鴛泊の旅館で食べた朝食です。卵かけご飯があれば、単純にうれしいです。
あれこれと並んでます。
セロリの漬け物がピカイチです。
サンマは塩気が強くて、飯が進んでしまいます。
コーヒーも飲み放題です。
利尻山に登った日は、午前5時に宿を出ました。当然、朝食には早すぎて、おにぎりを準備してくれてました。2個を漬け物とともにほお張りました。
さて準備万端、出発です。
深田久弥はその著「日本百名山」で、「利尻島はそのまま利尻岳であった」と表現しました。
雲の上に頭を付き出しています。「利尻富士」という愛称も納得の姿です。
新千歳空港を飛び立ったANA機は、羊蹄山(蝦夷冨士)を背後に海岸線を北上しました。彼方に利尻山が見えてきました。
東側に回り込むと、雲は晴れてきました。
鴛泊の集落からペシ岬が突き出しています。島の東北側は快晴です。南西側を覆っていた雲は利尻山にさえぎられてこちらには流れてきません。
利尻空港に到着です。吹き飛ばされそうな強風です。
東側からのランディング瞬間までは晴れ渡っていたピークですが、ターンした西端では雲の中。ターミナルに戻ってくるとかすかな雲の中と、空港を切れ目に雲がかかっていました。
時間があるので、レンタカーを借りて島内一周しました。
島の南側は、厚い雲の下。銘菓「白い恋人たち」のパッケージにも使われている「オタトマリ湖」からは、何も見えません。
北側の富士野園地です。吉永小百合主演の映画「北のカナリアたち」のロケ地です。
富士野園地展望台からの風景は、コチラをクリックしてください。
アドベンチャーレーサー、田中陽希さんの「日本百名山一筆書」の達成を記念するプレートもあります。
向こうは礼文方面ですが、残念ながら見えません。
積雪の多いシーズンに路肩を示す標識です。利尻山が埋まるわけではありません。
フェリーで礼文島に渡りました。カモメがいつまでも追いかけてきました。
海からきれいな稜線が立ち上がってます。
やっぱり、利尻島はそのまま利尻岳でした。