「熊野九十九王子を往く」というタイトルで、大阪・天満橋から始まる熊野街道(古道)を歩き始めたのは9年も前のことです。6回目に紀伊宮原まで達したものの、「これ以上の日帰りは無理」と中断してしまってました。
やはり達成したい熊野詣です。
中途半端な距離で残っている紀伊宮原から湯浅までの7キロほどを歩きました。日差しはそれほどではありませんが、まだまだ汗びっしょりとなる暑い日でした。
JR紀伊宮原駅は、9年前と同じでした。駅の横のアイスクリームの自動販売機まで、そのままでした。
ミカン畑の急坂を登り、糸我峠を越えました。
湯浅は醸造の町です。伝統的建築物群保存地区には、古い町家や土蔵が残されていました。