【 paso a paso 3 2023/05/20-2 】
幸運を呼ぶ雄鶏「ガロ」の町、バルセロスまでは、ヴィーラ・ド・コンデから30キロほどあります。海岸を北上するコースト・ルートから、内陸を抜けるセントラル・ルートへとバイパスルートを進みます。
この区間はバス移動も想定していました。前回巡礼のフランス人の道のように、全行程をわが足で歩き切るといった強い意志はもはや持ち合わせていませんでした。でも、事前の調べでは、この区間のバス移動ルートは見つかりませんでした。
ヴィーラ・ド・コンデに観光案内所がありました。前日、たまたま前を通り飛び込みました。バルセロスまでのバスルートが知りたかったのです。
案内所のおばさんは親切で、あちこちに電話をかけて調べてくれました。隣町まで行けばバスはあるということで、ルートから時刻表まで丁寧に教えてくれました。
泊っていたオステル最寄りのSanta Claraでメトロを待ちました。まだポルトの郊外をウロウロしていたことになります。
終点のポーヴォア・デ・ヴァリジンまで乗ります。
ポルトで使ったカードに運賃をチャージして、乗車しました。
通勤時間帯のはずですが、乗客の姿はまばらです。
通勤ラッシュというのは存在しないのでしょうか。
終点のポーヴォア・デ・ヴァリジンで下車しました。
黄色い線をバスセンターまで歩きました。
駅前の通りを抜けていきます。
広場の向こうは市役所でしょうか。
公営市場です。この前にバス停があり、乗車することができます。でもバスセンターに直行してよかったです。
バスセンターが見えてきました。
バスセンターの電光掲示板には、予定のバスがありまえん。
教えられたのは9時ちょうど発のバスでした。
バスセンターの案内所に行ってみましたが、まだ開いていません。保安員のような男性がいたので、聞いてみました。
英語は通じません。ポルトガル語での会話なんて無理です。そこで飛び出した秘密兵器が、スマホに入れた「ポケトーク」という同時翻訳アプリです。これのおかげで、男性の説明が理解できました。
「ブラガ」と書いたバスがくるので、それに乗れということでした。
目的のバルセロスは、途中の駅だったわけです。
バスの発着本数は少なく、ガラーンとしていました。
朝食を食べたかったのですが、カフェなんかはありません。オステルでいただいてきたリンゴをかじりました。
時刻表通りにバスやってきました。
男性保安員も出てきて、「これだよ」と教えてくれました。親切でした。
運賃はバルセロスまで3.8€でした。
バルセロスが近づくと、ちょっと渋滞していました。
40分ほどでバルセロスに到着しました。