熊野古道 語り部と歩く 牛馬童子口~小広王子

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阪急交通社トラピックスの日帰りバスツアー「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅」の3回目(21日)でした。牛馬童子ふれあいパーキングから小広王子まで9キロ余りを5時間ほどかけて歩きました。天気予報は「曇りのち雨」で、覚悟していましたが、最後までほとんど降られることもありませんでした。かえって大汗をかくこともなく、快適なウォーキングでした。
歩き始めてしばらくすると箸折峠の牛馬童子王子に着きます。
牛馬童子像(左)は、文字通り馬と牛にまたがった旅姿の高さ50センチほどの小さな石像です。2008年に頭部を破損されると災難にあったため、その部分の色が異なっています。

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この辺りの王子の御神体が合祀されている近野神社(金毘羅神社)の急な石段にヤマユリが咲いてます。

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熊野・中辺路 近露王子で食べるツアー弁当

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 「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅ハイキング 弁当付き」という日帰りバス・ツアーの3回目でした。「曇りのち雨」と気になる天気予報でしたが、途中、ポツリときたかなという程度。かえって強い日差しはなく、格好のハイキング日和でした。
 昼飯のツアー弁当は、1時間ほど歩いたところにある近露(ちかつゆ)王子でいただきました。
 アマゴの素揚げに、頭からかぶりつきました。うまいです。

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 古道沿いにイタドリが茂ってました。そのイタドリの油いためが珍しいです。
 すがすがしい空気と心地よい汗という天然の調味料もあって、煮物も具入り卵焼きも、そしてご飯も一層おいしいです。

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 今回は「グループはてなし」製です。地元の主婦グループの手作りのようです。
 弁当を配り、空き箱を回収してくれたお母さんなんでしょう。

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 近露王子
 和歌山県田辺市中辺路町近露字北野90

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熊野九十九王子を往く その5 紀伊~海南

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「熊野九十九王子を往く」の5回目は、JR紀伊から紀ノ川を渡り和歌山市の東部をかすめて海南までの25キロほどを歩きました。
日焼けを警戒して、長袖のTシャツでしたが、ついまくり上げていたため、腕にくっきりと跡が残りました。
この区間は、フラワー街道であり、フルーツ街道でした。あちこちに、きれいな花が咲き、果実が膨らみつつありました。

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田んぼは田植えが終わり、水が張れています。そのために用水はどこもあふれんばかりの水量です。和佐のあたりでは、川の水位が上昇して、水郷のように絵になる風景になってました。

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熊野古道 語り部と歩く 高原熊野神社~牛馬童子口

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 阪急交通社トラピックスの日帰りバスツアー「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅」の2回目でした。
 高原熊野神社から牛馬童子口までの10キロほどを5時間ほどかけて歩きました。今回は、街道のほとんどが山道で、標高差も500メートルほどありました。

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 語り部さんと歩くと、いろんなことを教えてもらえます。その代わりに団体行動とあって、ひとり立ち止まって気が済むまでまでカメラを構えている時間がありません。
 あわてて撮った二人静(フタリシズカ)です。もうすぐ花が開きそうです。でも花へのピントがイマイチです。

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熊野・中辺路 高原霧の里休憩所で食べるツアー弁当

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 「語り部と行く! 熊野古道を歩く旅ハイキング 弁当付き」という日帰りバス・ツアーの2回目でした。今回は、高原熊野神社から牛馬童子口まで10キロほどの、そこそこ歩きごたえのあるコースでした。
 ツアー弁当は、前回コースとのリレー地点となった高原霧の里休憩所でいただきました。
 手作り感いっぱいの弁当です。ズイキにタケノコなどの薄味の煮物に、アルミフォイルに包まれた鮭と鶏の焼き物です。好物のいなりと大きな握りがついてます。

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 温かい手作りの味噌汁もいただきました。
 前回度同様に、中辺路町の「十丈グループ まえだ」製です。でも、すべてが被らないように工夫されてました。

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 秀逸は、この梅干しです。デカいです。酸っぱさは控えめで、デザートのようです。

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 目の前は、こんな光景です。握り飯もうまいはずです。

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 シャクヤクが大きなつぼみを膨らませています。

 高原霧の里休憩所
 和歌山県田辺市中辺路町高原

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熊野九十九王子を往く その4 東佐野~紀伊

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「熊野九十九王子を往く」のその4は、JR東佐野から山中渓を越えて和歌山県に入り、JR紀伊まで30キロほどを歩きました。よく晴れた日和でしたが、暑すぎもせず、歩くのには絶好の季節です。

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泉南市の山の中腹にある林昌寺です。聖武天皇の勅願寺として行基により天平年間(729年-748年)に開創されたという古刹です。躑躅(つつじ)寺の山号の通り、境内の法林の庭は一面がツツジに覆われています。
大きなカメラを持ったマニアがたくさんやって来ていました。ポツリポツリと開花してますが、見ごろはまだ先です。全山が色づいたらすごいでしょう。

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ポンポン山で食べる 「春のこぶりなおにぎり」と「山菜そば」

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ポンポン山の頂上は、これまでにない人出でした。あちこちで弁当を開けています。わたしもJR高槻駅のコンビニ、Heart-inで買ってきた弁当をいただきました。
「春のこぶりなおにぎり」(319円)には、タケノコご飯などの小さなおにぎりが3つ。それにコロッケやエビチリなどが詰まってます。

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もうひっつは、「新発売」というPOPに引き寄せられて手にした「イトメン カップ 山菜そば」(172円)です。
昆布とカツオの味がよく出て、あっさりとおいしいそばです。

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ポンポン山の標高は、わずか678.7メートルです。それでも気圧が低いのか、パッケージがパンパンに膨れていました。

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ポンポン山に登る クリンソウが満開

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連休最後の1日は、ポンポン山に登りました。昨年は「月例」と称して毎月登ってましたが、年が明けてからは初めてです。もう5月。カタクリには遅いので、クリンソウが咲いてるかなと期待してました。
きれいに咲いたクリンソウと出会いました。

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花が円状につき、それが数段に重なっている姿がお寺の五重塔などにある「九輪」に似ているので、クリンソウと呼ばれています。サクラソウ科の多年草です。

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熊野九十九王子を往く その3 鳳~東佐野

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「熊野九十九王子を往く」のその3は、JR阪和線の鳳から、ほぼ阪和線に沿って東佐野までの20キロ超を歩きました。晴天というほどではありませんでしたが、紫外線は強かったようです。おかげでシャツをまくり上げていた腕には、くっきりと日焼け跡が残りました。
街道の名残です。このあたりの熊野古道は、「小栗街道」とも呼ばれます。小栗判官が地車に載せられて熊野を目指したという伝承の道です。

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鳳から歩き始めてすぐ、高石市の富木駅近くの等乃伎(とのき)神社の境内に白い花が咲いていました。あまり見かけない花ですが、なんじゃろうかと。
帰宅後、ネットで調べました。検索語は「5月、木、五弁、花、白」でヒットしたのは、なんとなんと「なんじゃもんじゃ」のようです。うそのようなネーミングですが、そんな木が存在するようです。ヒトツバタゴの別名です。でも、これで正解でしょうか?

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熊野九十九王子を往く プロローグとその1(再録) 京洛の熊野社、天満橋~四天王寺

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 熊野古道を歩こうと、まずは京都市内の熊野社を巡ったのは10年前です。当時は、まだブログをはじめていませんでした。ホームページに記録は残っています。

 京都・東山にある熊野若王子(にゃこおじ)神社です。「京洛の熊野社」はコチラから。

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 大阪・天満橋にある「八軒屋舩着場の跡」の碑です。「永田屋昆布本店」の軒下に、今もあるはずです。「熊野九十九王子を往く、その1」は、コチラから。

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