機)でバルセロナに飛び、ここを訪れることだけしか予定していなかった。

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 時間はあるので、同じガウディのグエル公園にも行ってみた。ところが、観光客でびっくりするような大混雑。予約なしでは夕刻まで入場できなかった。こんなことなら、サグラダ・ファミリアと併せて予約しておくのだった。

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 夕食は、サン・ジョセップ市場で魚介を堪能した。
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大聖堂のボタフメイロ

大聖堂の聖ヤコブさまの前に垂れ下がるボタフメイロ(大香呂)です。ミサが終わると、香がたかれます。長い旅で汚れ果てた巡礼者ん清めるために行われました。

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この日の司祭によって火がつけられます。

白い香が立ち上ります。

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振り子運動になると、あたりに香がたなびきます。

勢いよく香呂は左右に振れます。

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広い大聖堂を清い香りが包みます。

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ボタフメイロは、決められた日と、多額の寄付があった日にたかれます。一昨日はありませんでした。2度目のミサで遭遇できました。

大聖堂あたりでのんびりと

サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂あたりでのんびりとした1日でした。

8時を過ぎてましたが、まだ街路灯が明るいです。

これが最後の道しるべです。

やっと尖塔が明るくなってきました。

大聖堂の裏側です。次々と巡礼者が到着します。

入場を待つ長い行列もできてます。

ばったりとK氏、あきちゃんと遭遇。カフェでひと休み。

思わぬ体験もしました。

バール街は大にぎわいです。

最後は大聖堂にタクシーで乗りつけました。

Paso a paso Dos エピ2=10/2 パラドールの賄い朝食

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 サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂の横に、国営五つ星のパラドールがある。こんな豪華ホテルとは縁がないが、朝、昼、晩の3回、各10人に無料で食事がふるまわれている。建物が王立救護院だった歴史の名残らしい。
 わたしも朝食をいただきに行った。パンとコーヒーだけのいたってつつましい食事だったが、ごちそうさまでした。

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 豪華なメーンダイニング。残念ながら見るだけだ。

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 夕食は、最後のタパスをつまんだ。

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地の果てで腹いっぱい 極上の魚介

いや~、食った、食った!

食べ残した残がいの画像からスタートするコラムは、このブログ初です。

地の果て、フィステーラ近くのキンタナスという港のカフェです。魚介盛り合わせといった料理です。2人前です。ドーンと登場しました。

ご一緒したK氏とまずは乾杯。

魚介スープが懐かしい味です。やはり肉汁とは違います。

それではいただきます。

ホタテ貝は巡礼のシンボルです。それが最良の味になって、胃袋まで満たしてくれます。

ムール貝です。いい色してます。

フルボトルの白ワインがセットでついてきました。

とりあえずエビです。

こちらは手長エビです。

マテ貝も、やはりおいしいです。

ツアーバスの休憩時間は1 時間45 分。それがちょうどよい長さのスペインの昼飯でした。

豪華料理の代金は、ビール、ワインを合わせ一人3000円しませんでした。

目の前は、キンタナスの港です。

マリアさまの地 ムシア

マリアさまが、ヤコブを励ますために小舟に乗ってやって来られたらという地、ムシアです。大西洋に突き出たもう一つの岬です。

巡礼のもう一つのゴールにもなってます。

海に向かって舟の聖母教会(サンタ・マリア・ダ・バルカ教会)が立ってます。

青い青い空に尖塔が突き刺さります。

教会内には多くの船がつり下げられています。

ステンドグラスにはマリアさまが描かれいます。

丘の上には大きなオブジェが。フィステーラまで34キロのモホンも立ってます。

荒波が打ち寄せては消えていきます。
心が穏やかになっていきました。