阿武山から摂津峡 冷し中華で冷やす

 「流水麺 冷し中華」をスーパーで見かけて買ってしまいました。どこか涼しいところでこれを食べようと考えて、阿武山から歩きました。本末転倒のようですが、摂津峡の水の流れを横目に汗だくの体を冷却しながらいただきました。
 ハムにキュウリ、チクワにゆで卵をトッピングした豪華版です。ピリ辛のための柑なんばも忘れませんでした。

 ラドラー(レモン・ビール)まで飲んで、サイコーです。
 サンティアゴ巡礼のポルトガルの道で、あちこちで飲んだ懐かしい味です。缶がひとつ、冷蔵庫に眠っていました。

 これだけを保冷バッグに詰め込んできました。
 ボトルの水を凍らせて、保冷剤代わりに一緒に入れてきました。

 賞味期限が迫っていたのですね。30%OFFでした。

 麺はほぐすだけでOKというのがウリです。まだ凍っているところもある冷たい水をもってました。麺にかけて冷しました。
 トッピングの具材は、家で切ってきました。

 ゆで卵はそのまま持ってきました。殻をむいて、半分に切って飾りました。
 若狭小浜産の柑なんばは、いろんな料理に登場させます。見た目(彩)よし、味よしの優れものです。

 思い通りのシチュエーションで食べることができました。


 【2023/08/28 09:19】
 JR茨木から阪急バスに乗って安威までやって来ました。

 阿武山は何回も登ってますが、このルートは初めてです。武士(もののふ)自然歩道と重なっています。

 急な階段も、長くは続きません。それでも汗が一気に噴き出しました。

 阿武山稲荷の赤い鳥居をくぐります。

 小さな祠がありました。

 目につくカラーです。ツユクサが咲いていました。

 稜線まで登ってきました。藤原鎌足の墓ではないかともいわれる阿武山古墳はここより南です。

 アセビ峠と名付けられた坂道です。

 汗びーっしょりで峠です。木彫が何体も置かれています。

 高槻の駅前タワーマンションが確認できます。

 ご神木が祀られています。

 【10:08】
 阿武山(281.1m)に着きました。三角点もあります。

 生駒山系の北部にある交野山や国見岳が見渡せます。

 下界よりはわずかに涼しいようです。

 建設中の安威川ダムの展望台ができているようです。

 600mほど下ります。

 途中に立派な舗装道路が現れました。

 目の前が安威川ダムのダム湖でした。

 ココから先は進むことができません。いずれはダムに降りられるようになるのでしょう。

 ロックフィルダムという石を積み上げたようなダムで、高さ76.5m。ダム湖が満杯になる総貯水容量は1800㎥もあるそうです。

 あちこちに標識を立ててここまで導いてきたのだから、仮設スペースとはいえベンチのひとつくらい欲しかったです。

 阿武山の山頂直下まで戻り、北へ下りました。開発途中で放棄されたような広いスペースです。

 関西大学のキャンパス前を横切ります。

 ヘクソカズラ(屁糞葛)とは、なんともな名をつけられたものです。サオトメカズラ(五月女葛)という別名もあるそうです。

 萩谷月見台という山中の住宅地から摂津峡に下ります。

 この辺りは東海自然歩道のルートです。

 せせらぎの音が聞こえるだけで、少しは涼やかに感じます。

 ヘルメット姿のカードマンのような目印地点です。

 白滝です。白い水が気持ちよく流れ落ちます。

 摂津峡と合流しました。

 夫婦岩の辺りで川原に降りました。

 わたしが履いている登山パンツは、ワークマン・プロのたったニイキュッパ(2980円)という優れものです。膝の部分にジッパーがついていて、切り離すことができます。

 靴を脱いで水に浸かりました。気持ちがよいです。
 ここで昼飯にしようと思いました。でもアブが飛んで来てうるさいので場所を変えました。

 この岩の上は座り心地はよくありませんが、昼飯には最適でした。

 ゆっくりと昼飯を食べて、摂津峡を上りました。向こうに三好山がそびえています。三好長慶が築いた山城跡があります。
 しかし、これから最も暑くなる時間帯に登る気は失せてしまいました。

 アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)と、これまた穏やからぬネーミングです。

 キクイモの花でしょうか。キクイモならチップスにしておいしくいただいたことがあります。

 フヨウ(芙蓉)も咲いてました。

 この黄色い花は?

 タンポポのようですが…。

 黄色い花の連発です。

 ルドベキアでおしまいです。

 【12:49】
 上の口でゴールとしました。阪急バスでJR高槻に戻りました。
 YAMAPを停止させようとしら、スタートしてませんでした。本日の記録はありません。

 よく似たルートを歩いた人の足跡をダウンロードして、一部を手書き修正しました。