虫刺され・痒み止め 「ドクダミ・チンキ」をつくる

 2週間ほど前に山に登ったおり、知らない間に虫に刺されていました。左腕に10か所ほどポツポツと膨らみができて、1週間ほど痒みが止まりませんでした。
 これに懲りて虫刺され・痒み止めの「ドクダミ・チンキ」をつくりました。
 散歩コースの路上には今、あちこちにドクダミが白い花をつけています。これをいただいてきて、アルコール漬けにしました。1カ月以上寝かせておくと、効果を発揮してくれるようです。 

 十薬(ジュウヤク)とも呼ばれるように、殺菌・抗菌効果があり、塗布することで細菌の働きを抑制して肌荒れを予防する効果があるそうです。

 春の花は終わり、いま咲いている野草はドクダミとムラサキカタバミくらいです。

 袋一杯摘んできました。昨日の雨で洗われているので、そのまま使いました。

 花と葉を分けました。でき上がりの薬効が違うようです。茎は使いません。
 黄色い部分の花の集合体で、4枚の白い花びらに見えるものは「総苞(そうほう)」です。

 スーパーで一番安い焼酎を、百均で蓋つきビンとスプレーボトルを買ってきました。
 スプレーボトルにはでき上がったドクダミ・チンキを薄めて携帯するのに使います。

 アルコールは、焼酎でもホワイトリカーやブランデーでもOKです。35度あるのが欲しかったのですが、25度でガマンしました。

 450ccのビン2本に、900ccの焼酎がちょっと余りました。残りは、わたしの胃を消毒します。

 パソコンでラベルをつくりました。無料イラストをダウンロードしました。
 

 ビン詰めしたドクダミ・チンキです。
 1~3カ月すると完成するようです。この間、冷暗所に保存して、ときどきビンを上下してかくはんします。